エコ・ニュージーランド Eco New Zealand

ニュージーランド発。エコライフ、環境保護、山、森、動物、アウトドア、山歩き、猫についてのブログ。

ねむりねこよりみなさんへ

エコ・ニュージーランドへようこそ!! その時の気分で、過去の旅行の話になったり、庭、環境保全、トレッキング等々、話が飛んでいます。ジャンル別にお読みになりたい方は、左のカテゴリーからどうぞ!! また、本文中のトレッキング(トランピング)関連の用語の説明は、同じくカテゴリー欄から「ニュージーランドのトランピング用語集」をご参照ください (^o^)

スーザン・ボイルのデビューアルバム、買いました!!

2009年11月28日 | 思ったこと
 日本ではどれだけ話題になっているのか知らないけど、スーザン・ボイルのことは、ここニュージーランドでは、結構話題に上っていた。特に、イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」を勝ち上がっていた時は、新聞、TV、ラジオでよく取り上げられていた。ねむりねこも親しい友人と、You Tubeでスーザンを片っ端から見まくってた。

 多岐多芸が信条()の、実はクイーンズタウンで歌を習っていたことがある。ミュージカル映画「フェイム」の舞台になったニューヨークの名門音楽学校を卒業したアメリカ人で、プロ歌手として地元で広く活躍している先生の個人レッスンを受けていた。その当時は、先生がアマチュアミュージシャンやシンガーが気軽に参加できるイベント"Show Case"を主催していて、その舞台にも何度か出させてもらったこともある あの頃は、自宅での練習、レッスン、リハーサルに追われていたが、今となってはそれらがとても楽しい思い出だ。

 もう人前で歌わなくなって久しいけど、聞くことに関してはいまだにかなりウルサイ 歌唱技術、スタイル、アレンジとのバランスなんかに聞き耳を立てて、「この歌手にこの歌、よくハマってるな」とか「あ、このスタイル真似してみたい」とか心の中で思ってる。で、気に入った音楽がかかると突然ハモリ出して、周囲を驚かすこともあるのだ

 噂になっていたスーザン・ボイルの歌が、初めて画面から流れた時は、イジワルなほど神経を研ぎ澄まして、「アンタ何者か」と自分でツッコミたくなるほど、端々まで漏らさず聴いた。結論として「周囲が何と言おうと、この人は本物の実力派歌手だ」と実感。声の美しさはもちろん、正確な発声、歌声の安定感、豊かな表現力と説得力、楽曲に合った持ち声の活かし方、選曲などなど。彼女の歌を聴いていたら、カラオケ時代のはるか昔、とてつもない才能・技術を持った人々だけが「歌手」という職業に就いていた頃の、質の高い音楽を思い出して鳥肌が立った

 そんな訳で、彼女のデビューアルバムを今日買ってきた。ストリングスとピアノ使った豪華なアレンジに、彼女のベルベットのような声が、美しく輝きを放って響いている…… 一日これを聞き続けているけど全然飽きない。隣の家から時折響いてくるR&Bを、スーザンの音楽と聞き比べると、不思議なことに荒削りさと泥臭さを感じてしまった。ねむりねこはR&Bも好きだから、こんな風に思ったことは一度もなかったのに。それくらい、彼女の音楽は洗練されているのだ。早くも次のアルバムを期待してしまうだった。

 スーザンのアルバムは、心から買って良かったと思える一枚 スーザン、素晴らしい音楽をどうも有り難う。これからも歌い続けてね…… 
 
 

エコ菜園 苗を植えて3週間で収穫!!

2009年11月27日 | エコ
 3週間ほど前の投稿で園芸屋から買ってきた苗を植えた話をしたが、早いものはもう収穫できるようになった。

 菜っ葉系(サラダ用ホウレンソウ、青梗菜、ルッコラ)はすくすくと育ち、立派になって、もう食べごろになってしまった。朝晩の水やりと、気が向いたときの鳥追い以外、何にもしてないのに。よっぽど土の養分が豊富なのと、日当たりが良いのかしらね。虫にもやられていないとは、これまた嬉しい限り。

 善は急げと、昨晩は、サラダ用ホウレンソウとルッコラを摘んで、トマト、フェタ・チーズ、セロリ、キュウリ、黄色のパプリカで作った、「彩り鮮やかなガーデン・サラダ」を手土産に近所の友人宅で夕食。「新鮮でおいしい」と好評だった。もう食べちゃったので、写真はナシ、あしからず ブログに投稿するんだから、次は忘れずに撮んなくちゃよね どうしても手より口のが早い、食いしん坊のねむりねこであります。

 そんで、今日のお昼はフラットメイト(同居人のこと。ニュージーランドでは同居人を入れるのはごく一般的)が青梗菜一株を炒め物に。市販のものに比べて、葉っぱの色が濃いし厚みもあって、味も濃くて美味しいって言ってた。よおぉし、それならは薄切り牛肉、青梗菜、芽が伸びちゃったタマネギ(普通の青ネギみたいで結構いける)をオイスターソースで炒めようっかな…… 元気の出る、夏の食卓の一品になりそう。

 お家にいない猫かぶりは可哀想、山から帰ってきた頃には畑の作物は食べつくされていたりして 次は、家にいる日から逆算して苗を植えてみようか。

 いやはや、こ~んな簡単に育つんなら、夏の間中作っちゃおうかなぁ(単純)。トマト、キュウリ、サヤエンドウも早く大きくなればいいのに。

ニュージーランドでのトレッキング用語集

2009年11月25日 | ニュージーランドでのトレッキング用語集
 このブログでよくつかわれる用語を中心に、ニュージーランドのトレッキング資料に頻出する語句についての解説。アイウエオ順に表示、適宜追加する予定。


ウォーク(Walk):その名の示す通り、歩くこと。広義では、日帰りで、山歩きの経験・技術があまりなく、ほどほどの体力で楽しめる低地歩きを含む。


グレート・ウォークス(Great Walks):DOCの名付けた、トランピング・トラックのブランド名。グレート・ウォークスに分類されたトラックは、非常によく整備され、標識が随所に設置され、川には橋がかかり、湿地帯には木道が設置され、それぞれの小屋にはハット・ウォーデンが常駐する。高度な技術がなくても、ニュージーランドを代表する素晴らしい景観が楽しめることから、初心者・初級者や観光客に大変人気。ミルフォード・トラック(Milford Track)、ルートバーン・トラック(Routeburn Track)などが代表的。


スクロギン(Scroggin):ドライフルーツやナッツなどからなるトランピングの行動食。8種類の食品、Sultana grapes(サルタナ)、Chocolate(チョコレート)、Raisins(レーズン)、Orange peels(オレンジ・ピール)、Glucose/sugar(グルコース・砂糖)、Ginger(ショウガ。砂糖漬けになったもの)、Imagination(想像力に任せたお好みの具材)、Nuts(ナッツ類)の頭文字をそれぞれ取ったもの。ニュージーランドのスーパーでは、スクロギンを量り売りで買える。高カロリーで良く噛んで食べるので、手軽にエネルギー補給ができ、満腹感を得られる。写真はねむりねこ流にアレンジしたスクロギン。種・ナッツ・ドライフルーツの種類が豊富で食べやすい。




ディパートメント・オブ・コンサーベーション(Department of Conservation):ドック(DOC)を参照。


ドック(DOC):Department of Conservationの略。正確な日本語訳は「環境保全省」(「自然環境保護省」は誤った解釈に基づく訳語。理由は以下を参照のこと)。環境保全法(Conservation Act 1987)により1987年に設立。それまでの野生動物保護局(Wildlife Services)、森林管理局(Forest Services)、国土調査省(Department of Lands and Survey)が統合される形になった。DOCの管理する地域は、ニュージーランド国土の約30%を占め、4000を超える指定保護地区が含まれる。DOCの使命は「自然環境・歴史的遺産の持つ固有の価値を維持し、その正しい理解とレクリエーションの機会を国民に与え、かつ将来の世代に残すために守ることを目的とした、自然環境および歴史的遺産の保存と保護を指す」ことである。ちなみに略語表記はDOCが正しい。DoCは犯罪者更生省(Department of Correction)の略。


トラック(Track):元来の語意は「車や船の通った後」「わだち」のことを指す。ここから派生して、おもに人的に造成された、トレッキングのコースや登山道、マウンテンバイクや四輪駆動車用のコースのこと。


トランピング(Tramping):山歩きのこと。トレッキング(trekking)、ハイキング(hiking)などともいう。クライミングなどの登山技術や、ザイルなどの登山用具を使うものはマウンテニアリング(mountaineering)と区別する。多くの場合、山小屋やキャンプ場を利用した泊まり掛けの山歩きを指す。


バックカントリー(Back Country):人里を遠く離れた山奥・森林の総称。道路はなく登山道のみ、電気は通っておらず、携帯電話の電波も届かない地域を指す。対義語はフロントカントリー。


ハット(Hut):山小屋のこと。主にDoCの管理するものを指す。設備はいたってシンプルで、マットレス、暖炉、雨水タンク、汲み取り式トイレなどからなる。南島南部のグレート・ウォークスだと、夏の間は調理用ガスコンロが設置され、トイレは水洗式が使用可能。


ハット・ウォーデン(Hut Warden):山小屋管理人宿舎(hut warden's quarter)に住み込みで働くDoCのレンジャー。 ハットの管理および登山道の整備を行う。「ハット・ワーデン」という表記・発音は誤り。


ブッシュ(Bush):本来は藪、茂みの意味だが、山歩き・登山をする者の間では野山の総称。


ブッシュ・バッシング(Bush Bashing):藪こぎのこと。


フロントカントリー(Front Country):自然の残る地域で、車でのアクセスが容易な場所。例あげると、ハイウェイ沿いの保護地区(Reserve)やDoCのキャンプ場(Conservation Campsite)など。対義語はバックカントリー。


マウンテニアリング(Mountaineering):登山。登山技術・用具を必要とするもの。


「ニュージーランドでのトレッキング」用語集、作ります

2009年11月23日 | 思ったこと
 ニュージーランドのトレッキングについてブログで投稿する時、悩むのだ。自分だけに分かる言葉で書いてはいないかと

 というのは、ニュージーランドでの暮らしが長くなるにつれて、日本語の会話でもカタカナが、それもニュージーランドで慣用されている表現が自然に出てくるようになってしまったからなのだ。それも自覚症状というものが全くなく、英語になじみがない人としゃべっていたら、説明を求められる場面に遭遇し、「あれま、いつの間に……」と気がついたのだ。

 これって、まるでニンニクを食べた人が、他人からニオイを指摘されるまで、異臭を放っているのに気付かないみたいじゃないの 

 というのも、このねむりねこ、日本にいた頃は、会話にカタカナの単語が多い人に会うたび、心の中で「ふふん、キザね」と思ってた。知識量の多さとか、外国での体験の豊かさをひけらかしたいのかわかんないけど、日本人なら日本人らしくしゃべりゃいいのに、と考える方だった。

 で、「カタカナ混じりの日本語現象」が自分の身に起きて、その理由がやっと分かった

 日本で暮らしているときには馴染みがなく、こちらに来て初めて学んだことは、そのまんま英語で覚えてしまって、日本語の入り込む余地がないからだ。

 また、状況を描写する時に、日本語より英語の方が的確に表現できることもあるし、無理して日本語を使おうとすると、かえってぎこちなくなることも。英語を介して発展した文化に身を置いているのだから、日々の暮らしでそういう場面が多いのだ。

