前回のsamba導入と設定で、Ubuntuからファイルの退避ができた。
次は、Ubuntu側を整備しなおし、Windows7へ退避させたファイルを再度戻すことにする。
そのために、ハードディスクの容量を見直して空き容量を確保してから、改めてUbuntuをいちからインストール。そしてsambaを導入しファイルサーバー化するという手順を考えた。
まず、Ubuntu10.04をクリーンインストール。すると、以前の8.04からのアップグレード環境よりも動作が早いようだ?
次に、Synapticでsambaを導入。このバージョンは3.4.7。
そして、つまづいていたsambaの設定に入る。
設定の概要は、
・共有するディレクトリは/var/samba/shareにする。ホームディレクトリの共有はしない。
・Windows7からの共有ディレクトリへのアクセスは、パスワードを使わずにできるようにしたい。
・さらに、ファイルやフォルダの作成もできるように。
・今回は、Windows7でコマンドプロンプトを使わないでも共有ができるようにする。
以上の機能を実現するために、設定ファイル/etc/samba/smb.confを修正する。修正点は以下。
#====Global Settings=======
[global]
##Browsing/Identification##
workgroup = WORKGROUP
#この部分はデフォルトで記述されている。
#Windows7の設定でも、ワークグループの名前をworkgroupにしておくこと。
##Networking##
interfaces = 127.0.0.0/8 eth0
#例文の";"をアンコメントした。
###Authentification###
security = share
#この記述で、Ubuntuサーバーへのアクセスがパスワード不要になる。
# = user だと、Ubuntuサーバー上でsambapasswdコマンドを用いて、アクセスするユーザーのパスワードを設定しておく必要がある。
#====Share Definitions======
#最終行に以下を追加した。
#この部分が、共有するディレクトリを指定する。
[share]
comment = Ubuntu File Server Share
path = /var/samba/share
browsable = yes
guest ok = yes
read only = no
create mask = 0755
以上でsmb.confの修正は完了。
ただし、Ubuntu側で、/var/samba/shareのディレクトリを作成し、その持ち主をnobody、グループをnogroupとしておく。
$ sudo mkdir /var/samba/share # オプション-pがいるかも。
$ sudo chown nobody.nogroup /var/samba/share
参照:Ubuntu 10.04,10.10Server版にSambaサーバーを導入
以上を行ったあとで、sambaをリスタートする。
$ sudo /sbin/initctl restart smbd #sambaのプログラムであるsmbdを再起動する。
LANでつながっているWindows7側の操作は、エクスプローラーを立ち上げ、コンピュータ>ネットワークを見ると、コンピュータ名のところにUbuntuサーバー名のアイコンが表示される。
このアイコンをクリックすると、共有ディレクトリ「share共有」が見える。
このディレクトリに入ると、フォルダやファイルのコピーや作成も可能。
次は、Ubuntu側を整備しなおし、Windows7へ退避させたファイルを再度戻すことにする。
そのために、ハードディスクの容量を見直して空き容量を確保してから、改めてUbuntuをいちからインストール。そしてsambaを導入しファイルサーバー化するという手順を考えた。
まず、Ubuntu10.04をクリーンインストール。すると、以前の8.04からのアップグレード環境よりも動作が早いようだ?
次に、Synapticでsambaを導入。このバージョンは3.4.7。
そして、つまづいていたsambaの設定に入る。
設定の概要は、
・共有するディレクトリは/var/samba/shareにする。ホームディレクトリの共有はしない。
・Windows7からの共有ディレクトリへのアクセスは、パスワードを使わずにできるようにしたい。
・さらに、ファイルやフォルダの作成もできるように。
・今回は、Windows7でコマンドプロンプトを使わないでも共有ができるようにする。
以上の機能を実現するために、設定ファイル/etc/samba/smb.confを修正する。修正点は以下。
#====Global Settings=======
[global]
##Browsing/Identification##
workgroup = WORKGROUP
#この部分はデフォルトで記述されている。
#Windows7の設定でも、ワークグループの名前をworkgroupにしておくこと。
##Networking##
interfaces = 127.0.0.0/8 eth0
#例文の";"をアンコメントした。
###Authentification###
security = share
#この記述で、Ubuntuサーバーへのアクセスがパスワード不要になる。
# = user だと、Ubuntuサーバー上でsambapasswdコマンドを用いて、アクセスするユーザーのパスワードを設定しておく必要がある。
#====Share Definitions======
#最終行に以下を追加した。
#この部分が、共有するディレクトリを指定する。
[share]
comment = Ubuntu File Server Share
path = /var/samba/share
browsable = yes
guest ok = yes
read only = no
create mask = 0755
以上でsmb.confの修正は完了。
ただし、Ubuntu側で、/var/samba/shareのディレクトリを作成し、その持ち主をnobody、グループをnogroupとしておく。
$ sudo mkdir /var/samba/share # オプション-pがいるかも。
$ sudo chown nobody.nogroup /var/samba/share
参照:Ubuntu 10.04,10.10Server版にSambaサーバーを導入
以上を行ったあとで、sambaをリスタートする。
$ sudo /sbin/initctl restart smbd #sambaのプログラムであるsmbdを再起動する。
LANでつながっているWindows7側の操作は、エクスプローラーを立ち上げ、コンピュータ>ネットワークを見ると、コンピュータ名のところにUbuntuサーバー名のアイコンが表示される。
このアイコンをクリックすると、共有ディレクトリ「share共有」が見える。
このディレクトリに入ると、フォルダやファイルのコピーや作成も可能。