EG23の続きです。‘easy’構文の特徴についてです。
(1)It is easy to drive this car. (このクルマを運転するのは簡単だね。)
(2)This car is easy to drive _. (訳同上)
‘easy’構文の特徴は、(1)のような文の、‘to’不定詞の中にある、目的語‘this car’を、 (‘it’を外して) ‘be easy’の主語位置まで移動させることで、(2)のような文を派生させる、ということでした。今回は、この移動に関して、さらなる確認です。
(3)It is difficult (for John) to deal with this problem. (〇)
(この問題は (ジョンには) 扱うのは困難だろうね。)
(4)This problem is difficult (for John) to deal with _. (〇) (訳同上)
(3)から(4)への変形も、OKです。‘difficult’「困難だ」も、‘easy’構文と同タイプの変形を許す仲間です。ポイントは、この構文の特徴として、‘for John’「ジョンには」が、オプションとして、参加することができる、ということと、‘deal with ~’「~ を扱う」などの前置詞の目的語でも、とにかく、目的語なら、移動がOK、ということですね。ただし、油断は禁物です。それは、以下のような場合があるからですね。
(5)It is easy (for Tom) to imgine [ (that) John loves Susan ]. (〇)
((トムには) [ ジョンがスーザンを愛している ] なんて、想像するのは簡単だよ。)
(6)Susan is easy (for Tom) to imgine [ (that) John loves _ ]. (×) (訳同上)
(5)はOKですが、(6)は、アウトになります。つまり、目的語なら、何でも移動して、OKにできるか、というと、‘that’節の中にある目的語の場合は、ダメなんです。しかし、これは、特定の移動変形 (疑問詞や、関係詞のような、いわゆる、‘wh-’表現以外の移動) の場合、ただ単に、‘that’節の中から、その外へは移動できない、という、別個に独立したルールがあるためです。 (EG83、参照。)
(7)It is impossible (for me) to persuade Mary to drive this car.
((ボクには、) メアリーに、このクルマを運転するように説得するなんて無理ですよ。)
(8)Mary is impossible (for me) to persuade _ to drive this car. (〇) (訳同上)
(9)This car is impossible (for me) to persuade Mary to drive _. (〇) (訳同上)
今度は、(7)をもとにして、(8)や(9)のように、変形させてみましたが、(8)と(9)、両方とも、OKです。‘impossible’「不可能だ」も、やはり、‘easy’構文と同タイプの述語です。(7)のような、「動詞+目的語+‘to’不定詞」の構文においても、目的語の移動は、OKです。(8)では、目的語の‘Mary’が移動の対象となっていますね。
そして、(7)の‘this car’も、一応、‘drive’の目的語です。そして、ちょっと、‘be impossible’の主語位置から、遠く離れてはいますが、‘that’節の介在がなく、単純に、‘to’不定詞の中からの移動になりますので、(9)のような文にしても、OKにすることができます。こういった観察からも、やはり、‘to’不定詞内における「目的語」というステイタスが、‘easy’構文にとっては、重要であることを示していますね。
(10)It is easy (for me) to cut a big tree with this sword.
((オレ様には、) この剣なら、大木だってブッタ切るのは簡単さ。)
(11)A big tree is easy (for me) to cut _ with this sword. (〇)
(12)This sword is easy (for me) to cut a big tree with _. (〇)
今度も、やはり、‘easy’構文における、‘to’不定詞の中からの目的語の移動を示す例ですが、(10)の‘cut a big tree with this sword’「剣で大木を切る」は、他動詞‘cut ~’の目的語‘a big tree’と、前置詞‘with ~’の目的語‘this sword’という、2つの目的語をもっています。
と言うことは、(7)から、(8)と(9)の2つが派生されるのと同様に、(10)からも、2種類の移動が可能ということですね。まず、(11)では、‘a big tree’が、移動の対象として選ばれていますが、もちろん、OKです。一方、(12)では、‘this sword’が、移動の対象として選ばれていますが、これも、何の問題もなく、OKになります。
(13)It is unpleasant for Mary to drive this car.
