南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

パフォーマンスも完全無欠森田健作

2009-10-15 21:33:02 | Weblog
「冗談じゃない!頭にきて眠れなかった。あの大臣の一言でパーだ」
テレビに向かって叫ぶ完全無欠の森田千葉県知事。
いかにも千葉県民の声を代弁しているかのような、みえみえのパフォーマンス。
眠れなかった?よく言うよだ。
毎日夜9時には床に就き早朝から起きる、生活習慣だけは健全な男が眠れなかったわけがない。
いつもなら8時間ほどの睡眠が7時間半程しか眠れなかったというのが本当のところだろう。
元々東京都選出の国会議員の頃には羽田のハブ空港化を推進していたくせして、つくづく森田健作はどういう根性しているんだろう?
剣道で鍛えた根性は・・・と言いたいところだろうが、その剣道も自称2段ということがばれてしまったし、その時の言い逃れも「俺が2段だと言っているから2段なんだ」とわけのわからないことを平気で口にしてしまうのであった。
完全無所属をうたいながら、自民党支部長として違法な企業献金を集めて、既に刑事告発を受けていながらも何の悪びれることもない。
公職選挙法違反なんてものは剣道2段の俺には通用しないんだとばかりの鼻息だった。
八ッ場ダム問題にしても選挙前と当選してからの態度は180度違う恐るべき二枚舌のパフォーマンス。
その場しのぎというのは森田健作のためにあるような言葉かもしれない。
眠れないほどに激怒したはずの森田健作は、前原大臣にありったけの愛嬌を振りまきこれ以上ないといわんばかりの笑顔で会見した。
最初からの狙いは見えており、怒りの会見をしたときから、前原大臣と会った時の豹変ぶりが手に取るように予想できた国民は多かったと思う。
千葉県の方々は何でこんな男が県知事でいるのを許しているのか理解に苦しむ。
アクアラインの通行料を安くしたくらいのことで魂まで売ってしまったんだろうか。
今回の総選挙で政権交代が実現した暁に、即座に首を切ってもらいたかったのが日本郵政の西川社長とこの完全無所属二枚舌県知事の森田健作だった。
森田健作がいまだ県知事の座を追われていないという事実は日本の法治国家としての姿勢が問われそうである。
前原大臣もわざわざ森田健作に気をつかうことなどせず、「あの大臣の一言でパー!って俺の一言で何がパーになったの?」くらい言ってやればよかっただろうに。
こんな二枚舌役者のパフォーマンスをわざわざニュースで流すことさえ無駄に思えてしょうがない。
今度森田健作のニュースが流れる時は「森田健作千葉県知事逮捕」の明るいニュースで世間を、そして千葉県民を喜ばせてあげてもらいたい。

http://montagekijyo.blogspot.com/2009/10/10.html