岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

年末大掃除中、珍しいモノが・・

2006-12-30 17:53:13 | Weblog


これは、ナント木蝋(もくろう)のカタマリ。

欠けていて残念だが、元は20センチ四方、厚み5センチほど。マークは「マルイ」。私事で恐縮だが、昔、豊後高田に「向井採蝋所」という蝋屋があり、オーナーが愛媛出身(白滝)だったこともあって、父が後を引き継いだ。モチロン戦後の斜陽ですぐダメになり、プロパンに切り替えて生き延びたのだが。当時の製品が、ナマモノがまだ残っていたとは。このマルイは、何種かの製品デザインの一つ。輸出用は「MUKAIWAX」となっていた。

今朝の宇和盆地。

2006-12-29 13:10:30 | Weblog


全国的に冷え込んだ今朝、宇和でも昨夜半から雪になった。
決まって夜が静かだと、朝起きて積もっていることが多い。今回の積雪量はたいしたことないが、やっと冬らしくなった。もうじき正月。

光のページェント。

2006-12-29 12:36:01 | Weblog
こちらは、宇和島市南楽園(津島町)。22日の夜の一コマ。今年初めての試みだとか、告知が少なかったせいか広い庭園に人もまだら。もったいないような、得をしたような・・・。

二人一緒で。

2006-12-29 12:26:09 | Weblog
二人というのか、二匹なのか二頭なのか定かではないが、「招福河童」の名に恥じぬ見事な作品。こちらを幸せな気分にしてくれます。美味しい明浜のミカンも供えられて。

明浜の河童( かっぱ)像

2006-12-21 13:11:11 | Weblog
このニコニコ笑顔の河童さんは、西予市明浜町高山にある若宮神社でのヒトコマ。ここは、県下で唯一の河童の狛犬があることで有名。(全国では遠野と久留米?の三カ所とか)集落の中程にあるので外の人にはちょっとどこにあるのか分からないような場所。海岸集落の独特な迷路の如き先に小さな神社がある。軒を接する高山の集落には「傘いらずの町」という別名もあるそうだ。この像は、この神社に祭られている地元高山城主の子孫に当たる宇都宮家が奉納。

(仮)四国鉄道文化館、そのニ。

2006-12-18 11:35:57 | 建見楽学
場所はJR西条駅横の線路沿い。すぐ前に、戦前、昭和8年築の農業用倉庫などがある。(この建物も活用の方向)
で、この工法だが、一本の杉の途中までを縦にスライスし、曲げたところでダボ(栓、せんとも)を打ち留める。もう一本と両サイドでつなげば、アーチが出来上がる。その連続で大空間を確保し、中に車両を展示する計画。

(仮)四国鉄道文化館

2006-12-18 10:57:48 | 建見楽学
先日、16日現在の建築現場の様子です。おおよその骨組みが立ち上がってきました。日本初と言われるこの在来工法を使った木製アーチは、もっと話題になってイイ情報です。地元「新居(にい)森林組合」の協力で、地産地消をテーマに施工中〓

法華津峠の松村建築、その後。

2006-12-10 09:23:18 | 建見楽学
法華津峠展望台。

その後の調査で以下のことが判明。
発注者は宇和町卯之町で旅館業を営む富士廼家さん。先代の片山寿氏が松村正恒氏に依頼、昭和34年に完成した。(従って、あの日土小完成の翌年)
富士廼家は、大正2年の創業、地元では五十番の愛称(電話番号の関係)で親しまれている。郷土料理、なまず粥(かゆ)でも有名。
戦前期から、法華津峠に別荘があり、食堂を経営されていた。法華津湾を見下ろす絶景の地にあって、展望台の建設を企画したようである。
しかし、最もビューポイントである崖(がけ)の所には建てず、建物自体が邪魔にならないよう少し手前に控えて建てられている。オーナーの意思と松村美学が融合している、と言うべきだろう。
ちなみに、写真の丸窓の位置はトイレ。階段を上がり、屋上の展望台からは宇和海・法華津湾のパノラマが広がっている。