たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

VineでCC-600PXプリンタを使いたい

2004-11-22 12:57:45 | 印刷関連
エプソンコーワのpipsドライバのソースを編集するのはとりあえずあきらめ、以下のやりかたを試してみることにする。
1.Vine2.6r4をインストール。

2.印刷環境を構築。
Ghostscript-7.07.tar.gz,adobe-cmaps-200204.tar.gz,acro5-cmaps-2001.tar.gz等をインストール。
さらに、ghostscript-7.07/lib/res_gs.psを編集。
参考:http://pop-club.hp.infoseek.co.jp/tex/gs_dvipdfm.html

3.エプソンコーワのサイトからpipsドライバをインストール。
注意:このドライバはLPR用を導入する。

4.Vine3.0をCDからアップデート。

5.印刷システムを、CUPSからLPRngへ変更する。
  参考:Vine3.0のオンラインマニュアル。

結果は、Vine3.0でも印刷ができるようになった。
Mozillaからの印刷ができることを確認。
その後、aptでインストールしたOpenOffice.org1.1.2でも印刷は可能だった。
ただし、Vine2.6では正常に表示されていたプリンタステータス画面が、OpenOfficeでは英語標記になっている。また、Mozillaではプリンタステータス画面そのものが表示されない。

さらに、スキャナ機能を使うため、エプソンコーワのサイトからドライバiscanを導入。
# rpm -ivh iscan-1.1.10.0.rpm
上記のコマンドを実行すると、依存性のエラーが発生。
sane-backends,およびlibusb関連のファイルが足りないとのこと。
そこで、apt-get install コマンドで足りないものを補う。
# apt-get install sane-backends
# apt-get install libusb
すると、saneとlibusbがインストールされた。
この状態で、再びrpmパッケージのインストールを試みると、無事に成功した。

$ iscan
このコマンドでスキャナ操作画面が起動する。この背後ではsaneが動いているらしい。
スキャナ操作画面で写真をスキャンすると、/var/tmpにdefault.pnmという画像ファイルが生成された。




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