岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

わらぐろの会の制服。

2008-11-01 23:59:20 | まちづくり


「宇和わらぐろの会」のヤッケにあるバックプリントは、遊墨画家・小倉無一氏の作。

もう直ぐ、3日には松山市のロープウェイ街で「城下門前市」があり、わらぐろの会も出店する。
ここ何年かは毎年出ているので、楽しみにして下さるお客様もあり、今年は餅まきもしようと準備にも熱が入っている。新米おにぎりや、会長の手作り藁製品“鶴、亀”の販売をする予定。

テレビ放映のお知らせ。

2008-11-01 23:01:52 | まちづくり


民放TVの人気長寿番組「遠くへ行きたい」の取材ロケがあったのは、先月の17日。
現在の案内人は俳優森田順平さん。
NHKテレビの大河ドラマ「篤姫」で伊達宗城役をされていて、初の“お国入り”なのだとか。

全国放映は、11月9日(日)AM7:30~。
ただし、愛媛は二週遅れの23日AM10:55~南海放送で。

もう何年前になるだろう。思えば有り難いご縁である。
飛騨世界生活文化館の名誉館長だった俳優渡辺文雄さんの知遇を得るきっかけとなったのが、「藁をツクネル青空工房」という企画で、飛騨高山に“わらぐろ”作りに出かけた。渡辺さんと言えば、芸能界きってのインテリ俳優にして「食いしん坊万歳」や「遠くへ行きたい」の人気番組をされた方。
そうして、宇和での“わらぐろ”の全国大会を約してお別れしたのだったが、やがて渡辺文雄氏は他界されてしまった。結局、渡辺氏の周囲の方のご好意により、2004年に日色ともえさんをお迎えして、「わらぐろミュージアム」の全国大会を実施出来たのだった。
そんなご縁を覚えていて下さったディレクターの方のお陰で、今回の取材企画となったのだから感謝するほかはない。

笠置峠古墳 -10

2008-09-24 11:50:07 | まちづくり


宇和盆地には、笠置峠古墳の他にも、各所に山田の小森古墳のような前方後円墳や、円墳の群集墳などが約60基確認されていて、そうした古墳文化と里山保全をイメージした「古代ロマンの里構想」が計画されている。
この笠置峠古墳の公園整備もその一環なのだが、住民参加による石張りや法面(のりめん)保護の作業工程が今後も続く予定。

笠置峠古墳 -8

2008-09-24 11:40:22 | まちづくり


この日は佐田岬半島くらいまでしかかすんで見えなかったが、よく晴れた日には、この頂きから遠く九州の国東半島が見える。

そうした光景を古代人たちがどういう気分で眺めたのか、想像してみるのも悪くない。ルーツとしての九州を意識し、かつまた南予で最も平坦地の広がる宇和盆地を足下に、その力を誇示するためであったか。
この地に立つと、古代における首長の気分が味わえるというものだ。

笠置峠古墳 -7

2008-09-24 11:32:42 | まちづくり


全長約45m(東西)、南北は約25mの古墳時代前期前半(4世紀前半)の前方後円墳で、西南四国では最古。

その時代から、ある程度の統治力を持った人物が、この肥沃な宇和盆地に存在していた証としてもとても興味深い埋蔵文化財。

笠置峠古墳 -6

2008-09-24 11:24:47 | まちづくり


南予唯一の竪穴式石槨。レプリカと言っても、全く本物と変わらない。こうした技術も凄いものだ。
実際の石室は、この直下に埋め戻されている。

従って、公園整備のために古墳の保護から盛り土がされているワケだ。