◆ペンションエルブルズ◆INO-SHIKA日記part2

天城山麓、標高620mに建つ料理自慢のペンションエルブルズ。そこに住む面白家族と変化に富む伊豆の自然をお楽しみ下さい♪

▼強風の中、ラミーカミキリ

2009-07-15 | 昆虫
***本日の写真***

虫も必死?!コモンマロウの葉に摑まるラミーカミキリ






 ■基本、いいお天気です。
  風が強く、
  ぐんぐん雲が流れて行きます。
  流れに合わせ、晴れ、曇り、晴れ、曇りを繰り返しています。

 ■夏になり、
  虫の話題が多くなってきました。
  (秋から冬は鳥)

  今日の虫はラミーカミキリ。

  Jさんの日記に、ラミーカミキリのことが少し書いてあったので
  うちにもいるかナァ?と思っていたところ、
  今日、偶然見つけました。

  ルリボシカミキリには及ばないまでも、
  とても美しい水色。

  私の持っている図鑑では
  ちょっと白っぽい感じの写真が出ていて
  それ程美しいとは思っていませんでしたが
  本物は違います。。。。

  小さめの体つきといい、色といい、
  ルリボシより好きかも。

  図鑑によると、
  江戸時代に繊維の原料となる「ラミー」という植物と一緒に
  日本にやってきて、
  第二次世界大戦中、ラミー栽培が盛んになったため
  全国に分布を広げた虫、
  冬場の平均気温が4度を上回る地域に暮らす、らしい。

  やはり、この色、
  異国の物だったか。。。。。


 ■大慌てでシャッターを切りましたが
  風が強くちょっとピンボケ。

  でも、いる場所がわかったので
  風のない時にまた探してみようと思いました。

  ちなみに、このラミーちゃんがとまっている葉は
  ただ今濃い紫の花が満開の、コモンマロウ。
  今年は、ハムシたちに狙われ
  葉は穴だらけ。
  本来は虫のつきにくいアジサイまで
  隣りにあるって言うだけで被害にあっています。
  まぁ、特に駆虫もしていませんが。
   
  

▼ヒョウモンチョウとリョウブ

2009-07-14 | 昆虫
***本日の写真***
リョウブの花の蜜を求めて。ダイニングルームの窓から撮影。





 ■梅雨が明けました。

  燦燦と降り注ぐ夏の太陽を浴びて、
  オレンジ色の蝶の群れがやってきました。

  ヒョウモンチョウです。

 ■図鑑とネットで調べた結果
  たぶんこれは「オオウラギンスジヒョウモン(大裏銀筋豹紋)」。

  判別ポイントその1
   前羽に見られるやや太目の3本の性標。

   

   ↑↑ これはオスです。

  メスの場合は、前羽先端に白斑。
  
   

  ポイントその2

  名前の由来ともなっていますが
  後羽の裏の真ん中を斜めに横切る銀線。
  しかも、白斑はなし(ウラギンスジヒョウモンには白斑あり)。

  

 ■この時期、
  庭にはアジサイとリョウブの花がとても目立ち、
  蝶と言えばヒョウモンチョウが乱舞しています。

  ヒョウモンチョウは細かくいろいろな種類がいるらしいことが
  今回判ったので、
  どんどん観察していこうと思いました。




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▼仮面ライダー参上。(イナゴ)

2009-07-02 | 昆虫
***本日の写真***

花の鉢から参上。





 ■バッタって
  見れば見るほどよく出来ている、と
  思います。

  一つ一つのパーツが
  完璧です。

 ■これは、イナゴ科のミヤマフキバッタの
  不完全変態中の個体。(正答確立80%?)

