D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

Animals As Leaders('09)/Animals As Leaders

2011-02-20 10:22:12 | band
the Light of Other Days


・・なんか凄いの発見。
尼のレコメンドで、そそるジャケと煽り文句に惹かれ、思わず手を出してしまいました。
“Animals As Leaders”って作品がそれ。
Wikiで調べてみたら、Tosin Abasiってギタリストのソロ・プロジェクトとして制作された作品のようです。
オール・インストで、インダストリアル&ドゥームな雰囲気のギターオリエンテッドなプログレ・メタルって感じ。
この作品は、'09年に出た1st作との事。

personnel:
Tosin Abasi(g,b,all music)
Misha Mansoor(kb,d,programming)

このキーマンである“あばし”って方はアフリカ系のヤンキーで、生年は不明ですが、ワシントンD.C.出身の模様。
以前はRefluxというメタルコアバンドで活躍してたようです。
Atlanta Institute of Musicでクラシック系の音楽教育を仕込まれたというバックグラウンドを持つようです。
この作品中でも、ガットギターでのソロ演奏ぽいのもあったり、知的な雰囲気が凄くします。
で、彼の特徴として、8弦や7弦といった多弦ギターを多用していることが挙げられてますね。
IbanezやEastmanなどの特注品を使用してるようです。

・・なかなか、ええ感じです。(笑)

また、バンドとしては、現在?Javier Reyes(g)、Navene Koperweis(d)らと行動を共にしているみたいです。


【LtoR:Reyes,Abasi,Koperweis】

tracks:
1.Tempting Time
2.Soraya
3.Thoroughly at Home
4.On Impulse
5.Tessitura
6.Behaving Badly
7.The Price of everything and the Value of nothing
8.CAFO
9.Inamorata
10.Point to Point
11.Modern Meat
12.Song of Solomon

いわゆるプログレメタル系と呼ばれる中でも、実は色々あって、その音楽性は一括りにするのには無理があります。
全く感性だけで何も考えないで演ってる連中もあれば、考えすぎて自爆してるってのも(笑)あったり。
で、このアバシ氏は、かなりバランスの取れた音楽性の持ち主のようで、しかも次世代的な趣向が濃く、かなり近未来的な雰囲気が感じられます。
煽り文句には“Dream Theater的”とあったのですが、サウンド的には確かに共通する部分もありますし、奴らの進化の一つの方向性としては被る部分もあります。
しかしながら、カオス的というか非グローバルというか、人外魔境的サウンドを標榜しているようで、奴らとはその辺の立ち居地が違うと感じます。
超重低音の定番サウンドを一辺倒で用いている訳ではなく、音楽的にしっかり組み上げているのが持ち味と言えるかもです。
・・退屈、と言われれば、それまでなんですが。(涙)
でも、この美しさが、私は好きです。


ま、グダグダ言っててもアレなんで、これでもご覧下さいな。

Animals As Leaders - "CAFO" Prosthetic Records




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2 コメント

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なかなか (sorapapa)
2011-02-22 00:09:44
面白いギタリストですねえ。
弾けますねえ(笑)
全く知りませんでした。。。(笑)
後半のソロなんかはスリリングでなかなかグッドっす。
曲がパーツの組み合わせみたいな感じなのとバッキングの単調さが惜しいですが、今後が楽しみですね。
機会あればチェックしてみますです。
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sorapapa様 (elmar35)
2011-02-22 19:33:24
おもしろいっしょ。(笑)
無機質極まり無い感じがなかなか。
まだ若そうなんで、今後大いに化けてほしいですね。
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