脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

塩〜っ!!((((;゚Д゚)))))))

2016年06月21日 11時30分11秒 | 急性期入院日記
脳出血で倒れて2週間過ぎた頃の話です(^^)漸く、病室の雰囲気も慣れペースト状の御飯から卒業した私は、粒の御飯が食べられる幸せを感じていたのです(^^)言語と嚥下トレーニングをして下さっていたリハビリの先生は中年の女性でした。とても親しみやすい方で『Yさん、どう?やっぱり御飯は御飯で食べるのがいいですね(^^)』確かにそうなんですが、とにかく味が薄いのなんの。いや薄くというより味がしない?って感じでした。リハビリの先生に『でも味が薄すぎて(。-_-。)』不満気に答えるわたしに『そうやね。でも塩分は控えないと、また倒れますよ。』こんな会話をしていたなか、ある日の夜。ベッドで寝ていた私は急に目が覚めたのです。理由は、とにかく塩を欲しくなって仕方がないのです。もう、身体が欲しているとは、この事で、とにかく塩!塩!塩!舌の先に耳かき程度でも良いので塩を舐めたくて舐めたくて(・・;)目を瞑ると、なんと塩の結晶みたいなのが映るほどでした。もう、我慢が限界でナースコール。看護師さんが病室に入ってこられるや否や『塩!塩はありませんか?ほんの少し舐めたくて!』私の要望に困り顔『塩のですか?もう深夜ですし(・・;)』私はギヤーギヤーとお願いしてるのとは対象的に坦々と答える看護師さんに対して無性に腹が立ってきたのです。人間、お腹が空くとイライラすると言いますが塩などミネラルが欠乏してもイライラするもんです。『とにかく、病院の近くのコンビニでいいので何か塩分のある食べ物買ってきて!!』しかし脳出血で倒れた患者に塩分の濃い食べ物を看護師として与える事は出来ないらしく『もう!舐めるだけ!食べないから!フライドポテトでも唐揚げでもいいから!』テレビのある棚の引き出しに財布があるので、そこからお金を出して買ってきてくれるよう泣きそうな顔で頼んだのです。『わかりました!少し待っていて下さいね。買って来ますから!』根負けした看護師さん、財布から千円札を取り出し病室を出て行きました。とにかく看護師さんの帰りが待ち遠しく私は、もう気が狂いそうな程、塩分を欲していて、身体中のイライラ感が半端ありません。役10分くらいでしょうか。看護師さんは唐揚げとフライドポテトを買って来て『これは特別ですよ。ドクターには決して言わないで下さいね!』おそらくドクターに知れると叱られるのかな?私は『もちろん。言いません!』そう答えると同時にフライドポテトに付着している塩を舐めたのです(o^^o)ほんのひと舐めしただけでしたが妙に落ち着きました。ほっと一息。フライドポテトは少し食べて唐揚げに移ると、やはり表面の部分をペロペロ。身体中の何かが変わっていくように、すーっとイライラ感が抜けていくのを感じたのです(o^^o)唐揚げは結局、一つも食べず、気持ちが落ち着いた私は、そのまま眠りに落ちました。人間は塩は絶対に必要です。その昔、塩が大変、貴重な物だったことを改めて感じた瞬間でした(^^;;
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リハビリ中に脱糞(・・;)

2016年04月24日 10時38分27秒 | 急性期入院日記
倒れて1ヶ月間は急性期期間です(・・;)とにかく、リハビリが結構、疲れますし辛いと言えば辛いのですが理学療法士、作業療法士、言語療法士の各先生方は私を励まし、いつも笑顔で接して頂いたせいか前向きにリハビリを取り組む事が出来ました。本当に感謝しかありません(^^)そんな、ある日の午後、いつもの時間に理学療法士の先生が『Yさん!来ましたよ!リハビリ行きましょうか!』いつも元気な先生(^^)ところが私は、その時、少し便意が出始めたのです。(え、リハビリ?どうしよう(・・;)う~ん、我慢出来るかな?)一応、オムツはしていますが(・・;)リハビリ時間は20分~30分ですし私は(この程度なら我慢出来るかな)と。『よろしくお願いします!(o^^o)』車椅子に乗りいつものリハビリ室へと移動しました。座る練習から立ち上がる練習、暫く立ち続ける練習とこなして『じゃ!Yさん!平行棒へ行きますね!』平行棒の長さは4メートル。平行棒に掴まりながら、その4メートルが当時の私にとっては100メートルに値するほどの体力が必要です(・・;)ホンマです!さて?平行棒の前に車椅子で向かうと『ではYさん、平行棒に掴まりながら立ち上がって下さい!』私は平行棒を掴み立ち上がろうとした、その時?プリッ(・・;)(え?もしかして?)小さなオナラと共に少しだけ、ウンチが出てしまったのです(・・;)戸惑った表情の私に理学療法士の先生が『どうしまさした?Yさん?』すると更に波のように便意が押し寄せてきたのです(・・;)(え?今?なんで?)もう無理、ブレーキは壊れました。(あ~っ!アカン!)お尻の緊張感は緩み、もうヤケです。その為にオムツもあるんやと(・・;)『Yさん?!え?もしかして?』私の何とも言えない表情と少しずつ香ってくる匂いで察したのか『一旦、病室に戻りましょう!』私は前は尿の管に尿の入った袋、後はオムツの中にウンチ(・・;)もう最悪。車椅子に乗ると何とも言えない感触。とんだリハビリとなったのでした。
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リハビリ初日(・・;)

2016年04月20日 09時24分10秒 | 急性期入院日記
脳出血を起こし救急搬送された病院は発症後、1か月をリハビリと治療を受け持つそうで、この時期を急性期と言うそうです(^^;;そして2か月目から転院し回復期と言われ約5か月に渡りリハビリを行なうのです(^^;;急性期での理学療法は主に座る、立つ、平行棒を使っての歩行訓練、後半は4本足付な杖歩行。またベッドから車椅子への移動練習、作業療法は掴む、離す(^^;;いわゆるジャンケンのグーとパーの繰り返しとか机の上に三角のコーン型の物を1つ1つ重ねたり、仰向けになって麻痺側の腕の運動とか(^^;;作業療法より理学療法の方が体力勝負でした(・・;)平行棒は約4メートルあり、そこを往復するのですが、たかが4メートルですが、とにかく進みません(・・;)あ、その前にリハビリ室でのリハビリ初日は座る、立つの練習でしたが座れないのです。隣りに理学療法士の先生が座ってくれるのですが、なんとか横に座った私を先生が安定させて『じや、Yさん!手を離しますよ(^^)
』先生が手を離し私の隣りから離れた途端、私は座っていられず、そのまま横に倒れていくのです。先生が思わず支えてくれたのを今でも覚えていますが『う~ん、やはり無理でしたね。、はいじゃ、平行棒へ移りましょう!』平行棒の前に車椅子を移動され私は平行棒を掴みながら立とうとするのですが?あれ!身体が?『う~ん、わかりました。では、こちらのベッドへ行きましょう』ベッドに寝かされ足の屈伸、腕の屈伸など行い初日は終了したのです(^^;;
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リハビリは自分との闘い(^^;;

2016年04月19日 07時42分37秒 | 急性期入院日記
平成25年6月16日午後7時半頃、職場で倒れた私は幸いにも短時間で病院へ到着。集中治療室で無意識の私に理学療法士の先生が手足を動かしてくれていたそうです(^^)妻の話だと、この時に動かしておかないと後々の動きに影響するらしく特に手足の屈伸運動が主でした。意識が戻り集中治療室から2人部屋へと移動してから本格的にリハビリが始まりました。身体を起こすことも出来ないので最初はベッドのうえでの手足の屈伸運動など(^^)そして、言語理学療法士の先生も。約10分くらいでしたね。或る日『明日からリハビリルームで行いますからね(^^)作業療法も始めますから(^^)』元気でハキハキと理学療法士の先生は笑顔で話してくれました。リハビリの大変さは、これからが本番なのです(^^)
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塩~っ!!

2016年04月17日 11時49分34秒 | 急性期入院日記
脳出血を起こし救急搬送され10日ほど過ぎ6人部屋へ移動したころ私はペースト状の食事ができるようになりました。言語療法士の先生から『焦らずゆっくりリハビリしましょうね。状況を見ながら普通の御飯を食べられるか、どうか判断しますから』言語療法士の先生は40代後半の女性でした。運ばれてくる食事はペースト状なので御飯は白、そして黄色のは南瓜でした。ヤクルトジョアとかヨーグルトが、あとは付いてくるだけ(・・;)そんな御飯が続いた、ある日の夜(・・;)急に塩分が無性に欲しくなったのです(・・;)体が欲しがるとは、このことで目を瞑ると塩の結晶が浮かび上がり、舌の感覚も塩を少しでいいので舐めた~イ!と訴えるような感覚(・・;)もちろん、眠れるわけでもなく、とにかく塩!塩!しお!あの辛さと舌に落ちる塩の感触が欲しくて欲しくて堪らないのです。(あ、そうや!)いつも、もしかの時に妻がベッドの隣にあるキャビネットの引き出しに幾らかのお金を用意してくれてたので(・・;)思わずナースコール(^^;;『どうしましたあ~?』担当の看護師さんが直ぐに来てくれた途端『塩分が欲しいンですー!』訴える 私に冷静な答えが『Yさん!塩分はダメです!血圧に影響 するものですし、脳出血で倒れた患者さんに(・・;)そんなもの出せません!』けんもほろろに断られましたが、もう塩!塩!の私は、『ほんのすこし、舌の先で舐めるだけやーっ!!お願いします!もう欲しくて欲しくて堪らなン!』と悲願しまくりました!すると『こんな時間に無理!』と断られました(・・;)時間は10時を過ぎたところ(・・;)『まだまだ!10時でしょ!病院の前の国道沿いにコンビニありますやん!フライドポテトとかチキンとか、食べません!舐めるだかたから買ってきてください!(・・;)』もう一度頼むと『今回だけですよ!(。-_-。)』と言ってキャビネットにある千円札を取り出し看護師さんは買いに走ってくれたのです。15分くらいでしたか、看護師さん、フライドポテトとチキンを買ってきてくれましたが、待っている間の15分間の長かった事(。-_-。)お釣りをキャビネットの中にしまってくれて『食べたらいけませんよ!舐めるだけですからね!』看護師さんが病室を出た後、フライドポテトをペロリ(^^;;人舐めすると?身体中に何とも言えない穏やかなものが駆け回ったのです。気持ちは落ち着き、ペロリと2回目、チキンの香ばしい香りを楽しみながらペロリと(^^;;病院の食事、特に私の食事には、おそらく?塩分は全く入ってなかったのかな?と。塩の禁断症状を初めて味わったのでしたぁ(^^;;
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