今、読んでいる本の中に、こんな事が載っていました。インターネットでサイトを見ている場面です。
「なんか、こういうの見てるとさ、一般の人たちがみんな評論家になっていくみたいで、どの情報を信じたらよいのか分からなくなるよね」
「このまま、日本中の人がホームページを開設したりなんかしたら、もう情報が多すぎて、結局は役に立たなくなっちゃうんじゃないかしら」
「今みたいに一部の人がやっている間は価値があるけれど。だんだん、自分の日記とか独り言みたいなことまで全部公開されて、つまり、みんながおしゃべり状態で、聴き手がいなくなっちゃうんだよね。価値のある情報より、おしゃべりさんの情報が優先されるんだから、しかたがないわ。でもそれはそれで、価値はないんだって初めから割り切れば、面白いんじゃないかしら。そんな気もする」
実は推理小説の中のせりふなんですが、今の情報化社会というのを恐ろしく感じました。
と言う、私もブログなんてものをやり始めたわけで、(私のはほんとに価値のないおばさんのおしゃべりでしかないのですから。でも心の中では、誰か読んでくれるかな?たくさん読んで欲しいななんて、思うわけで・・・矛盾!)
自己満足にならず、何かほんの少しでいいから、感動したり、共鳴したり、怒ったり、そんなものを届けることが出来るといいなあ・・・と、今日もブログを書くのです。