ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

はじめにお読みください

健保連大阪中央病院に勤務するラパロスコピスト(腹腔鏡術者)のブログです。婦人科腹腔鏡下手術、子宮内膜症、慢性骨盤痛等の治療を専門としています。

このブログでは腹腔鏡下手術、子宮内膜症、子宮筋腫に関する基本的な事柄については解説していません。まず、下記のウェブサイトをご覧になることをお勧めします。
日本子宮内膜症協会
子宮筋腫・内膜症体験者の会 たんぽぽ

手術を希望される方はこちらをご覧ください。

医療相談、ご質問にはお答えしませんのでご了承ください。

おすすめの本はこちら?ブックス・ラパロスコピスト

まらしぃ

2017-05-28 | 大阪日記

ビルボードライブで、ヒューガルテンホワイトを飲みながら開演を待つ至福のひととき。


先日、“まらしぃ”さんのライブに行ってきました。“まらしぃ”さんは、動画投稿サイトでのアニメやゲーム音楽のピアノ演奏で有名な人ですが、私は年甲斐もなく結構好きなのです。

ライブでは、主に新しいアルバム“PiaNo Face"からの選曲でしたが、CDで聞くような正確でパワフルというよりは、少し遊び心が入った楽しい演奏会でした。

開演前に誰かがピアノを調律しているようで、何度も同じ音を出して何かを確認しているので、「あれはなんだ?」と思っていたのですが、実は、1回目のライブで弦を切ってしまったそうです。(多分、あれは、“まらしぃ”さん本人だったと思う)
まあ、あれだけ力強い演奏だったら仕方ないでしょう。

で、2回目のライブでもラスト前で、“まらしぃ”さんから、「悲しいお知らせが
、、、」、で、やはり弦が切れてしまったそうで、キーとアレンジを変えて、演奏、アンコール1曲と(弦が切れたお詫びに)もう一曲も無事終了。


メドレーの中に、「残酷な天使のテーゼ」や「太陽曰く燃えよカオス」もあり、演奏にトークに楽しいライブでしたが、欲を言えば、千本桜もやってもらいたかったかな。まあ、約80分、力強い演奏を楽しませていただきました。ああ、楽しかった、また、行きたい。

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『お返し』

2017-05-02 | 大阪日記

「人に害を与えようとして、結局自分に返ってくるような行為をすること」を『天に向かって唾を吐く』と言います。自分は決してそんなことはしてないと思う人は多いと思いますが、知らないうちに、そういうことをしてしまっていることは少なくないと思います。

そういう時に、吐いた唾が自分に返ってくるのは、実はラッキーなのかもしれません。それで、初めて自分が『天に向かって唾を吐いていた』ことが自覚できるからです。仮に、吐いた唾が自分に戻ってこなかったとしても、おそらく、いつかは全てまとめて自分に返ってくるのかもしれません。

そんなことになるのなら、唾を吐くたびに、自分に返ってきて痛い目に合う方がずっといいでしょう。そのたびに学ぶことができます。全ては必ず自分に返ってきます、たぶん。

無敵の経営(北川八郎著 サンマーク出版)より、
『若いときにはなかなか感じられないことですが、四十代後半から五十代前半あたりになってくると、人生の前半に自分が行ってきたことの「お返し」を受け取るようになります。どのようなことを思い、考え、言葉を口にしながら行動に移してきたのか…良きことも悪しきことも、これまで成してきたことが五十代以降の人生を形づくっていき、人生という道で見える景色を決めていきます。(中略)
『私たちは人生の前半に成したことを、人生の後半ですべて受け取る」
 今ある境遇も状況も、人に対する感情や対応、自分の考え方や健康まで、すべてそれまでに自分がやってきたことが、おもしろいくらいに人生の後半に反映されます。
 だからこそ、なるべく早い時期にその真理=法則を理解し、改められるところは改めて、人生の後半を過ごし、そのうえで経営にあたっていきましょう。』

 

無敵の経営 サンマーク出版

『歎異抄』第三章に、『「善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」しかるを世の人つねにいわく「悪人なお往生す。いかにいわんや善人をや」この條、一旦、その謂あるににたれども、本願他力の意趣に背けり。その故は、自力作善の人は、ひとえに他力をたのむ心、かけたる間、弥陀の本願にあらず。』とあります。

ここでいう善人は、手術室でいうならば、自力作善、すなわち自分の技術や努力を励みとし何とかすれば何とかなると思っている人のことです。手術が上手くいったときは、それは、自分が頑張ったからだと思い、周りの人や手術室の神様が助けてくれていたことを気がつくことはありません。「自分の力で手術ができた」と思っているならば、それは単なる思い上がりであって、実際には、自分のできること、したいこと、しなくてはならないことだけを(周りの人や手術室の神様に)させてもらってきたことを自覚しなければなりません。

逆に悪人は、「他力をたのみたてまつる」人であり、自分のしてきた手術が実は『おかげさま』であったということがわかっている人のことです。(上手くいかなかった時に他人のせいにしてしまう人のことではありません。そういう人は自分だけが上手くやっているのに他人が邪魔してると思っている善人だといえます。)

善人であるならば、自分でも気がつかないうちに毒を吐いて周りの人を傷つけてしまうかもしれません。自分を省みることがなければ、いつか手術室の神様から『お返し』をいただくことになるのでしょう。悪人になるのは、実は本当に難しいのです。

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手術室の神様

2017-05-01 | 大阪日記

私は、時々、手術室には『手術室の神様』がいると言ってます。これは、C.G.ユングのいうところの集合的無意識の一部からなるものなんだろうと思っています。大阪中央病院の手術室の神様は、優しく、厳しく、ときに不真面目で、ときに怖いです。

無敵の経営(北川八郎著 サンマーク出版)より、

『私たち人間の住んでいる社会は、一見、無秩序に構成されているように見えますが、昔も今も変わらない法則にのっとって成り立っています。それは、「人々の『心の思い』によって、この社会が成り立っている」ということです。(中略)人工的につくられて存在するものはすべて百パーセント、心の思いが行動となり、品物になって具現化されたものです。それは言い換えると、人が思わない人工的なものはいっさい存在しないということでもあります。社会は「心に思うことが形を成す」という実に簡単な仕組みでつくられているのです。』

『人生も四十歳を過ぎたあたりから、この世には目に見えない不思議な力があり、それが人生の成否に大きな影響を及ぼしていることを知っておいたほうがいいでしょう。その一つが、天が用意している「運の河」のことです。見えない透明な運の河が、人生の奥に流れているのですが、そのことを知る人と知らない人では、生き方に大きな差が出てしまいます。』

 
 
無敵の経営 北川八郎著 サンマーク出版
 
気をつけなくてはいけません。手術室の神様は、手術室だけにいるのではありません。外来や病棟にもやってくるみたいです。飲み会にもついてきたりします。上手くいった手術は、自分だけの手柄ではありません。手術室の神様が、こそっと陰で助けてくれてたりしていることをお忘れなく。
 
私はヨガなんかもしますので、おそらく、大阪中央病院の手術室の神様は、こんな感じなんじゃないかなと思います。
 
 
 

夢をかなえるゾウ

ども、みなさま、私の妄想にお付き合いいただきありがとうございます。お後がよろしいようで。

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