ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

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頭がいい人、悪い人の話し方/樋口裕一

2006-01-31 22:24:22 | 
新書がちょっとしたブームになっている。
「バカの壁」(まだ読んでいない)とか「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」(これもまだ)など話題のベストセラーも生まれているが、新書ってなかなか買わないんですよね。なぜか。
それと図書館の便利さに目覚めてくると、特に新書などは「借りればいいや」と思ってしまうのである。

地元の市立図書館は本当に便利。インターネットから蔵書検索が出来るし、見つかればすぐに予約が可能。
貸し出し可能になればメールで連絡が来るし、市内にいくつかある分館のどこでも受け取れる。
本当に便利である。税金を使った市民サービスとしても本当に納得できる。
そんなの今や当たり前と言われるかもしれないけど。

話がそれてしまったが、話題の本はすぐに予約でいっぱいになってしまうので、予約してから実際に読めるまで半年以上かかってしまったりする。
この本もずいぶん前に予約していた本で、ちょっと前に本屋で平積みになっていた。

なんだか自省の念を呼び起こさせるような内容だ。
この本に出てくる「頭の悪い」話し方やふるまいは程度の差はあれ誰にでもあるのではないかと思う。
そしてまたこういう厄介な人たちというのも結構身近にいるものである。
自分がどう思われているかはこの際棚に上げておいても、「どこにでもいるんだよなあ、変な人って」と思いながら、具体的な顔が浮かんできたりする。

著者が語るように頭の悪い話し方というのは文章にも共通して表れてくるという。このブログもそんなことになっていないか、常に自省、内省していかなければと思う。
限りある資源を使って「バカ」を撒き散らすわけにはいかないもんね。


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