(メアリーには、このクルマを運転することは不愉快だ。)
(14)This car is unpleasant for Mary to drive _. (〇) (訳同上)
今度は、(13)から(14)への変形ですが、‘unpleasant’「不愉快だ」は、‘easy’構文としての述語の仲間ですので、‘to’不定詞‘to drive this car’の中からの目的語‘this car’の移動は、当然、OKですね。では、以下は、どうでしょうか。
(15)It is unpleasant for John for Mary to drive this car.
(ジョンにとって、メアリーがこのクルマを運転するなんて不愉快だ。)
(16)This car is unpleasant for John for Mary to drive _. (×) (訳同上)
ん?(16)は、アウトになるんデスカ?そうですね。まず、(15)を見ると、‘for John for Mary’というように、‘for’が、2つ並んだカタチになっています。この‘for’は、それぞれ、文法的なステイタスが違っていて、‘for A for B’の語順で見た場合、必ず、‘for A’の方が、「A にとって」の解釈になりますが、一方、‘for B’の方は、「B が」という解釈になります。 (EG43、参照)
このように、‘for A for B’のように、‘for ~’が、2つ現れるケースにおいては、‘easy’構文の移動は阻止される、ということなんです。そこで、とりあえず、(16)の例からは、そういったことが言えるんですが、しかし、もうちょっと、他のケースも、考えてみたいと思います。
(17)Oh! It snows in June. (オオ!6月に雪が降るとは。)
(18)It is impossible for it to snow in June. (6月に雪が降るなんて、アリエナイ。)
(19)June is impossible for it to snow in _. (×) (訳同上)
(17)のような文をもとにして、(18)では、‘for it to snow’というように、「主語・述語」の関係を表現しています。そこで、(18)から、(19)の変形ですが、何と、アウトなんです。もちろん、注目すべきポイントは、(18)で、別に、‘for A for B’「A にとって B が ~」のように、‘for ~’が、2つ現れているわけではないし、‘June’「6月」は、前置詞‘in ~’の目的語なので、‘June’の移動は、可能であるはずなんですが、やはりアウトなんです。これは、一体、どういうことなんでしょうか。
そこで、(18)と(19)における、‘for it’の意味に着目してもらいたいのですが、これは、もちろん、もととなった、(17)の‘it snows.’「雪が降る」の主語‘it’は、単純に、代名詞の‘it’「それ」というわけではなく、特に、何かを指して、具体的な意味内容をもっているわけではありません。
ただ単に、‘snow’という動詞は、無条件に、‘it’を主語に置く、という約束ごとが最初にあるから、そうしているにすぎないわけです。ですので、このような‘it’は、全く文脈など必要とせず、いきなり現れても、一向に構わない、いわゆる、単純な「代名詞」とは異質な、主語専用の‘it’なんですね。
この‘it’は、もちろん、‘for it’「‘it’にとって」などとしても、意味不明です。つまり、「~ にとって」とは、解釈できないわけです。でも、だからと言って、「‘it’が」としても、やはり、同様に、意味不明ではあるのですが、しかし、少なくとも、機能的な面から考えて、動詞‘snow’に対する、「主語」としてのステイタスは保持している、とハッキリ言えると思います。さらに、以下も見ましょう。
(20)There are many flies in the kitchen. (その台所には、ハエがいっぱいいる。)
(21)It is unpleasant for there to be many flies in the kitchen.
