公開と同時に映画を観に行くなんて、多分初めてじゃないかな。
そんなにしょっちゅう観に行く訳ではありませんが、考えてみれば数ヶ月に1本は行ってますね。
DVD化されてからでいいか、って今まで先延ばしにすることが多かったのですが、最近特に長編になると改めて観ようという気が失せてしまいます。
・・歳のせいでしょうかネ。(笑)
この作品、ジョン・ウー監督の最新作ということで、あの“三国志”の名勝負の一つを再現したものです。
この超有名なストーリーをどう料理するんだろうか、というのがもっぱらの関心事でした。
とりあえず前編のみの公開ですが、日本で有名な吉川英治版とは少々趣を異にした件が多数の様でしたね。
ただ、全体を通じてすごく人間臭い切り口が面白いといいましょうか。
諸葛亮(金城武)と周瑜(トニー・レオン)が打ち解けあう件などは史実とは多分全く違うはずですが、とにかく美しい心のふれあいを無理なく表現していると思いました。
このあたりで“音楽”の嗜みというのが非常に重要な要素と成っているのも結構見処じゃないでしょうか。
彼らが“琴(きん)”でセッションをするんですが、アコースティックのフレットレスギターをタッピングで演りあってるような感もあります。
その琴の深い音色にゾクゾクしました。
音楽好きなら、ここ、必見でしょうネ。(笑)
そして、本来表に出てくるはずのない周瑜の妻“小喬”を演ずる林志玲(リン・チーリン)がたまらなく美しいんですな。
彼女は台湾出身の元モデルとのことで、女優としては今回がデヴューとなるようですが、いやいや、なんのなんの、めっちゃいいっす。(笑)
彼女の存在感と、小喬の位置づけというのも、この作品の重要な位置を占めているのは間違いないと思います。
肝心の映像ですが、これもスケールがかなりデカいです。
どこまで本物で、どこからCGなのか全く想像がつきませんでした。
セットの精緻さと風景の美しさがどこかヨーロッパ的といいますか、脱中国的でなおかつアジアンなエキゾシズムを感じさせるのが面白いですね。
・・このあたりは欧米嗜好の監督のこだわりだったのかな?
アクションも凄いし、それぞれの演ずる役どころも洗練されているというか凄くハリウッド的な部分と、昔ながらの香港映画でお約束だった啖呵切りなんかが上手く交じり合っていて、ニヤケさせてくれますよ。
前編のストーリーは、“長坂の戦い”から始まり曹操軍が赤壁の対岸に船団を集結させ対峙し数日経つところまでを描いている、といえば分る方には伝わると思います。
蜀と呉の同盟を組むまでの細かい神経戦がかなり端折られているのが少々残念ですが、そこまでやってたら収拾が付かなかったでしょう。
そして、来春の後編の見せ場がタイトルの“赤壁”の戦いと相成るわけです。
最終的な出来の判断はしばし持ち越しですが、否定的材料は今回皆無でしたよ。
・・自信を持って、お勧め出来ます。(笑)
そんなにしょっちゅう観に行く訳ではありませんが、考えてみれば数ヶ月に1本は行ってますね。
DVD化されてからでいいか、って今まで先延ばしにすることが多かったのですが、最近特に長編になると改めて観ようという気が失せてしまいます。
・・歳のせいでしょうかネ。(笑)
この作品、ジョン・ウー監督の最新作ということで、あの“三国志”の名勝負の一つを再現したものです。
この超有名なストーリーをどう料理するんだろうか、というのがもっぱらの関心事でした。
とりあえず前編のみの公開ですが、日本で有名な吉川英治版とは少々趣を異にした件が多数の様でしたね。
ただ、全体を通じてすごく人間臭い切り口が面白いといいましょうか。
諸葛亮(金城武)と周瑜(トニー・レオン)が打ち解けあう件などは史実とは多分全く違うはずですが、とにかく美しい心のふれあいを無理なく表現していると思いました。
このあたりで“音楽”の嗜みというのが非常に重要な要素と成っているのも結構見処じゃないでしょうか。
彼らが“琴(きん)”でセッションをするんですが、アコースティックのフレットレスギターをタッピングで演りあってるような感もあります。
その琴の深い音色にゾクゾクしました。
音楽好きなら、ここ、必見でしょうネ。(笑)
そして、本来表に出てくるはずのない周瑜の妻“小喬”を演ずる林志玲(リン・チーリン)がたまらなく美しいんですな。
彼女は台湾出身の元モデルとのことで、女優としては今回がデヴューとなるようですが、いやいや、なんのなんの、めっちゃいいっす。(笑)
彼女の存在感と、小喬の位置づけというのも、この作品の重要な位置を占めているのは間違いないと思います。
肝心の映像ですが、これもスケールがかなりデカいです。
どこまで本物で、どこからCGなのか全く想像がつきませんでした。
セットの精緻さと風景の美しさがどこかヨーロッパ的といいますか、脱中国的でなおかつアジアンなエキゾシズムを感じさせるのが面白いですね。
・・このあたりは欧米嗜好の監督のこだわりだったのかな?
アクションも凄いし、それぞれの演ずる役どころも洗練されているというか凄くハリウッド的な部分と、昔ながらの香港映画でお約束だった啖呵切りなんかが上手く交じり合っていて、ニヤケさせてくれますよ。
前編のストーリーは、“長坂の戦い”から始まり曹操軍が赤壁の対岸に船団を集結させ対峙し数日経つところまでを描いている、といえば分る方には伝わると思います。
蜀と呉の同盟を組むまでの細かい神経戦がかなり端折られているのが少々残念ですが、そこまでやってたら収拾が付かなかったでしょう。
そして、来春の後編の見せ場がタイトルの“赤壁”の戦いと相成るわけです。
最終的な出来の判断はしばし持ち越しですが、否定的材料は今回皆無でしたよ。
・・自信を持って、お勧め出来ます。(笑)
そう、これは必見ですので、是非よろしくです。
彼、結構成長しましたね、ホントに。
周瑜と諸葛亮のセッション・シーンにゾクゾク、
リン・チーリンは同姓から見ても非常に美しかったです^^*
個人的に胡軍さんの趙雲が予想以上にカッコよくってツボに来ましたw
後編がほんとに楽しみですね^^
でしょ、でしょ。(笑)
琴ていうより木製WarGuitarみたいな。
オリジナルを演ってる方の音源が欲しくなります。
各俳優さん達もレヴェルがめっちゃ高いです。
後半の展開も楽しみですね。
今から待ち遠しいです。