たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

KNOPPIXでWindowsXPのパッチあてをするメモ。

2005-08-27 00:58:03 | Weblog
KNOPPIX HACKS なる本を買った。KnoppixでWindowsやLinuxのシステム管理をするための知識が詰まった本。とても興味深い。
身近にWindowsXPの入ったノートPCでMicrosoftのパッチが当たっていないものがあったので、本を参考にKnoppixを用いたWindowsのパッチ導入を試してみた。
マシンはNEC LaVie LL750/Cで、OSはWindowsXP(ServicePack2)。
Knoppix3.6を使用してみた。

1 Windowsのデバイスマネージャで、マシンのデバイスを調査。
どんなモノが使われているのかを調べる。
メモリは512MB、CPUはPentium M 1.3GHZ、LANデバイスは2つあって、今回用いる有線LANは"Broadcom 440x 10/100 Integrated Controller"。
ディスプレイは"ATI RADEON XPRESS200M Service"。サウンドは"SoundMax Integrated Digital Audio"。

2 Knoppix3.6でマシンを動かす。
BIOSはチェックしなかったが、普通にCDをいれて再起動すると、無事にKnoppix3.6が起動。Xも普通に動いた(vesaドライバを使っているようだ)。
ただし、音は鳴らない。ドライバが"Unknown"と表示されている。
メモリが潤沢にあるので、KDEで動かすことにする。
ADSL回線をLANポートにつなぐが、eth0が動いていないようだ。
試しに、起動オプション"konoppix26"を追加してKnoppixを起動しなおしてみると、無事にeth0が動いた。カーネルが2.6じゃないと有線LANのデバイスが動かないようだ。

3 Microsoft TechNetサイトからWindowsXPsp2用パッチをダウンロード。
ファイルの保存先は、特に指定せず初期設定のままとした。
すると、knoppixのホームディレクトリ(Ramdisk)にファイルが保存される。
メモリが512MBあるため、とくに容量の問題はなかった。

4 ダウンロードしたパッチをメモリカードへ移す。
外付けのUSBメモリリーダ・ライタを使って、メモリースティックへファイルを移す。このマシンにはメモリカード用のスロットが付いているが、試していない・・・。
# cp WindowsXP-*.exe /mnt/sda1/
このコマンドでコピーした。

5 LANケーブルを抜いてWindowsを起動し、パッチを適用する。
Knoppixを終了させ、ADSL回線からマシンを切り離し、Windowsを起動する。
それから、メモリースティックよりデスクトップへパッチをコピー。
このパッチファイルを順次実行させる。

6 念のためWindowsを再起動。
パッチファイル適用後、再起動させる旨のメッセージは出なかったが、念のため行う。以上で終了だけど、ウイルス対策ソフトのアップデートも行った。

まめにパッチをあてているWindowsなら、ここまでする必要は無いと思う。
パッチ適用を長い間さぼっているマシンなら、一応用心してみる価値はあるかも?


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