ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

はじめにお読みください

健保連大阪中央病院に勤務するラパロスコピスト(腹腔鏡術者)のブログです。婦人科腹腔鏡下手術、子宮内膜症、慢性骨盤痛等の治療を専門としています。

このブログでは腹腔鏡下手術、子宮内膜症、子宮筋腫に関する基本的な事柄については解説していません。まず、下記のウェブサイトをご覧になることをお勧めします。
日本子宮内膜症協会
子宮筋腫・内膜症体験者の会 たんぽぽ

手術を希望される方はこちらをご覧ください。

医療相談、ご質問にはお答えしませんのでご了承ください。

おすすめの本はこちら?ブックス・ラパロスコピスト

現代用語の基礎知識 大阪中央病院婦人科編 その4

2006-12-18 | 大阪日記
「ワニさん」

カールストルツ社のクリックラインシリーズの有鉤把持鉗子のこと。先端部分に歯がかみ合うような形で鉤があり、ワニの口のように見えるので、知らないうちに「ワニさん」と呼ばれるようになった。チョコレート嚢胞や筋腫の核出で用いられる。歯がついているので、まるでワニが食いついたかような把持力である。

先週、ちょっと調子が悪くなったので、スタッフに見てもらうと「あら?ワニさん、シッポ折れとる~!病院行きやわ~(修理に出すということ)」、まるで、動物園内の会話のようである。

「コブラ」

カールストルツ社のクリックラインシリーズの有鉤把持鉗子、コブラジョーのこと。先端部分に上1本、下2本の鉤があり、まるでコブラの口の形に見える。開閉する様はヘビのようでちょっと怖い(ウソ)。TLHの腟断端部の縫合などで用いる。

しかし、アヒルさんやワニさんと違って、なぜコブラには「さん」が付かないのだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする