脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

妻との対話・・裁判に臨むこと・・そして娘に残すために。

2014年09月09日 11時29分10秒 | 裁判
昨日は次女の誕生日を祝うので久しぶりでしたが焼肉を食べに行きました♪脳出血で倒れ、そう言えば外で焼肉はしていませんでした。3人で囲み会話も弾んで本当に久しく楽しい食事ができました。昨夜は綺麗な満月を見ることができ気分も癒されお腹も満腹。自宅に戻って風呂に入り『お父さん!!ほら♪』風呂から上がると妻が缶ビールを手に持っていました。『脳外科の先生から時々なら良いって聞いてたやん?今日は飲みたい気分かな?って』ニコニコしながら私にビールをくれたのでした。”プシュッ♪”良い音が耳に心地よく思わず一口・・『クーーーーッ♪美味いなぁ~。』次女が横から『ウチも飲みたい♪』一口・・高校生ですが(ま・・誕生日だし)缶を渡すと『ゴキュっ』喉を通るビールの音が『うち・・オッサンみたいやな♪』久しぶりの笑い声が家のリビングをかけめぐりました。その日の夜、私と妻は、しんみりと穏やかに『A香も車買ってあげて喜んでくれた♪笑って使えるお金やったね。お父さん!!』何か喜びをかみしめるように『E香も、この前、一緒に百貨店行って誕生日プレゼント買ってあげたら嬉しそうやったよ♪小さい頃の、あの子の笑顔が蘇って・・変わらへん・・愛くるしい顔してた。』娘達の話を続けて行くうちに私が『今、会社相手に訴訟準備してるやろ?勝てば多額な金額が入るけど、その、お金って俺が使ったらアカンねん。もう働けなくなった父親であり夫が家族を守る最終手段のつもりや。勿論、あの子たちに裁判のことは言えへん。俺が死んだら、お母さんや娘達に・・生きてる間も、お母さんと娘達のために・・そう思ってる。』ポツリポツリ気持ちを話すと『私も・・同じや、あの子たちが結婚とか自宅の購入とか・・大きなお金がいることもあるやろ?お父さんに言ってないけど・・私も、自分の親から実は結婚するとき、まとまったお金もらってる。それは、この家の頭金にしたけど・・そやから、あの子たちにも、同じようにしてあげたい。』私は思っていたのです。裁判に、もし勝って多額なお金が入ったとしても、それを自分の贅沢に使うことはならないと・・神様が、そう言ってるような気がしてなりません。これまでの人生、人のために、どれだけ尽くしてきたのか考えると爪の垢ほどもないようなきがします。親孝行もロクにせず・・娘は拒食症・・まずは娘に与えること『愛』を忘れていたのかもしれないと・・少しの金額でも寄付もしたい。そんな気持ちもフツフツと湧いてきたのです。妻は『たとえ大きな金額もらっても、お父さん、生活水準は一緒やで。スタイルは変えるつもりはないねん。働ける時まで働くし・・一緒にお芝居とか旅行・・たまの外食くらいで十分。家も今のままでええ。車も今の軽自動車に乗ってると思う。な?ええやんな?』私は笑顔で返したのです。病気の前の私の気持ちが今でも残っていれば高級車を買って海外旅行も思う存分に行って高いブランド品や洋服買って・・・と思ったことでしょう。でも本当に必要なものが必要なだけあって、ほんの少し夫婦で穏やかな時間を使えるお金があればいいのです。あとは全部、娘達に残そう・・昨夜は妻と、そんな話をしていました。なんだか心が温かく穏やかになれた1日でした。
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