(その台所に、ハエがいっぱいいるなんて不愉快だな。)
(22)The kitchen is unpleasant for there to be many flies in _. (×) (訳同上)
やはり、(20)をもとにした(21)から、(22)を派生する変形も、アウトになりました。これは、もちろん、‘there’構文の‘there’は、主語専用の表現であり、かつ、‘for there’「‘there’にとって」の解釈は、意味不明だから、ということのようですね。 (‘there’構文については、EG31、EG74、参照。)
そこで、(15)や(16)にもどって考えると、‘for A for B’「A にとって B が ~」のように、2つの‘for’が並んだ場合、必ず、‘for A’は、「~ にとって」の解釈になり、一方、‘for B’は、真の意味で、‘to’不定詞の主語としてのみ、はたらくことを強制されるわけですから、いわゆる、これら2つの‘for’は、それぞれ、「~ にとって」でも、「~ が」でも、どちらにでも、好き勝手に解釈できるような‘for’ではありません。
これに対して、OKである、(4)、(8)、(9)、(11)、(12)、(14)の例では、全て、‘for ~’の部分が、‘to’不定詞の主語として機能しながらも、一方、「~ にとって」の意味に解釈することも可能です。ですので、どうやら、‘for ~’が、こういった、「~ にとって」の解釈に逃げ込む余地がない、というような状況が、(16)、(19)、(22)を、アウトにする決め手となるようです。
(23)「~ にとって」の意味に解釈できないような、‘for ~’ (完全に
‘to’不定詞の主語としか解釈できないような‘for ~’) がある
場合、‘easy’構文における‘to’不定詞内の目的語は、移動させ
ることができない。
今回のポイントは、‘easy’構文の特徴である、‘to’不定詞の中にある目的語の移動が、不可能になるような障壁の存在です。「‘for’~‘to’不定詞」のカタチにおける‘for’が、明らかに、「~ にとって」と解釈できない場合、こういった移動をブロックする環境が形成される、ということです。
普通、この‘for ~’は、「~ にとって」でも、「~ が」でも、どちらにでも、好き勝手に解釈できる場合が、多いのですが、今回示したように、そうはいかない場合もあるので、明らかに、「~ にとって」の意味に解釈できないような、‘for ~’ (完全に‘to’不定詞の主語とだけしか解釈できないような‘for ~’) であるかどうか、考えて、移動の可否を決定するようにして下さい。
●関連 :EG23、EG31、EG43、EG74、EG83
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(1)It is easy to drive this car. (このクルマを運転するのは簡単だね。)
(2)This car is easy to drive _. (訳同上)
‘easy’構文の特徴は、(1)のような文の、‘to’不定詞の中にある、目的語‘this car’を、 (‘it’を外して) ‘be easy’の主語位置まで移動させることで、(2)のような文を派生させる、ということでした。今回は、この移動に関して、さらなる確認です。
(3)It is difficult (for John) to deal with this problem. (〇)
(この問題は (ジョンには) 扱うのは困難だろうね。)
(4)This problem is difficult (for John) to deal with _. (〇) (訳同上)
(3)から(4)への変形も、OKです。‘difficult’「困難だ」も、‘easy’構文と同タイプの変形を許す仲間です。ポイントは、この構文の特徴として、‘for John’「ジョンには」が、オプションとして、参加することができる、ということと、‘deal with ~’「~ を扱う」などの前置詞の目的語でも、とにかく、目的語なら、移動がOK、ということですね。ただし、油断は禁物です。それは、以下のような場合があるからですね。
(5)It is easy (for Tom) to imgine [ (that) John loves Susan ]. (〇)
((トムには) [ ジョンがスーザンを愛している ] なんて、想像するのは簡単だよ。)
(6)Susan is easy (for Tom) to imgine [ (that) John loves _ ]. (×) (訳同上)
(5)はOKですが、(6)は、アウトになります。つまり、目的語なら、何でも移動して、OKにできるか、というと、‘that’節の中にある目的語の場合は、ダメなんです。しかし、これは、特定の移動変形 (疑問詞や、関係詞のような、いわゆる、‘wh-’表現以外の移動) の場合、ただ単に、‘that’節の中から、その外へは移動できない、という、別個に独立したルールがあるためです。 (EG83、参照。)
(7)It is impossible (for me) to persuade Mary to drive this car.
