盛岡の近代建築、６

下の橋教会。

中津川のほとり、下の橋のたもとに可愛い教会が建っていた。
新建材の改修は残念だが、プロポーションが素朴でいい感じ。

盛岡の近代建築、５

正面性の強い６本の柱（オーダー）が迫力を見せていて、頭上中央のシンボリックなメダリオンと共に、銀行建築らしさにあふれている。

盛岡の近代建築、４

旧盛岡貯蓄銀行の建物。昭和２年建築。現在は盛岡信用金庫本店。

赤煉瓦の旧盛岡銀行と同じく、設計は葛西萬司。辰野金吾は大正８年に没している。

盛岡の近代建築、３

旧第九十銀行の建物。

ご当地出身の横浜勉という建築家の設計で、明治４３（1910）年の竣工。平成１６年に国の重要文化財に指定されている。
立ち寄ることは出来なかったが、現在は「もりおか啄木・賢治青春館」として、博物館になっている。明治から大正にかけて、二人は盛岡中学に学び、この町で青春時代を過ごした。
ここの名誉館長は、作家井上ひさし。

石川啄木は、明治１９年に生まれ、同３１年に盛岡中学へ。やがて俳人として名をなすも、同４５年に肺結核により若干２７歳で没する。

宮沢賢治は明治２９年生まれ。大正３年に盛岡中学を卒業。昭和に入り「雨ニモマケズ」を書くも、同８年、３７歳にて逝去。