  見れば見るほど
  美味しそう、と思う方は、
  ニホンから大分いなくなってしまったか?!・・・・・・・
  (ひろしは昔よく食べていたそうです。)
  それが「ニホン国の山里に、昔から伝わる文化だ!」と言われたら
  チャレンジしてみる気持ちは無きにしも非ず。。。

  でも、たぶん、やっぱり食べられない、です。。。。

  小さい頃によく訪ねた長野の旅館の朝食では
  「ざざむし(沢の岩の下にいる虫)」や「イナゴ」、
  「蜂の子」などを頂いていましたので
  口にしたことはあるはずなのですが。。。
    

▼草原の宝石(改訂しました♪)

2009-06-23 | 昆虫
***本日の写真***

名前はわかりません。細野高原にて。

名前判明。ルリハムシ です。






 ■先日細野高原へ出掛けた時
  葉っぱにとまっていました。

  1cmなかったと思います。

  以前にご紹介したオオセンチコガネといい
  このチビちゃんといい、

  世の中には
  なんて美しい物が沢山あるんでしょう。。。。  



 ■生き物大好き、いつもコメントを下さる自適庵さんから頂いたヒントで
  この虫は、 ルリハムシ に決定しました。

  理由は、
   ・大きさ(8mmくらい)
   ・羽の色(メタリックなグリーン。変異も多い)
   ・好む葉(ハンノキ。このあたりはハンノキの一種、ヤシャブシが多い)

  読んで字の如く、ハムシ類は葉を食べる園芸家にとっては害虫。
  でも!
  ルリハムシと同定するまで
  インターネット上の昆虫図鑑を色々見ましたが
  ハムシ って実に面白い!!!

  そういえば、羽の色こそ違い
  このサイズの、精巧な作りをした虫たちを
  庭でよく見かけていました。
  
  このチビちゃんたちは
  「ハムシ」なんだ!
  なんか目の前の雲が晴れてすっきり、嬉しくなりました。

  自適庵さん
  ありがとうございました!
  



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▼シロツメクサの林の住民

2009-06-05 | 昆虫
***本日の写真***

うんとこしょっと。ど~も~~♪バッタです。 






 ■朝はつねを見送って
  庭の点検。朝の行事。

  鹿がアジサイの花芽を食べてやしないか?
  イノシシは球根を掘りまくっていないか??
   (↑この辺の大きな動物は、フェンスを張ったので
     ここ数年進入の気配なし。)

  誰の仕業かわからないけれど
    穴を掘っていないか???何のため?ミミズ掘り????

   犯人の可能性のあるのは、
    ノネコ、ノイヌ、
    次点でタヌキ?アナグマ?モグラ?キツネ?テン?

   ニホンの田舎・オールスターズ。。。。

  まあ、朝のこの時点で宴の後を発見しても
  どうにもなりませんが。
  
 ■そして、
  バラなどの木や花に目立った虫や病気が発生していないか、
  点検。

  今日はそんなことをしていたら
  シロツメクサ地帯でちっちゃなバッタ君と出会いました。

  「おはよう!」
  

 ■このちっちゃなバッタは
  何というバッタなのでしょう?

  もしお分かりの方がいらっしゃったら
  教えてください!

   (調べてもよく分からない!)




 昨日新規開設のブログを
 いきなり、沢山の方にご覧頂きました!
  皆さんどうも有り難うございました。

 新ブログは、一つの記事のボリュームが大きくなるので
 毎日更新とは行きませんが
 これからも宜しくお願いします。

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▼ほわほわな物~嫌いな人は見ないで~~。

2009-05-17 | 昆虫
***本日の写真***

何これ?!この丸いほわほわしたものは~~?!






 ■この前、庭の草刈をしていたひろしが
  「面白いものがいるよ~」

  と呼ぶので、カメラを持って見に行ったら、

  このほわほわのものが庭の片隅に。。。。

 ■風が吹くと
  斜面をコロコロ~~っと。
  しばらく観察していたら


    


  すたこらさっさ~~ぁっと。

  長いほわほわの毛を
  ふさふさ揺らしながら、ものすごい速さで逃げていく!

