ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

私はやくざ?2

2005-09-20 | 腹腔鏡
もちろん、開腹手術でも術者は怒るときは怒る。でも腹腔鏡のときのほうが顕著だ。なぜだろう?腹腔鏡下手術では助手はスコープを操作する。つまり術者の目になっているのだ。開腹手術中にとんでもない方向へ顔を向けられたら?めちゃくちゃ怒るだろう。初心者、初級者が腹腔鏡の助手をするとそういうことが起こってしまう。

鉗子操作をさせたら、もっと大変だ。把持したり圧排できるまでに30秒もかかったら?それでもそれが的がはずれた操作だったら?それ以上言わないことにしよう。おまけに腹腔鏡下手術では使う機械もさまざまなものがあり開腹手術よりはるかに複雑である。

これが遊びだったら構わない。しかし人の命がかかっているのである。スタッフとしてちゃんとした仕事ができなかったら怒鳴られても仕方がない。だから明日も多くの術者がヤクザになる?
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1 コメント

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やくざ…(笑)ですか! (リンリン)
2013-08-21 23:29:46
blogに共感してしまい…。笑ってしまいました。
ナイスなスタッフさんですねぇ~♪
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