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書評『東大に2回合格した医者が教える脳を一番効率よく使う勉強法』(福井一成著)

2020-01-19 08:32:00 | 書評


「東大に2回合格した」というプロフィールに惹かれて、改訂版を読みました。

なぜ東大に2回? 文IIに現役で合格して、大学1年生の10月から理III(医学部)を目指して4ヶ月勉強して、見事合格したからです。

文系他学部に合格するというベースはあるものの、4ヶ月の勉強で大学受験の最高峰、狭き門の東大理IIIに合格したというのは、すごいことです。

読者ターゲットは、受験生です。「脳の仕組みや脳内物質を利用して効率よく勉強しよう」「脳を最大活用して合格しよう」という本です。

この本を大学受験生が読んで、このとおりに愚直に勉強したら、かなり学力が伸びるのではないかな、と思います。もしかしたら、東大もターゲットにできるかな、と思います。

あとは、この本を信じて、本当に実践できるか、です。科目別の勉強法もとてもわかりやすいです。受験時にこの本に出会える人は、幸せだと思います。

私は受験生ではありませんが、資格試験を勉強する上で、参考にできること、自分がやってきた方法が正しいことを再確認できました。

1)目と耳と手で集中力をアップさせる方法

五感を使って集中力を上げて勉強する方法として
“耳栓した状態で、参考書の文章を指でなぞりながら、ささやき声で読む”
という方法を挙げています。

指でなぞることが良いのか!なるほど!それは、やったことがなかったので、試します。

2)図表・写真やマンガ参考書を活用する

入門書として漫画を使うことがとても有効だということは、いろんな本で読んだことがあります。これは、漫画は右脳でイメージしながら読むことができ、右脳の長期記憶力も活用できるからなんですね。

漫画と基本書をセットで読む、これも、やってみたいと思いました。

3)使えば使うほど大きくなる海馬

著者は“受験勉強をすればするほど仕事ができる人間になる”と言っています。

私も、“資格試験の勉強をすればするほど、仕事ができる人間になる”と思って、勉強してきました。

私のこの考えは、脳の働きと一貫性があることなのだな、ということを確認できて、嬉しかったです。

4)英語は単語より、まずは英文法

これも、私の考えと同じです。

英語を勉強する人、特に、社会人になってから勉強する人は、英文法=実践では役に立たない細かいルールと考えて、英文法の勉強をきらいます。

しかし、英文法は、英語を話す、読む、聞く、書く際の基本的なルールであり、このルールをおろそかにしていると、4技法のどの勉強も頭打ちになってしまいます。

副業ではありますがTOEICの勉強を教える者として、英文法を丁寧に、教えていきたい。

英文法のベース作りが、得点アップにつながることを再確認できたことも、よかったです。

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