  いや、めちゃくちゃかわいいぞ。

  あ、ドン引きされました??? いつものことですっ。

  思わず、動画で撮影しちゃいました。


 ■部屋へ戻って
  同定するために色々ネットで調べました。

  どうやらモンスジヒトリ(紋筋火取)という蛾の幼虫らしいです。

  モンスジヒトリは、とても一般的な蛾で
  したがって幼虫も一般的だと思うのですが
  初めて見ました。

  昔、行灯の火にあつまって、
  その光を消してしまったということから「火取」。
  
  時代劇の一場面が目の前に浮かびました。。。

 ■そして、
  この、いかにも毒がありそうな「毛」虫。
  実は無毒らしいです。

  ネットの中の、毛虫愛好家のみなさんは
  手に乗せていらっしゃいましたが
  なかなか、勇気が出ませんよね。

  「ちょっとの勇気を出して、手に乗せてみたら
   ものすごくかわいいですよ~」
  と書いてありましたが
  ほんとに、モンスジヒトリの幼虫なのか
  私の同定も信用ならないので
  やめておきました。

  もし、「これ、違うよ」というご意見がありましたら
  ぜひお寄せ下さい!



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▼鹿がいるとこ、コレがいる!

2009-04-28 | 昆虫
***本日の写真***

ちょっとピンボケですが。。。オオセンチコガネのおしり♪。






 ■今日は一日、変わりやすいお天気でしたが
  今は、穏やかなオレンジ色のお日様の光がさしている
  やさしい夕方です。

 ■今日は以前よりご紹介したかった
  生き物をひとつご紹介。

  鹿はエルブルズのスタッフです、
  なんて言ってもいいくらい
  頻繁に現れますが、

  鹿がスタッフなら
  これは「裏スタッフ」か。

  オオセンチコガネをご紹介。
  

 ■この美しきメタリックカラー。。。。。

  身体は赤銅色に輝き
  肢は鮮やかなグリーン。

  

  実は「糞虫類」、つまり糞ころがし。

  鹿の糞などを片付けてくれる
  ありがた~~い生き物。
  この子達がいなかったら
  この山は、鹿糞であふれ、とんでもない事になってしまうかも。

 ■糞を見つけると
  ぶ~~~~~~んと飛んできて、
  ぽとっと「落下」。
  
  そのしぐさ(?)はちょ~かわいい。

 ■先日畑の準備をしていたら
  誰の落し物かはわからなかったが
  2,3本、茶色い物体が庭のど真ん中に。

  まもなく、オオセンチコガネたちが集まりだし
  やんや、やんやの大盛況。

  面白すぎ。。。。

  まじめに糞を集めている「働き者」、
  なんかよく分からないけど集まってきちゃいました「お調子者」、
  糞はともかく、交尾に励む「プレイボーイ」、

  擬人化するものナンセンスだが
  なんとなくそんなことを考えながら。。

  暇だったので
  座り込んで観察。

  暇だったひろしさんもやってきて
  一緒に観察。。。

 ■午後、その場所を見ると
  まったく何事もなかったように
  さら地になっていました。

  ハエが糞に集まっていると「わ~~、たかっている」、
  オオセンチコガネが集まっていると「らぶり~」
  と思うのは
  やっぱり、差別かな。


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▼秋のミニ菜園とアサギマダラについて(昨日の続き)

2008-10-29 | 昆虫
***本日の写真***

べたがけ、ってのをやってみた。うちのミニ畑。






■秋になり、たくさんたくさん実をつけてくれたラッキョウ、ハツカダイコン、ジャガイモ、トマトもズッキーニもひと段落。まだ、トマトとつるなしインゲンはしぶとく実をつけ続けているが、その横を耕し直し、消石灰をまき、施肥(コンポストの中身を使ってみた)し、暫く置いて、畑を再開。

■西風強い冬の気候に向かっているので、ちょっと時期を逸した感もあるが、葉物とカブの種を蒔いてみた。園芸雑誌を読んで、不織布のべたがけ栽培、というのをやってみることにした。

■本によると、葉の力で、不織布を持ち上げていくので、収穫までかけっぱなし、でokらしいが、どのように展開していくか、はたまた、この気温で、収穫までもっていけるか。楽しみである。




■ところで、昨日の日記に、湖山人さんから頂いたメッセージの中に「ミツバヒヨドリ」という単語があった。??だったので調べてみたら、アサギマダラについての面白い生態が色々判ったので、メモ書きにしておく。(長いです)