 たとえば、恥ずかしい話だけど、環境保護の分野では、は日本語の専門用語に自信がない。トレッキングも然りで、英語の専門用語が先に頭に浮かんで、「ありゃ、日本語で何だったっけ?」とやっている(の頭がサビついてるだけ、というウワサもあるけど)

 ブログなんだから、好きなように書きゃあいいとも思うけど、一応、ライターなんかもやってたは、ものを書くときは読者を念頭に置く悲しい性が身についていて、ゆえに言葉遣いがどうしても気になってしまう

 そこで思いついたのが用語集である。本文中の言葉に、用語集へのリンクを貼りつけておけば、意味を知りたい人がクリックして「ああ、そうか」と納得するカラクリになる。これまでも多少やってきたけど、もっとこれを発展させればいいんだ~ これでもっと筆が楽に進むゾ

 というわけで、近々手をつける予定、乞うご期待……

ブナの森と清流 いのちあふれるグリーンストーン渓谷

2009年11月22日 | トレッキング
「低地歩きは植物ばかりでつまんないし、ちっともきれいと思わない」という声をしばしば耳にする。ねむりねこの周囲でこういうことを言う人たちは、ダイナミックな山岳風景を拝める尾根歩きやピーク・ハンティングを好み「山岳風景に出合えないなら歩く価値なし」と言い切る人も決して珍しくない。

 に言わせると、そんなの比べることが自体が、所詮、ヤボな話である。だって、それってまるで「ステーキと刺身、どっちが美味しい」って比べてるみたいじゃない

 尾根や頂上に立った時の達成感と、「世界の頂点」に立ったような爽快感は何にも代えられないし、連なる山々が織りなす自然の造形美はダイナミックで、考えただけで胸が高鳴る…… ひるがえって低地歩きの魅力は、命あふれる大自然との心休まるふれあいがあり、ヒトもその一部であることを認識させられて、しみじみした心地になる、なんて思うから。

 人の好みはさまざまだけど、スピリチュアルな低地歩きの魅力をまったく理解できない、先述の人々ってちょっと気の毒かも 

 のっけから辛口でまわりくどくなったけど、今回はその低地歩きを堪能したことを言いたかった。ところは、クイーンズタウンから車で1時間半ほど離れた、湖の対岸にあるグリーンストーン渓谷。



 今回歩いたのは、全長50kmの周回トレッキングコース、グリーンストーン・ケイプルズ・トラックのほんの一部分(12km)である。夏の間は、そこで夫・猫かぶりが住み込みで山小屋の番人をしているので、3日間の休みを利用してトレッキングを楽しんできた。

 見どころは、三種類のブナからなる新緑鮮やかな森と、グリーンストーン川のほとばしる清流、そして鳥たち。人の手が加えられていない健全なブナの森では、木の一生(幼木、成木、そして命を全うした倒木の姿)をいたるところで目にする。



下の写真で一番大きな葉っぱがアカブナ、小さくてギザギザがあるのがギンブナ、そして小さくてすべっとしたのがヤマブナ(写真をクリックすると拡大)。アカブナは湿った土壌、ギンブナは低地、ヤマブナは養分の乏しい山岳土壌をそれぞれ好むという特性があるので、このように三種を同じ写真に収められるのはわりと珍しい



 森が健やかだと、鳥も元気が良い。鳥の生息数は前年よりも増加していることが確認されている。言い換えれば、森の生態系が本来あるべき姿を取り戻しているのだ。1080などを用いた大掛かりな害獣駆除が功を奏している何よりの証拠。関連スタッフの粘り強い努力に脱帽、健闘を称えたい

 写真を撮るのをことごとく失敗してしまったのだけど、ざっと数えて200羽近くと思しきフィンチ(ヒワ・アトリ類)の大群が、エサを求めてにぎやかにさえずりながら、登山道を右へ、左へ、と大移動する姿は圧巻だった 鳥の大群が、一斉に地面から羽ばたくときに「ドワッ」という物凄い音がするって、知ってましたか フィンチの群れが、ねむりねこの行く手に移動を続けてるのを、「ひえっ」「うわぁ~」などと言いながら追っかけは眺め、しばし完全に我を忘れてしまった 

