ここのところ毎日のように安倍晋三の顔をテレビで見る。
いかにも元気でヤル気満々のところを見せようとしているが、顔はむくんで頬は異常に赤く腫れているようにも見える。
アベノミクスとか造語まで作られて今年の流行語大賞でも狙うつもりなのかマスゴミも総力を上げてこの安倍晋三総理を後押ししている。
20兆円もの補正予算を組み節分の豆まきじゃあるまいしバラまくバラまく。
いったい誰の金だと思ってるんだろかこの人は。昔の総理時代に自分のことを権力の頂点に立つ人間とまで言い放っただけのことはある。総理になれば何だって好き放題やれると思い込んでいるに違いない。
夏の参議院選挙までにはどんな形にせよ景気が浮揚した錯覚でもいいから馬鹿な国民に持たせてしまえというのが狙いだろうが、誰が見たって馬鹿な人間が無責任に人の金をばら撒いている姿にしか見えない。
権力とは恐ろしいものでそれを誰も止めることができないというのが現実なのである。今回のバラマキも一般庶民には何のためにもならない。大企業と金持ちへの優遇措置に過ぎない。金持ちの年寄りが可愛い孫へ分け与える金に贈与税をつけなくするとか聞いて呆れる政策もある。公共事業に昔みたいに何兆円も撒けば利権に群がる族議員や官僚たちの思う壺になるのは目に見えている。とにかく経済対策として目一杯のばら撒きをした後はお約束の消費税増税が控えている。ばら撒きによって大企業、金持ちのを潤わせ、その後消費税増税によって弱者の一般庶民から税金をむしり取るのが安倍政権がやろうとしているとだ。そしてその後はTPPに参加して日本はアメリカの言いなりになり、金融、医療、社会保障、そして農業から食の安全に至るまで崩壊を余儀なくさせられることになるだろう。憲法は改正されやがて徴兵制により愛する家族を戦場に送る日もそう遠くないかもしれない。もちろん国民の大半が望む原発廃止も再稼働どころか新しい原発まで作ろうとしている。官邸前で何百万人が原発反対のデモをしようが所詮政治権力の前には何の効力も持たないのだ。
安倍晋三政権ではこともあろうにあの竹中平蔵が経済会議のメンバーに加わることになった。小泉政権時代に小泉純一郎と共に日本を奈落の底に陥れた張本人である竹中平蔵がまたゾンビの様に政権の中枢に舞い戻って来たならこれからはさらに格差社会は広がり市場原理主義、弱者切り捨てが加速されることになるだろう。
このような政権を作らないためにも今回の衆議院選挙はあったはずなのである。多くの国民は原発の再稼働に反対し、原発をゼロにすることを望み、消費税増税には断固反対し、TPPも断固反対だったのだ。
だからこそ小沢一郎を代表とする国民の生活が第一、日本の未来の党に政権を託そうと投票所へと足を運んだはずだ。過去の選挙では見たこともなかったような投票率の高さだったはずなのである。ところがマスコミ報道では戦後最低の投票率、自民党の歴史的圧勝であった。それもそのはず今回の選挙は選挙の全てを請け負っている株式会社ムサシによる不正選挙が行われた。有志による提訴が着々と進められているが国政選挙において不正が堂々と行われ不正により樹立された政党が政権を取ってしまうというのが今の日本の現状である。全てはアメリカのための不正選挙であり、既得権の犬であるマスコミもその片棒を担いだ形になっている。その証拠に今回の不正選挙問題はネットでは社会問題になり大きな動きが起きているにもかかわらずテレビ、大新聞は不正選挙に対して完全無視という立場を取り続ける。テレビ新聞報道を鵜呑みにし、それらの報道に疑う余地も持たないいわゆるB層と呼ばれる国民はまさか国政選挙で不正選挙など夢にも思わないはずだ。そもそも普通の人は選挙を取り仕切っているのは選挙管理委員会の国の機関であって、民間の一企業が全てを請け負ってやってたなんて知らされてもいない。
願わくば今回の不正選挙が裁判になり衆議院選挙が無効になり選挙のやり直しになって欲しいものだ。
今の安倍晋三政権は言わば不正選挙によって樹立された政権であって本当の政権としては絶対認められないものである。その政権によって日本経済は好き放題されようとしている。おそらく夏の参議院選挙でも不正選挙が行われるのは確実だ。そして衆議院、参議院で過半数を取る自民党は憲法を変え徴兵制も導入するだろう。TPPへの参加、原発再稼働、原発新設、消費税増税と突き進んで行くとはじめてB層の人々も覚醒するかもしれないがもうその時には手遅れなのである。