●アサギマダラのオスは成熟するためにPA(ピロリジディンアルカロイド)を摂取する必要がある。最も代表的な花はヒヨドリバナ、ヨツバヒヨドリ、サケバヒヨドリ、フジバカマなどフジバカマ属の花で、群生している場所では群がっているところをよく見かける。
そのほかではキク科の植物に集まることが多く、アザミやツワブキなどもよく集まる花です。


  ▼なるほど!それで「ヨツバヒヨドリ」。このアルカロイドの為、クモの巣にかかっても、クモは食べないらしい。


●一方メスは特に吸蜜植物を選ぶ必要がないのか林内などで吸蜜していることが多く、あまり姿を見かけない。


● 春~初夏の吸蜜植物で見られる吸蜜植物はウツギやアサガラなどの白い花やノアザミなど。また、初夏の頃になると花は咲いていないが、ヨツバヒヨドリの茎や枯葉で吸汁することが多く、特にヨツバヒヨドリが群生する場所では、花が咲いていないにもかかわらずかなりの数を見ることが出来る。

 ▼アサギマダラを見たかったら、ヨツバヒヨドリを探せ、と他の資料に書いてあった。

● アサギマダラの前足は退化して小さくなり、胸にピッタリくっついた状態になっていて4本足に見える。
これはアサギマダラだけでなく、タテハチョウ科に共通する特徴。



● 日本の蝶のほとんどの種類は越冬形態が決まっているが、(たとえばアゲハやモンシロチョウは蛹で、キチョウやアカタテハは成虫で、国蝶であるオオムラサキなどは幼虫で、ミドリシジミは卵で越冬)ところがアサギマダラには決まった形態ない。 これは生まれ故郷が季節のはっきりしない熱帯であることに関係しているのかも。

  ▼うわ、アゲハは蛹で越冬なんだ。以前飼っていた青虫が蛹になって、そのままずっと動きがナシで忘れた頃、春になって覗いてみたら、蝶になって死んでしまっていたことを思い出した。ごめんなさい!



●多くの蝶は羽化したときにはすでに性的に成熟していて、すぐに交尾することが出来るので、屋外で採集したメスの成虫はほとんどの場合卵を持っている。
ところがアサギマダラは成熟に時間がかかるので、羽化してもすぐに交尾することはない。
 オスはメスを誘うフェロモンの生成に必要なPA(ピロリジディンアルカロイド)をヒヨドリバナなどで吸蜜して摂取する必要がある。そのためオスもフェロモンが十分蓄積できるまでは交尾行動に入れない。このような昆虫として、マツの大害虫とされているマツノマダラカミキリも羽化後1月程度マツの新梢部を摂食しないと卵巣、精巣の発達せず交尾行動に入れないことが知られている。



  ▼交尾をしたメスのお尻?下側の羽?には黒い斑点のしるしがつけられるらしい。


▼ふわふわと舞うアサギマダラ(蝶)

2008-10-28 | 昆虫
***本日の写真***

アサギマダラ@山の途中






■以前から、国道まで下る道の途中のある特定の場所で、ある特定の蝶に出会っていたので、とても気になっていた。遠目にはアサギマダラかな、と思っていたが、今日車を停め、確認してみた。

■確かにアサギマダラだった。
パタパタ羽ばたかない優雅な飛びっぷり、名前もなんと雅な。。。(アサギとは浅葱色のこと。もう少し水色がかっているが。)

■この蝶、4~5月に最初の羽化をし、その後発生を1~2回行いながら、上昇気流に乗って南から北へ、低地から高地へ移動。また秋になると北から南へ、高地から低地へ非常に長距離(数100キロから1000キロ以上)を移動していく蝶。生態もまた壮大でロマンティック。

■撮影をしていたら、5,6匹のアサギマダラに囲まれて、ふわふわと別の世界へ行ってしまいそうになった。

    
   
