D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

Weightless('11)/Animals As Leaders

2013-02-11 15:21:15 | band
先週からずっと寒くて、何をやっても寒くて、寒くてたまりませんぜ。
きょうは久々に陽が照っていますが、やっぱ寒すぎ。
閑話休題。

これは出てすぐ手配し、一度聴いた後、随分寝かせたままでした。
余りにも1st作と印象が同じで、全く新鮮味が感じられなかったからでしょうかね。
進歩とか変化なんてのは音からは識別できません。
・・むしろ音の存在そのものが異形だもんで、変り様がないのかな。

少なくとも、ポップとか軽妙な心地よさ、なんてのは皆無なんですよ。
そゆのを求める向きとは、多分相容れない音じゃないかなと思います。

personnel:
Tosin Abasi(g)
Navene Koperweis(d)
Javier Reyes(g)

相変わらず、掴み所が無く、千変万化なリズム&メロディが炸裂してます。
この人達って、一体どんなタイム感で思考してるんだろ?

なおこの作品収録時より、ドラムスが現在の方とチェンジしてるようですね。

tracks:
1.an infinite regression
2.odessa
3.somnarium
4.earth departure
5.isolated incidents
6.do not go gently
7.new eden
8.cylindrical sea
9.espera
10.to lead you to an cverwhelming question
11.weightless
12.david

なんかね、久々に聴いてみると“サカナクション”とチョイ被る部分が垣間見られるような気がしました。
某音楽誌にアバシのインタヴューが載っておりまして、彼の言によれば“エレクトロ・ミュージック”が大好物との事らしく、デモなんかも基本打ち込みリズムで変拍子を交えた複雑な構成にまとめて行くのが好きだそう。
・・さもありなん、て感じですねえ、まさに。

リズム以外に、ベースも打ち込みで、ライヴでも同期させて演ってるようです。
それだけに、これだけ手の込んだ構成を現場で再現してる事自体がアンビリーバボー!!

Ibanezの8弦モデルで、縦横無人に駆け巡る偏執的複雑怪奇なメロディが、何とも言えず“異形”です。


・・違和感ゼロな自分自身が怖い。

Animals As Leaders - "Odessa" (official stream)


Animals As Leaders - Isolated Incidents (Live)


昨年、東京だけの初来日公演を果たしたそうで、観に行けなかったのがちと残念す。


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