でダブルスのペア決めじゃんけんをしました。
「ぐーとぱーでペア決めよう~」
「ほんじゃいくで~」
「ぐ と ぱ のそろいぞね、ぞ~ぉね、ぞ~ぉね、・・・」
すると、一人だけじゃんけんに参加しない子が・・・。
「なんでじゃんけんせんが~?」
「・・・え~、だって、意味が分かんないんだもん・・・」
そう、じゃんけんしなかった子は、関東出身者だったのです
ex)「いかんぞね~」(標準語訳:いけないですよ)
「何しゆうがぞね~」(標準語訳:何をしているのかな)
『ぞね』は接語なので、このように言葉の最後にくっついてきます。
なので、「ぐ と ぱ のそろいぞね」っていうのは、
「ぐーとぱーが揃い(ペア)ですよ」って意味になって、
「ぞぉね、ぞぉね、・・・」は、
「(揃い)ですよ、ですよ・・・」ってな感じで、この場合は
「あいこでしょ、あいこでしょ…」に該当するんですね~。
これを標準語でいうと間延びしてしまうのに、土佐弁で言うと、
アラ不思議、こんなにシンプルに、歯切れよくじゃんけんできちゃうんです
ちなみにこの関東出身の友人は、意味不明な言葉を発せられた上、
ぐーとぱーを出すタイミングも分からなかったらしく、
ホントにポカ~ンとしてました(笑)
小さい頃から自然とこの合いの手でじゃんけんしてたけど、
ナルホド、高知出身の人じゃなかったら、意味分からないやろね~
関西だと、「いんじゃんでほい」やったっけ?(もう忘れた・・・)
これを初めて聞いたときは、
「へぇ~っ、そんな風に言うんや」って思ったよ
「じゃんけんぽん」も地域によって言い方違うと思ったら、
自分の土地の言い方にますます愛着が湧きませんか
私はこの「ぐ と ぱ のそろいぞね、ぞぉね・・・」って言い方がすごく好き
歯切れもいいし、なんか土佐弁全開~~って感じがするので
アナタも、アナタの土地の「じゃんけんぽん」の言い方を大事にしましょう~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます