南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

今年のM-1グランプリ

2010-12-27 00:44:06 | Weblog
今年で終るM-1グランプリ。
毎年年末に行われて楽しみにしていたけどどうやら今年が見納めになった。
漫才師のひとつの目標みたいなものでM-1を獲ることで知名度もぐんと上がるし、翌年からの仕事量がぜんぜん違うらしい。
しかしその伝説もここ数年から少しづつ変わってきたみたいだ。
実際昨年M-1グランプリ獲ったパンクブーブーはそこまで売れなかったし、その前のノンスタイルも賞を逃したオードリーの方が断然売れた。
キングコングなどはM-1獲るのに必死になり過ぎて逆に見てるこっちが疲れてしまった。
今年は最後の年というわけでこの10年決勝まで行きながら連続してグランプリを逃し続けてきた笑い飯がデキレースというかお情けもあってグランプリに輝いた。
しかし、お笑い的にはスリムクラブというほぼ無名の沖縄出身のコンビの方がかなり面白かった。
今までにはない斬新な間が新鮮だったし、会場全体をスリムクラブの空気に変えてしまう何とも言えない不思議な力を持っていたように僕は感じた。
パンクブーブーなどは決勝のネタはほぼ同じパターンだったため全く笑えなかった。
だいたい芸人が芸人を審査するというのに無理がある。
しかもタモリ、さんま、ビートタケシ、クラスの芸人が審査するなら分かるが、今年は宮迫や大竹レベルじゃなんだかねって感じもした。
それに中田カウスじゃ時代的に審査は無理じゃないの感じるし、現にジャルジャルの面白さにはただ一人ついて行けてないようだった。
惜しくも今回はグランプリ逃したスリムクラブだけど、年明けにはかなりの仕事が入るはずである。
特にお昼の『いいとも』にはゲストで呼ばれると思うがそこでいかに印象つけるかで今後の躍進が期待できると思う。