南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

春一番に乗って

2007-02-15 23:17:28 | Weblog
春一番が長崎にも吹いた。 
もうすぐはーるですねっと歌でも歌おうかと思ったら、春一番に乗って飛び込んで来たのは「長崎県庁裏金事件でついに一番目の逮捕者!」のニュース。 
春一番の次は二番だろうからこれから次々とやな逮捕者が出てくるのかな。 
長崎県庁は県民から騙し取った4億円をどう返還して行く気なんだろうか。 
これは裏金作りCEOであられる知事をはじめ県庁の全体責任として全職員で頭割りするしかないのではないか。 
しかも県民の血税である大事なお金なんだから分割で返還しようなんてことは神様が許しはしないと思う。 
それこそ職員おのおのが銀行から借りてでも即金で返還するのが筋ってものだろう。 
失業やリストラで生活が苦しくなりせめてもの生活費を借りようと銀行の窓口をたたいても、銀行というところはそんなに甘くない。 
本当に救いの手を差し伸べてあげなければいけない人々には決して金は貸してくれない。 
ところがそんな銀行が最も金を貸してくれるのが公務員なのである。 
長崎県庁の職員は紛れもなく公務員であるから「大切にしたい心と心」をキャッチフレーズとしている地元の地銀なんか喜んで貸してくれるはずである。 
その際、借入金書類の使途目的には「裏金返還金」という項目が適切じゃないだろうか。 
ニュースや報道記事を読む限りにおいてはその返還の仕方、責任の取り方で県民が納得するものは出ていない。 
たぶん知事や役職者たちが報酬を何パーセントか減額するという処分が、しかもほんの3ヶ月程度のものが報道されてごまかされかねない。 
あの人たちの高額報酬から数パーセントカットされたってへでもないはずだ。 
言葉では、県民の信頼を取り戻すため「全力で」という表現を使うからには県庁全職員の給与から3パーセントでいいから永久に寄付のための天引きを決定するくらいの誠意を見せて欲しい。 
毎月そうして積み立てられる寄付のお金で長崎県の福祉のために全額を使って欲しいものである。 
そんな時初めて長崎県庁は県民の信頼を取り戻せると思う。 
おそらくこれが実施されれば長崎県庁の職員になることを誇りに思う人は増えるであろう。 
だって全国初でしょう!県庁全員で毎月社会貢献の寄付を退職するまで実行している県なんて。 
日本を変えるのは長崎からかもしれない。
 
『災い転じて福となす』
一日も早くこんな春一番が長崎に吹くことを期待している。 
 

 
 


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