ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

はじめにお読みください

健保連大阪中央病院に勤務するラパロスコピスト(腹腔鏡術者)のブログです。婦人科腹腔鏡下手術、子宮内膜症、慢性骨盤痛等の治療を専門としています。

このブログでは腹腔鏡下手術、子宮内膜症、子宮筋腫に関する基本的な事柄については解説していません。まず、下記のウェブサイトをご覧になることをお勧めします。
日本子宮内膜症協会
子宮筋腫・内膜症体験者の会 たんぽぽ

手術を希望される方はこちらをご覧ください。

医療相談、ご質問にはお答えしませんのでご了承ください。

おすすめの本はこちら?ブックス・ラパロスコピスト

大阪ハーフマラソン その4

2008-02-19 | 大阪日記
大阪ハーフマラソンが終わり、大阪国際女子マラソンのための準備がはじまった。とりあえず、ロープの外で待つ。どうも28キロ地点らしい。ワンセグ携帯でテレビを見ている人が「そろそろ来るで~」と話しているうちに、やってきたのは、トップを独走する福士加代子選手だ。

「がんばれ~!」
拍手と声援の中を福士選手が抜けていく。あとに続くランナーはまったくいない。独走状態だ。「福士飛ばしすぎやわ~。絶対潰れるでぇ~。」と観衆の一人がつぶやいている。(この時点では、軽やかに走っていたのだが・・・)

約2分ほど経ってから後続のランナーの一群がやってきた。

みんな速いなぁ・・・(あたりまえだ)

しかし、ランニングフォームだけをみてみると、どのランナーも軽く走っていて、力感、スピード感はない。ボーッとみていると、軽くジョギングしているようにしか見えないだろう。「あれで1キロ3分30秒くらいで走ってんやから、すごいなぁ。」と話している人がいた。

たしかに、すごい。彼女たちの走りを見てわかるように、マラソンは、スタミナとか筋力だけではない。まずは、バランス、柔軟性、脱力じゃないだろうか?「帰って、ストレッチとゆるトレでもしよ~」と思いながら足取りも軽く帰宅したのであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都でランニング

2008-02-17 | 出張日記
京都で開かれた日本産婦人科手術学会に参加した。昨日の当院の発表は昼過ぎに終わったので、京都の街を走ることにした。

伊藤先生に教わったとおり、堀川五条から五条通りを走って東へ。鴨川の東側の河川敷を北へ上った。鴨川~高野川の景色を楽しみながら宝ヶ池までやってくると、雪が降りはじめ、国際会議場のあたりを走るころには、前が見えないほどになってしまった。ここまでで12キロ。かなり厳しいが、ホテルまで走って帰るしかない。(こんなときに走ってるなんて、相当な物好きかもしれない。)

ここからは下りながら北山通りへ。ちょっと人が多いので走りにくくなったが、街並みがきれいで気分がいい。北山大橋を渡って鴨川の西側河川敷を下る。三条あたりまでやってくると、石畳でデコボコ、走れたものではなかった。おまけに暗くなってきたので転びそうで危ない。(ここはカップルが手をつないで歩くためにあるようだ。)仕方なく、西へ出ると、そこは木屋町であった。美味そうな香りが漂っている。まだ、人通りは少ないので走るのには問題なかった。灯籠の灯りに照らされて走るのはいいものだが、料亭が立ち並ぶ中を行くランナーは奇妙な存在だっただろう。

わけもわからず走っていたら、どうにか五条通りへ出た。ホテルまで帰ると走行距離は22.2キロ、時間は1時間55分、ペースは5分12秒/kmであった。この日は脱力とバランスをテーマに走ってみたが、まずまずである。このまま、あと20km走れそうな気がした。(そんなにフルマラソンは甘くはない。たぶん。)

「その街を走ると、自分の街になったような気がする」

焼肉をごちそうになりながら、伊藤先生にそう言うと、「それって犬が散歩して、自分のなわばりだと思うようなもんやね。」
おいおい、俺は犬かよ・・・でも、まぁ、そんなものかもしれない。

京都の街はいい。走るのには最高だな。チャンスがあったら、また走りたいものだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪ハーフマラソン その3