 フィンチに加えて、鮮やかな緑色の体に黄色いオデコが可愛いカカリキ(別称イエロー・クラウンド・パラキート、日本語名キガシラインコ)も10羽近く確認した。運よく、何とか写真を撮れた



 登山道は良く整備されている(猫かぶり、お疲れさま……)。



 倒木が道を塞いでいたと思われる箇所が見受けられ、



川にはしっかりとした吊り橋がかかっている。



そして、このつり橋から川を見下ろすと、川底の石の一つ一つが数えられるほど、澄みきった清流も緑の森からの贈り物。ほとばしる川の流れと滝。

  

 トルコ石色の淵。目測で水深3m近くあるかな。



 大きなブラウン・トラウトの魚影が現れ、瞬く間に波間へと消えていった。そう、ここは釣り師には大人気の釣り場でもある。あまりの人気ゆえ、盛夏に当たる2月と3月は漁業権が予約制になっており、来年の予約はすでにいっぱいらしいとのこと。

 グリーンストーン小屋からマヴォラ渓谷へと抜ける別のトレッキングコース、マヴォラ・ウォーク・ウェイも少し歩いてみた。グリーンストーン小屋から下って最初の小屋、タイポ小屋の手前に名もない鞍部があり、そこから眺める渓谷の風景が青空に映えて美しかった。

  

 ここまでの登山道は、大した起伏はないものの、ブナの幼木の茂みを藪こぎしたり、倒木やぬかるみを避けて大きく迂回したり等、結構ワイルドで思ったより体力を消耗したので、この風景には心身ともに癒された

 山小屋生活で猫かぶりは料理の腕を格段に上げ、ガスコンロに乗せたダッチオーブンを使って、マフィンやパンを焼いてくれた。温度表示などないから、焼き加減は経験とカンが頼り。

  

 目にも爽やかな若緑の森の新鮮な空気をたくさん吸って、鳥たちの姿に小躍りし、ほとばしる清流に手を浸し、山々や渓谷の風景に心を奪われ、あっという間に過ぎ去ったグリーンストーンでの3日間は、慌ただしい日常から離れ、またとない気分転換になった。今度はもっと上流の方を歩きたいな……

エコガーデンの写真を追加!

2009年11月21日 | エコ
<艶やかなシャクヤクの花>

 昨日アップしそこなった裏庭の面々の写真を。まずはきれいどころの紅白のバラ。

  

 お次は野菜たち。まずは一番大きな青梗菜。「スモウ」という品種名どおりの大きな菜っ葉になぁれ!!



 生育の良さなら負けない、サラダ用ホウレンソウとルッコラ。ルッコラの英語名はロケット。生育がとても早いことから付いた名らしい。

  

 小さな、小さな、うす緑色の実をつけたイチゴ。



 新顔・アスパラガスは、苗木の値段がこれらのうちで一番高かった。ちゃんと育ってね~



 おしまいは、ガンバって種から芽を出して大きくなったサヤエンドウ。添え木にツルを撒きつける日もそう遠くはない。



 
 庭の世話に、山遊び。今年の夏はとっても忙しくなりそう……

 

エコガーデン バラとシャクヤクが咲いてきた!

