英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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apathy は誰の責任?

2024年07月08日 | 実用英語

東京都知事選の投票率が60.62%で、前回4年前を5.62ポイント上回ったと、発表されました。

昨夜、小池百合子氏が3選確実のニュース速報を見ていた時、母が「なぜ投票率がこうも低いのかね~」と嘆いていました。「いやいや、そもそもこんな風に選挙の話を家族ですること自体が珍しい方なんだよ」と私。

家族で選挙や政治の話をすること自体が実は珍しいと気づいたのは、20年前に塾業界に身を置いてすぐのことでした。生徒たちと話をしていると、選挙などには無関心で、そもそもニュースも見ないし、新聞も読まない中高生が多く、家庭内でもそのような話題が出ることが珍しいのです。

我が家は子どもたちが生まれた時から、選挙には必ず連れて行き、投票するところを見せてきましたし、何なら、私が記入した投票用紙を投票箱へ投じさせていました。そんな光景を微笑ましく見守ってくれる選挙管理人の方々・・・。子どもを選挙会場へ連れて行くことは、公職選挙法第58条でも認められています。

2014年4月27日のFacebookより

 

「政治的無関心」は英語では political apathy と言います。私は、大学受験生だった35年前、第一志望の早稲田大学政治経済学部の英語で electoral apathy(選挙への無関心)をテーマにした長文読解で apathy を indifference で言い換えさせる問題が出題された時に、apathy(無関心)という単語を覚えました。社会は「政治・経済」を選択していたこともあって、政治参加の意義は他の人よりは分かっていたと自負しています。そう考えれば、やはり政治的無関心は家庭や教育に責任があるのではないかと、思わざるを得ません。

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