たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

kernelのアップデートとALSAドライバ

2006-10-15 23:00:39 | Weblog
ひさびさに嵌まった。。
Vine3.2のアップデートにより、kernelのバージョンが2.4.33へあがった。
自作機のサウンドチップは古いもので、kernel2.4系のドライバでは音がならない。
# lspci
でチップの名前を見ると、
ESS Technology ES1969 Solo-1 Audiodrive (rev 01)
と表示される。
kernel2.6系なら、ALSAドライバがkernelに同梱されているので、わざわざ別にインストールする必要はない。しかし2.4系の場合は、カーネルのバージョンアップのたびに入れ直す必要があるのだ。。
Vine3.2のカーネルはしばらくアップデートされなかったため、やりかたをすっかり忘れていた。
以前やっていたのは、ALSAのウェブページからtar形式のファイルをとってきて解凍、make;make installで入れていた。しかしRPM形式で入れるほうが何かと便利そうなので、tar形式からrpmパッケージを生成する方法に変更。しかしこれも面倒なので、一度作ったsrc.rpmファイルを/homeへ置いておき、カーネルが変わるたびにsrc.rpmからrpmパッケージを作ることにしていたのだった・・・

ここまではいい(本当はよくないのかも知れないが)。
src.rpmから生成したalsa-driver、alsa-lib、alsa-utilsの3つのパッケージをインストールする際に、古いalsaパッケージ(同じ名前、同じバージョンの3つ)を事前に削除しておかないといけない。
このとき、alsa-driverから律義に1つづつ削除しようとしては、いけない。
# rpm -e alsa-driver
# rpm -ivh alsa-driver または rpm -Uvh alsa-driver
とやっても、「既にインストールされています」とのメッセージが出て、にっちもさっちも行かないのだ。これに嵌まった。
時間を食ったあげく、
# rpm -e alsa-driver alsa-lib alsa-utils
と、3つのパッケージを一度にアンインストールしたら、ようやく成功した。
原因は、rpmパッケージ同士の依存関係なんだろうか。

Vine4.0になると、カーネルのバージョンは2.6.16らしいから、ALSAの入れ直し作業からは解放されるのかな。

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