2009年11月20日 | エコ
 今日、グリーンストーン渓谷トレッキングの話を書こうと思ったんだけど、仕事で一日フィールドに出てて、帰るのが遅くなっちゃったので、また明日。晴天に恵まれてとても楽しいトリップなので書くのが楽しみ

 宿敵・ブラックバードのたび重なる攻撃を受けた、哀れなオレガノは虫の息…… それ以外にもサラダ用ホウレンソウや、青梗菜をいじめてくれるし、やっとの思いで手に入れた、アスパラガスの苗まで襲ったらどうしれくれようか おまけに、菜園の畝をほじくり返してめちゃくちゃにしてくれた。もう、この悪行三昧、水戸黄門に懲らしめてほしい

 さてさて、久し振りに庭のコンポストをかきまぜたら、いい感じで土になりつつあった。説明書にも書いてあったけど、中の温度がとてもアツくなるのね、あれって。土中の微生物が一生懸命ガンバってる証しなんだろうね

 シャクヤクが深紅の花をつけてとても美しい。古来から美人の代名詞になっているだけあって、艶やかさが他の花とは違う。そして、バラも、紅・白ともつぼみがほころびかかけて、ひとつ、ふたつと花が咲き始めた。

 あれ、写真? しまった、撮り忘れちゃった 明日アップしようっと。

山から戻りました

2009年11月19日 | トレッキング
 やっぱり、山はいい。お天気に恵まれたこともあったけど、山並みを眺め、樹木の緑に囲まれていると気分がほっとする

 泊まり掛けで山に入ったのは約1年振りだろうか。持病のメニエール病が非活動期になって半年、もう発作に襲われる心配がなくなったので、この夏はどしどし山に出よう。明日の朝は仕事で早いので、詳しいレポートはまた後日。取り急ぎ、写真だけ何枚かアップしとうこうかな。

 高原を思わせる、美しい若緑の薫るブナの林と、清流が美しいグリーンストーン渓谷だった






久し振りに山へ……

2009年11月16日 | トレッキング
 明日から3日非番のねむりねこは、久し振りにこの地域の泊まり掛けのトレッキングに行くことにした。といっても、猫かぶりが常駐している山小屋に遊びに行くだけなんだけど。久々の山なので、とってもワクワクしている。

 この地域の人気トレッキングコース、ルートバーン・トラックは、高山地帯に雪崩の危険がある箇所がまだ残っているため部分的に閉鎖し、閉鎖区間をヘリコプターで輸送している。詳しくはオタゴ・デイリー・タイムズ(Otago Daily Times)のリンクで。



 猫かぶりの管理するコースは、雪崩の通り道がないので一年を通して歩くことができるため、この時期とても人気だ。



 荷物整理も済んだことだし、今晩は寝るとしようかな

エコ菜園の宿敵出現!!

2009年11月15日 | エコ
 ねむりねこ達の家庭菜園のかなりの栄養分を搾取していたと思われる、お化けパセリ三株は、目ざわりという理由(二人ともパセリはあまり好きじゃない)から菜園から撤去され、うち二株はシダレザクラの根元に移し替え、残りの一株は巨大すぎて手にあまるため放置された。移動した後も一株はピンとしてるが、もう一株は根っこが傷ついたようでちょっと元気がない(まぁどうでもいい)。そして、パセリの跡地には、友達からもらったオレガノを植えた。

 水やりをしていると、苗が荒らされているのに気がつく。青梗菜やルッコラ、そして植えたばかりのオレガノがたびたび引っこ抜かれ、近所のちゃんたちの仕業かと思いきや、真犯人が現れた


<引用元: NZ Birds

 それはブラックバード。ニュージーランドの固有種ではない、体長25cm程度のこの鳥は、実は害鳥として知られている。地面をほじくって虫を食べるだけならいいのだけど、どうした気まぐれか、苗を引っこ抜いてポイッと投げ捨てるのだ。その現場をたまたま目撃して 

 オレガノの近くにノーム(土の妖精の小人)の人形を置いてみたけど、効果があったのは初めの2日だけ。たびたびのブラックバードによる攻撃で、オレガノは根っこがズタズタになり瀕死の状態。このままでは枯らしてしまいそうなので、急遽鉢植えにすることにした。

 困ったちゃんのブラックバード、離れの軒下に巣を作っていて、現在子育て中なのでエサ探しに必死らしい。ヒナが無事旅立ったら、巣を処理して強制退去してもらおうかな。それまでは辛抱の時期だ……