((ボクには、) メアリーに、このクルマを運転するように説得するなんて無理ですよ。)
(8)Mary is impossible (for me) to persuade _ to drive this car. (〇) (訳同上)
(9)This car is impossible (for me) to persuade Mary to drive _. (〇) (訳同上)
今度は、(7)をもとにして、(8)や(9)のように、変形させてみましたが、(8)と(9)、両方とも、OKです。‘impossible’「不可能だ」も、やはり、‘easy’構文と同タイプの述語です。(7)のような、「動詞+目的語+‘to’不定詞」の構文においても、目的語の移動は、OKです。(8)では、目的語の‘Mary’が移動の対象となっていますね。
そして、(7)の‘this car’も、一応、‘drive’の目的語です。そして、ちょっと、‘be impossible’の主語位置から、遠く離れてはいますが、‘that’節の介在がなく、単純に、‘to’不定詞の中からの移動になりますので、(9)のような文にしても、OKにすることができます。こういった観察からも、やはり、‘to’不定詞内における「目的語」というステイタスが、‘easy’構文にとっては、重要であることを示していますね。
(10)It is easy (for me) to cut a big tree with this sword.
((オレ様には、) この剣なら、大木だってブッタ切るのは簡単さ。)
(11)A big tree is easy (for me) to cut _ with this sword. (〇)
(12)This sword is easy (for me) to cut a big tree with _. (〇)
今度も、やはり、‘easy’構文における、‘to’不定詞の中からの目的語の移動を示す例ですが、(10)の‘cut a big tree with this sword’「剣で大木を切る」は、他動詞‘cut ~’の目的語‘a big tree’と、前置詞‘with ~’の目的語‘this sword’という、2つの目的語をもっています。
と言うことは、(7)から、(8)と(9)の2つが派生されるのと同様に、(10)からも、2種類の移動が可能ということですね。まず、(11)では、‘a big tree’が、移動の対象として選ばれていますが、もちろん、OKです。一方、(12)では、‘this sword’が、移動の対象として選ばれていますが、これも、何の問題もなく、OKになります。
(13)It is unpleasant for Mary to drive this car.
(メアリーには、このクルマを運転することは不愉快だ。)
(14)This car is unpleasant for Mary to drive _. (〇) (訳同上)
今度は、(13)から(14)への変形ですが、‘unpleasant’「不愉快だ」は、‘easy’構文としての述語の仲間ですので、‘to’不定詞‘to drive this car’の中からの目的語‘this car’の移動は、当然、OKですね。では、以下は、どうでしょうか。
(15)It is unpleasant for John for Mary to drive this car.
(ジョンにとって、メアリーがこのクルマを運転するなんて不愉快だ。)
(16)This car is unpleasant for John for Mary to drive _. (×) (訳同上)
ん?(16)は、アウトになるんデスカ?そうですね。まず、(15)を見ると、‘for John for Mary’というように、‘for’が、2つ並んだカタチになっています。この‘for’は、それぞれ、文法的なステイタスが違っていて、‘for A for B’の語順で見た場合、必ず、‘for A’の方が、「A にとって」の解釈になりますが、一方、‘for B’の方は、「B が」という解釈になります。 (EG43、参照)
このように、‘for A for B’のように、‘for ~’が、2つ現れるケースにおいては、‘easy’構文の移動は阻止される、ということなんです。そこで、とりあえず、(16)の例からは、そういったことが言えるんですが、しかし、もうちょっと、他のケースも、考えてみたいと思います。
(17)Oh! It snows in June. (オオ!6月に雪が降るとは。)
(18)It is impossible for it to snow in June. (6月に雪が降るなんて、アリエナイ。)
(19)June is impossible for it to snow in _. (×) (訳同上)
