ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

早ければいいわけではない。

2006-03-18 | 腹腔鏡
名手と言われる人の手術は早い。しかし、早い手術が必ずしも良いとは限らない。
一番大事なことは、目的とする手術が確実に終わることである。次は、合併症、副損傷のないこと。できるだけ痛くないほうがいい。そして、術後癒着もなく出血も少ないのなら言うことはない。早さや経済性は、それから求めるべきものではないだろうか?

腹腔鏡下手術は時間がかかるものだ。手術時間は気になるが、時間は気にせず丁寧にやりたい。
早ければいいわけではない。早いだけのオペは危険きわまりない。

(腹腔鏡では早くすら出来ない人が多いのだが・・・しっかりブラックボックスなどで研修してください。)
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