江戸の妖怪、怪奇、怪談、奇談

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カエルの語源は、よみがえる(蘇る)  松屋筆記

2024-02-05 22:35:15 | キツネ、タヌキ、ムジナ、その他動物、霊獣

カエルの語源は、よみがえる(蘇る)
           2024.2
「蛙」を「かえる」と言うことは、蘇生(よみがえる)ことによる名前である。
蛙を打ち殺して、車前(おおばこ)の葉につつんでおけば、やがてよみがえる事は、世人に知られている。

「蜻蛉日記(かげろうにっき:藤原道綱の母の日記)」にも、その事が記されている。

「中務集(平安時代の女流歌人ナカツカサの歌集)」に、
蛙の死んだのを、よみがえらせて、
「かれにける(枯れた;死んだ) かはず(かわず:蛙)の声を 春立ちて などか鳴きぬと おもひ(おもい:思い)けるかな」
返歌
「誰れかかく からをおきては しのぶ(忍)らん よみかへるてふ 名をや頼みし」
とあり。
この返しの歌にて、「かえる」の名は、「よみがえる」に由来する名と知ることが出来よう。

「松屋筆記」より 広文庫より