  ▽アサギマダラ; タテハチョウ科マダラチョウ亜科
             大きさ;43~65mm 分布;関東以西の本州 

アオカナブンの美しさ

2008-08-08 | 昆虫
***本日の写真***
「青」と言っても「緑色」なのは信号機だけぢゃない。オアカナブン。






■「うわっ。すごっ。」思わず声を上げてしまった。
緑色に輝く生き物。見慣れたセンチコガネの地味派手色とはまた違う、メタリックな輝き。大きさも、なかなか存在感がある。

■先日、虫に夢中の双子ちゃんのお客様がご両親と一緒に泊まりに来てくださった。二人は、まだまだ虫の事をよく知らない私に、色んなことを教えてくれた。大好きなものをとことん追いかける2人の気持ちが気持ちよくて、ずっと庭で一緒に遊んでいたかった。

■2人は、我が家の水槽で飼っているミヤマクワガタが交尾をしているのをみつけ、呼びに来てくれた。メスが昆虫ゼリーの中に押し付けられているように見えたので「あ、オスに踏みつけられてる」と私が言ったら、「違うよ。優しく抱っこしてもらってるんだよ」と教えてくれた。ご両親の愛を感じました!!

■写真のアオカナブンは、そんな優しい2人の戦利品。「あげようか?」と言ってくれたけど、丁重にお断りをして写真だけ撮らしてもらった。

■また、今度来る夏に二人に会いたいなぁ。はつねも楽しみに待っています。色々ありがとう。

私はこれで「クワガタ手づかみ」を克服しました。アカアシ

2008-08-01 | 昆虫
***本日の写真***
トイレ(笑)に飛んできたアカアシクワガタ






■私は、そんなに虫のことが嫌いではない。じっと見つめていると、フォルムの面白さ、トリッキーな動き。結構飽きない。家に入ってきた(人あるいはお客様にとっての)害虫を退治することなんて、へっちゃらだ。


■でも、手づかみをするのには、ちょっとした勇気がいる。
そして虫好きの人には、決して解らないと思う。
ゴ〇ブ〇と、クワガタムシの違いは何???

■鋏まれた経験もないくせに、ミヤマクワガタにあの鋭い角(?)を向けられ威嚇されると、ちょっとした恐怖感も感じる。
だから一昨年くらいまで、クワガタムシを手でつかむことが出来なかった。

■それを克服させてくれたのが、このアカアシクワガタ。
上からもチラッと見えるが、ひっくり返すととても美しい赤い漆塗りのような色を持つクワガタ。性格はいたって穏やか(だと思う)。


■アカアシクワガタ・・・オオクワガタ属。標高1000m付近に生息することが多いが、もう少し低山地帯でも生息可。生息場所や餌に融通が利く方だが、原始性が残る環境を好むようであり、街中では殆ど見られない。
とWikipediaに書いてあった。原始性、か。あらためて、エルブルズ周辺の環境に興味が湧いてきた。


今年初ミヤマクワガタ、飛んできた。

2008-07-08 | 昆虫
***本日の写真***
金色の毛並み(?)も美しい、ほやほやのミヤマ。






■5日の土曜日は、ホントに夏らしい日となった。

■夜空にはくっきりと、天の川。
気温はやや高めだが、外へ出るとエルブルズの夏特有のひんやり感。
気持ちいい。

■こんな夜には、例のあいつがやってくる。
カメムシ??
まあ、そんな子も沢山やってくるが、やっぱりミヤマクワガタでしょ!!

■我が家の昆虫採集は簡単、シンプル。
ベランダへ出る→捕る。
玄関を出る→捕る。以上。
そんななので、確実性はないけれど、時々びっくりするような子に出会うこともある。

■今年の初昆虫採集はミヤマのペアとコクワ。
実は私はちょっとミヤマのオスが恐い。あの挑戦的な動きに怖気づいてしまう。のんびりモゾモゾと動く可愛いアカアシくんがやってこないかなぁと楽しみに待っている(あくまでも出掛けない・笑)。

■玄関先には、捕まえこそしなかったけど、初セミもやって来ていた。
夏だな~~~~。

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