2008-02-15 | 大阪日記
森ノ宮の坂にやってきた。思ったより長くて急な坂だ。
「えっ、これ上がるの?」
まあ、行くしかないでしょう・・・レースでちょっと興奮気味なのか、いつも一人で走っているときと違ってバテない。坂でペースをどんどん落としていく人たちを尻目に、ガンガン上っていった。

15~20キロのラップタイムは22分46秒(4分33秒/km)、アップダウンがきついわりには、よくもまあ、こんなにペースをあげられるものだと感心。一ヶ月でほぼ300km走ってるもんね・・・。(走った距離は裏切らない by 野口みずき)

ラストの1キロは4分28秒/kmのペースまで上げて、ゴールイン。最後の500mは苦しくて、「ゴールまだかょぉ~?」とちょっと後悔しながら走り続けた。最後はペースを上げすぎたのか、走り終わったとき、左足の母指球に靴擦れができている。そういえば、ラスト2キロで足裏が痛くなった。ちょっと強引に行き過ぎだったかもしれない。

タイムは1時間42分16秒であった。目標の1時間40分には届かなかった、残念。でも、11月の西宮国際ハーフマラソンに出た頃の状態だったら、1時間45分は切れなかったのではないか?まぁ、それはともかく、大阪を走るのは最高の気分だ。来年も学会などと重ならないことを祈りたい。

ハーフマラソンが終わると、次は大阪国際女子マラソンだ。せっかくなので、トップランナーの走りを見てから帰ることにした。(続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪ハーフマラソン その2

2008-02-06 | 大阪日記
定時になりスタート、頭上をテレビカメラが動いていき皆がカメラに向かって手をふって走り出した。とにかく、すごい数の人なのでスタート地点に着くまでに一分近くかかる。スタートしても、道路がせまくて前に進めない。初めの1キロは6分もかかってしまった。

ゆっくり走っている人を追い抜こうと、ちょっとイライラしながら右へ左へ・・・。5キロの時点で27分40秒、スタートまでに一分弱のロスがあるので初めの5キロのペースは5分20秒/kmである。(遅すぎ・・・遅くとも4分50秒~5分/km以下のペースで走りたかったのだが・・・約2分遅い)これでは目標の1時間40分切りは難しい。すっかりモチベーション下がってしまった。

気分を切り替え、練習だと思って走ることにした。5キロを過ぎて自分のペースで走りやすくなってきたので自然にペースアップ、10キロまでのラップタイムは23分18秒(4分40秒/km)。まずまずのペースだが、そんなに飛ばしている感覚はない。身体は軽く、むしろこんなにゆっくりでいいのかな?という感じだ。

このままのペースで15キロまでやってきた。15キロのラップタイムは23分38秒(4分44秒/km)、正直のところ、全然しんどくない。こんなので21.0975キロが終わっていいのだろうか??

行っちゃおうかなぁ・・・?
(ちょっと、いっときますか?)と心の声。
はい、行っちゃいます

(そういえば、大阪城に入ってからの坂が・・・)そんなの関係ねぇ
と、15キロを過ぎて猛然とスパートしてしまった。(続く)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪ハーフマラソン その1

2008-02-05 | 大阪日記
1月27日、大阪ハーフマラソンに参加した。受付を済ませて軽くアップしたあとナンバーカードの番号毎に整列して長居陸上競技場へ入場。おおーっ、ここがあの世界陸上の開催された長居陸上競技場か・・・と感慨にふけっていると間もなくスタート時間に。

「スタート10分前です。」と会場内に放送された。いやおうなしに気分が盛り上がってくる。

「選手の皆さんはトラックを3周した後にゲートから外へ出てくださ・・・」
会場内がどよめく。(おや?そんなこと聞いてないけど?そのまま出るんじゃなかったっけ?)
「し、しつれいしました。選手の皆さんはそのまま外のコースへ出てください。」
会場内、大爆笑であった。

1時間後にスタートする大阪国際女子マラソン(3周後に外のコースへ出て行く予定)と間違えたのだろう。

しかしながら、このときには、さすが大阪!こういうときでもボケてくれるんだ!と感心した。とにかく、おかげで身体も気持ちもほぐれてスタートを迎えることができたのであった。(続く)



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする