脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

心の叫び『わかってほしい心』過去の出来事と妻の苦悩 セカンドプロローグ:拒食の山 8合目のエピソード

2014年09月23日 09時45分14秒 | 拒食症との戦い
平成24年11月2日の夜・・我が家の2階・・長女の部屋から、いきなり  ドンッ!何かの物が床に落ちる音がした。『何?』そう呟いた妻が2階に上がっていった途端『A香!!何してるの!?』大きな声で妻が叫んでいた”ドンッドンッ・・バタッ!”私も2階に駆け上がった。長女の部屋は床一面に衣類・・・そして鞄・・本棚も倒れ、ありと、あらゆる物が床の上に散らばっていた。『何をしてるの!!元に戻しなさいッ!!』妻が感情を露わにし叫ぶと『もう!ウチの居場所なんかない!!こんなもん!!』また何かを手に持ち床に叩きつけた。『物が壊れる!!床が・・』そう妻がいいかけると『ほーー?ウチより床が大事?そんなんやからウチの事なんか全然、わかってへんねん!!』そう言い部屋を急に出た長女はジャージ姿のまま外に出ていってしまった。もう辺りは暗く静かな住宅街・・そして警察からの電話・・・川に飛び込もうと叫んでいる娘は警官に保護され、そのままパトカーに乗せられました。『お父さん、お母さん、ひとまず署まで来てください。ご自宅から近いのですか?・・では後ほどで結構です。必ず来てください。』警官はそう言って、もう1台のパトカーに乗り込んだ。『お父さん!!』不安な表情で妻が言う・・『とにかく警察署に行こう』自宅に戻り次女も連れて警察署へ車を走らせた。誰も口を開こうとはせず妻も次女も、ただ窓の外を眺めているだけであった。警察署に着いて玄関に入るやいなや『離せーーーッ!!ウチに触るなっって言うてるやろーーーーー!!』娘の叫び声が署内に響きわたっていたのです。正面受付行くと娘の扱いに困っているという表情で婦人警官が『お父さんですか?お嬢さんは今、別室で保護してますが・・どうぞ、こちらへ』受付から少し入った廊下を歩くと部屋があり、オープンなドアの向こうに男性警官と婦人警官それぞれ2名が既に待機しているかのように座っていた。案内してくれた婦人警官が『こちらに入ってください。』私達3人は中に入り椅子に腰かけると、いきなり『お嬢さんですが・・先程から、あの調子です。』その表情は困り果て、すぐにでも連れて帰れと言わんばかりでしたが『あのような状況ですと・・また川に飛び込みかねません。』警官との、やり取りの最中でもドアの向こうから『ウチに触るなって言うてるやろーー離せーーーうりゃー!1もう!!』大きく叫ぶ娘の声が耳を突き刺すように入ってくるのです。『このまま署で預かることも出来ません・・かと言って御自宅に帰ると、また飛び出ることが予想されます。』婦人警官が言うので『では・・どうすれば?』静かに私が聞くと『このような場合・・誠に申し上げにくいのですが・・病院へ・・精神状態が普通ではありませんし・・』私達3人は何のことか一瞬、理解ができなかったのですが婦人警官は話を続け『K市に夜間でも受付してくれる精神病院があります。御両親が御承諾頂けるなら、こちらから病院へ・・』言葉をさえぎるように妻が『今からですか?ウチの子を・・それも精神病院やなんて・・嫌です。』少し間を置いて『しかし母さん・・この場は・・勿論、お連れし帰ってもらっても結構ですが、また飛び出て、こちらから出向くことになりかねませんし最悪、自殺・・も考えられます』私は(脅し?)そう思ってしまいました。
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