岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

(1)臼杵の紙雛

2008-02-24 06:37:46 | まちづくり


臼杵市には「竹宵まつり」という人気イベントがあるが、これは、後で考案された「紙雛(かみびな)」という人形。

聞けば、「竹宵まつり」というのは、大分県は昔から竹細工の伝統産業があり(愛媛と同じ似た境遇)、地域で人の手が入らず管理の行き届かない竹林の需要喚起という狙いもあって、厄介ものの竹を活用するために考案されたイベントだとか。
だから、ネーミングの女性的なイメージとは裏腹に、市内じゅうに灯りを灯す竹筒を何万個も置くために要する竹林伐採と竹筒作りは、結構重労働で、その殆どは男仕事。

そんなことから、高齢者や女性たちでも関われるイベントとして、新しく考案されたのがこの「紙雛」。
地域の環境問題から派生しつつ、様々な経験則を経て、次へのアイデアと進化していくサマは、聞いていて実に“まちづくり”そのものだと思った。素晴らしい。

ただ今、豊予海峡航行中。

2008-02-23 10:02:45 | Weblog


九四フェリーの船上からパチリ。今日は、結構海が荒れていて揺れる。「天気晴朗なれども波高し」である。

これから臼杵へ向かい、全国建築士連合会まちづくりセミナーに参加。町並み見学の後で、今夜は佐伯に泊。
臼杵と佐伯のまちづくり人との交流ツァーである。同行メンバーは「えひめ地域づくり研究会議」の仲間たち12名。

希望の島フォーラム 10

2008-02-18 00:59:04 | 建見楽学


この神社は、松原の美しい法王ヶ原にある弓削神社。

海岸は平成18年度環境省の「快水浴百選」に選ばれている。

木彫や飾り瓦など、手の込んだ拝殿はジャッキアップして修復工事中だった。

希望の島フォーラム 8

2008-02-18 00:51:38 | 季節感


この高浜八幡神社の参道には松並木があるが、やたらに松ボックリが鈴なりとなっていて気になった。
色目もあまり良くなかったので、ひょっとして種の保存のDNAが働いて、子孫を残すための現象でなければよいが、と。

希望の島フォーラム 7

2008-02-18 00:47:45 | 建見楽学


古色なスタイルの狛犬が居たので銘を見ると、文化三(1806)年の文字。今からざっと200年余り前。
願主は当村網屋惣兵衛となっていた。

この島は、瀬戸内海航路の中央に位置し、近世の頃に海産物でも商っていたのかと思わせる名ではある。