(17)のような文をもとにして、(18)では、‘for it to snow’というように、「主語・述語」の関係を表現しています。そこで、(18)から、(19)の変形ですが、何と、アウトなんです。もちろん、注目すべきポイントは、(18)で、別に、‘for A for B’「A にとって B が ~」のように、‘for ~’が、2つ現れているわけではないし、‘June’「6月」は、前置詞‘in ~’の目的語なので、‘June’の移動は、可能であるはずなんですが、やはりアウトなんです。これは、一体、どういうことなんでしょうか。
そこで、(18)と(19)における、‘for it’の意味に着目してもらいたいのですが、これは、もちろん、もととなった、(17)の‘it snows.’「雪が降る」の主語‘it’は、単純に、代名詞の‘it’「それ」というわけではなく、特に、何かを指して、具体的な意味内容をもっているわけではありません。
ただ単に、‘snow’という動詞は、無条件に、‘it’を主語に置く、という約束ごとが最初にあるから、そうしているにすぎないわけです。ですので、このような‘it’は、全く文脈など必要とせず、いきなり現れても、一向に構わない、いわゆる、単純な「代名詞」とは異質な、主語専用の‘it’なんですね。
この‘it’は、もちろん、‘for it’「‘it’にとって」などとしても、意味不明です。つまり、「~ にとって」とは、解釈できないわけです。でも、だからと言って、「‘it’が」としても、やはり、同様に、意味不明ではあるのですが、しかし、少なくとも、機能的な面から考えて、動詞‘snow’に対する、「主語」としてのステイタスは保持している、とハッキリ言えると思います。さらに、以下も見ましょう。
(20)There are many flies in the kitchen. (その台所には、ハエがいっぱいいる。)
(21)It is unpleasant for there to be many flies in the kitchen.
(その台所に、ハエがいっぱいいるなんて不愉快だな。)
(22)The kitchen is unpleasant for there to be many flies in _. (×) (訳同上)
やはり、(20)をもとにした(21)から、(22)を派生する変形も、アウトになりました。これは、もちろん、‘there’構文の‘there’は、主語専用の表現であり、かつ、‘for there’「‘there’にとって」の解釈は、意味不明だから、ということのようですね。 (‘there’構文については、EG31、EG74、参照。)
そこで、(15)や(16)にもどって考えると、‘for A for B’「A にとって B が ~」のように、2つの‘for’が並んだ場合、必ず、‘for A’は、「~ にとって」の解釈になり、一方、‘for B’は、真の意味で、‘to’不定詞の主語としてのみ、はたらくことを強制されるわけですから、いわゆる、これら2つの‘for’は、それぞれ、「~ にとって」でも、「~ が」でも、どちらにでも、好き勝手に解釈できるような‘for’ではありません。
これに対して、OKである、(4)、(8)、(9)、(11)、(12)、(14)の例では、全て、‘for ~’の部分が、‘to’不定詞の主語として機能しながらも、一方、「~ にとって」の意味に解釈することも可能です。ですので、どうやら、‘for ~’が、こういった、「~ にとって」の解釈に逃げ込む余地がない、というような状況が、(16)、(19)、(22)を、アウトにする決め手となるようです。
(23)「~ にとって」の意味に解釈できないような、‘for ~’ (完全に
‘to’不定詞の主語としか解釈できないような‘for ~’) がある
場合、‘easy’構文における‘to’不定詞内の目的語は、移動させ
ることができない。
今回のポイントは、‘easy’構文の特徴である、‘to’不定詞の中にある目的語の移動が、不可能になるような障壁の存在です。「‘for’~‘to’不定詞」のカタチにおける‘for’が、明らかに、「~ にとって」と解釈できない場合、こういった移動をブロックする環境が形成される、ということです。
普通、この‘for ~’は、「~ にとって」でも、「~ が」でも、どちらにでも、好き勝手に解釈できる場合が、多いのですが、今回示したように、そうはいかない場合もあるので、明らかに、「~ にとって」の意味に解釈できないような、‘for ~’ (完全に‘to’不定詞の主語とだけしか解釈できないような‘for ~’) であるかどうか、考えて、移動の可否を決定するようにして下さい。
●関連 :EG23、EG31、EG43、EG74、EG83
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