脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

心の砂漠『食べることへの恐怖そして・・・』 アルバイト先での事件Ⅰ

2014年09月06日 11時11分41秒 | 拒食症との戦い
妻がポツリと『同じバイト先のパートのおばさんのロッカーから財布の中の現金が無くなってんて・・ほんで防犯カメラにA香の後ろ姿が写っててんて・・あの子が言うにはロッカーは幾人かが共用してるらしいねんけど・・』いきなりの妻の言葉に絶句しました。気持ちを落ち着かせ『で・・あの子がやったと言うんか?』私の思いは複雑でした。”まさか”真面目で曲がったことが大嫌いな娘です・・しかし以前に私の銀のブレスレットが長女の鞄から出てきたことを思い出し『まさか・・人様の・・そんな事はあらへんやろ!』言葉では妻にそういい返したものの片方の心は複雑でした・・すると『実は・・私のネックレスもあらへんねん・・あれは私の母が誕生日に買ってくれた物ンで想い出もある大事なネックレス・・』妻のネックレスは金でした。(まさか・・換金目的?)一瞬、長女を疑った自分が悲しかったのも事実です。『A香に聞いてみる』私は客間で茫然と畳にしゃがみ込んでいる長女の隣に座った。『お母さんから聞いた・・』言葉を続けようとすると『ウチはやってない!!やってへんねん!!』それ以上もそれ以下もなく長女は黙ってしまいました。『わかった。お父さんはA香を信じてるから。』そう言って部屋を出ました。襖を開けると妻が立っていました。目には涙であふれています。長女が『拒食症』になって家の中の笑顔は消え涙で覆われ続けています。『どうしよ・・』とにかく娘を信じよう・・もし・・もし娘がやっていたとしても娘がやてないと言うなら信じよう。妻にはそう言うのが、やっとでした。翌日、長女は学校を遅刻し登校。帰ってきて妻に『バイト行くから送ってくれる?』そう言い妻はバイト先へ長女を送ったそうです。いつもは一言も話さない長女は、その日、車内で『ウチ・・やってへん・・そやから今日は行く。今日、休んだら盗ったって思われるやろ?』そう言ったそうです。『昨日はウチとD短期大学の新人アルバイトに、その盗ったって言ったパートのおばさん・・ウチがバイトに入る前にはO大学の男の子とパートのおばさんにオーナーの奥さん。防犯カメラって言うけどウチが入店してロッカー使うやん?そん時、携帯触っててん・・ウチの周りにD大学の子もおったし・・』ツラツラ話す長女に妻は『信じてるから・・』そう返したそうです。長女は、その日にバイトをしましたがオーナーの奥さん、パートのおばさんも長女に言葉1つかけなかったそうです。その夜・・『意地でも辞めへん!!』そう言っていた長女。ここのコンビニのオーナーの奥さんは長女がバイトを始めた当初は普通の体型でしたが痩せていくに従って『そんなに痩せて・・倒れられでもしたら困るわ』と言いながらもバイトの頭数が不足しているのでシフトには入れるのです。長女もバイトが当時は生きがいでもあったのですが・・・そんな矢先の事件。この事件まではバイト先の出来事を楽しそうに話してくれるようになり大阪のカウンセラーからは良い傾向です・・そろそろ次の波が来るでしょう・・と言われていましたが・・まさか?これが?その波なのでしょうか。私も妻も、もう本当にどうしていいのか・・そして、このころから次女の心にヒビが入っていたことを私達は知るよしもなかったのです。
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