日経ITproの5月10日付け記事。
栃木県二宮町では、行財政改革の一端として、町役場で使用されている140台のデスクトップPCのOSを全て、Linuxへと更新した。
これは、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施した「自治体におけるオープンソース・ソフトウエア活用に向けての導入実証」に二宮町が参加したためである。
実験の開始は2006年2月という。この実証試験は、二宮町の他に北海道、沖縄、大分などの3つの自治体が参加している。
町役場の全てのPCをLinuxデスクトップに置き換えるのは、二宮町のみ。
それまで職員はWindowsとMS-Officeに慣れ親しんでいたため、LinuxおよびOpenOffice.orgへ移行した当初は、ヘルプデスクへ質問が殺到したという。しかしいったん慣れてしまうと、仕事に使うのに何の支障もない。「問題は慣れ、今後も使い続ける」という。
移行は結構だが、財政が逼迫する自治体にとって重要なのは、「それによって、どれだけコストが下げられ、住民サービスが向上したか」だと思う。
IPAの実験では、Windowsとの事務処理効率の比較試験を行うなど、移行の問題点とその解決策について検討するという。
この実証結果が公表されるのは6月の予定。
この試みによって、Linuxのようなオープンソースなデスクトップ環境が普遍的なものになればいいな。
元ネタ:日経ITpro 記者の眼
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060428/236610/
栃木県二宮町では、行財政改革の一端として、町役場で使用されている140台のデスクトップPCのOSを全て、Linuxへと更新した。
これは、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施した「自治体におけるオープンソース・ソフトウエア活用に向けての導入実証」に二宮町が参加したためである。
実験の開始は2006年2月という。この実証試験は、二宮町の他に北海道、沖縄、大分などの3つの自治体が参加している。
町役場の全てのPCをLinuxデスクトップに置き換えるのは、二宮町のみ。
それまで職員はWindowsとMS-Officeに慣れ親しんでいたため、LinuxおよびOpenOffice.orgへ移行した当初は、ヘルプデスクへ質問が殺到したという。しかしいったん慣れてしまうと、仕事に使うのに何の支障もない。「問題は慣れ、今後も使い続ける」という。
移行は結構だが、財政が逼迫する自治体にとって重要なのは、「それによって、どれだけコストが下げられ、住民サービスが向上したか」だと思う。
IPAの実験では、Windowsとの事務処理効率の比較試験を行うなど、移行の問題点とその解決策について検討するという。
この実証結果が公表されるのは6月の予定。
この試みによって、Linuxのようなオープンソースなデスクトップ環境が普遍的なものになればいいな。
元ネタ:日経ITpro 記者の眼
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060428/236610/