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エコ・ニュージーランド Eco New Zealand

ニュージーランド発。エコライフ、環境保護、山、森、動物、アウトドア、山歩き、猫についてのブログ。

ねむりねこよりみなさんへ

エコ・ニュージーランドへようこそ!! その時の気分で、過去の旅行の話になったり、庭、環境保全、トレッキング等々、話が飛んでいます。ジャンル別にお読みになりたい方は、左のカテゴリーからどうぞ!! また、本文中のトレッキング(トランピング)関連の用語の説明は、同じくカテゴリー欄から「ニュージーランドのトランピング用語集」をご参照ください (^o^)

クイーンズタウンに本物の夏が来た

2010年01月23日 | クイーンズタウン
 今度こそ、本当に本当だ

 もし違ったら、なんて縁起でもないこと考えるのは止そう

 新年が明けてから、ほぼ立て続けの大雨警報や、山間部にはジョーダンみたいな量の降雪など、およそ「真夏」とは思えない毎日が続いていたが、今日は素晴らしい青空が広がり暑い一日になった。

 これぞ誰もが待ち望んでいた夏だ

 こんな日に働いているねむりねこは、窓の外を眺めて、溜め息の連続。青空に向かって飛び立てない「カゴの鳥」の心境だ。

 フィールドのスタッフとの定時連絡で、
「今日はこっち、とってもいい天気だよ
なんて聞かされて、
「アンタ、いいわね。あたしらは一日ここに缶詰だわよ
「ああ、そいつは気の毒だねぇ 日が長いんだから(注:1月23日の日の入り時刻は午後9時25分)仕事が終わってから外でのんびりしろよ
……言われなくたってそうするもん

 遠足の日を指折り数える小学生のように、もう次の非番が待ち遠しくて一日に何回もカレンダーを眺める。次はここへ行って、その次はあそこへ、そして…… 楽しい空想に耽るである。

 ちなみに、今年の夏に歩きたい場所は

 地元ではグリーンストーントラックの近くに聳えるホーム・ヒル(Home Hill, 1608m)。死ぬ気で頑張ってケイプルズ谷(Caples Valley)の北にある宝石のような湖スリーピー・ホロー(Sleepy Hollow)。グレノーキーにあるアーンズロー・バーン(Earnslaw Burn)に再トライしたいして稜線も歩きたい。マトゥキトゥキ谷(Matukituki Valley)からカスケードサドル(Cascade Saddle)までの往復もいい。

 フィヨルドランド国立公園では、ガートルード・サドル(Gertrude Saddle)。Uパス。ちょっと頑張ってティティロア山(Mt Titiroa, 1710m)。もっともっと頑張ってアデレード湖(Lake Adelaide)。 

 これを読んで、頭の中がはてなマークだらけになるのは、ごく普通の反応なのでご心配なく。

 「ははぁ、あそこか」なんて思ってニヤニヤしてるアナタや、地図を広げて場所を確認しているアナタは、ただならぬ山好き 晴れて(の同類です


クイーンズタウンよりハッピー・ニューイヤー

2010年01月01日 | クイーンズタウン
      <朝焼けのアスパイアリング山(Mt Aspiring, 3033m)>
 
 新年明けましておめでとうございます

 除夜の鐘も、お節料理も、こたつもないお正月を迎えるのはこれで12回目になった。大晦日には友人宅で年越しそばを食べ、ニューイヤーの打ち上げ花火を見に行った。この明るい活気ある雰囲気も悪くないけど、やっぱり新年は静かに迎えたいと思ってしまう。大晦日は飲んで騒いで、元日は二日酔いで迎えるだけなんて、ああ、情緒のかけらもなくって興ざめしちゃうなぁ

 おおっと、新年早々辛口になってしまったけどどんなに長く異国で暮らしても、はたまた異国の暮らしをどれだけ楽しんでいても、心は日本人のまま変わることがない、ってことを改めて感じた。でもね、仕事の関係で、年末年始はお休みがとれないんだから、スパッとあきらめるっきゃないのよね

 気分直しに地元の山の写真を。クイーンズタウンから車で15分ほど西に行ったところにある、クライトン山の頂上(Mt Crichton, 1866m)から、セシルピーク、リマーカブルズ連峰とワカティプ湖の眺め。



 山頂付近に静かに佇むイソベル湖(Lake Isobel)。



 イソベル湖に近づいてみると……



 なんてきれいな水の色……



 この美しい眺めに、すっかり癒されてしまったねむりねこです 
 
 明日から三日ほど非番なので、グリーンストーン渓谷の猫かぶりのところに行って、遅ればせながら新年を祝おうと思ってる。お天気次第で、また新たな場所を探索する予定。

クイーンズタウンよりメリークリスマス

2009年12月25日 | クイーンズタウン
 今日はクリスマスの日。ニュージーランドでクリスマスは、ちょうど日本のお正月のように、普段離れて住んでいる家族が集まって団欒を楽しむ日。

 ねむりねこと猫かぶりは昨日、今日と泊まり掛けでトレッキングに行った。ラッキーなことに山小屋は二人だけだったので、ゆったりと過ごすことができた。この話はまた次回。

 クリスマスツリーのないわが家は、薪ストーブの煙突をツリーに見立てて電飾し、友人や家族からもらったクリスマスカードを一緒に飾っている。



 そうそう。ハウス・ウォーミング・パーティで友人にもらったクリスマス・リリーが、今日花を咲かせ、居間はユリの甘い香りが漂っている。





クイーンズタウン名物の「クリスマス電飾」

2009年12月23日 | クイーンズタウン
 クリスマスまであと2日。どこもかしこも、クリスマスの雰囲気にあふれているのは、ここクイーンズタウンも例外ではない。この時期になると、毎年ローカル紙の一面を飾るあるお宅がある。

 その家はクリスマスの電飾が有名で、過去に何度か町役所主催の装飾コンテストで大賞を受賞したことがある。以前住んでいたところの近所なので、毎年、飾りっぷりを見物しに行くんだけど、見るたびにアップグレードしている。「これでもか!」と言わんばかりの電飾の数々と細部へのこだわりは、もう執念としか言いようがない。本当にお見事、脱帽なのです。

 百聞は一見に如かずなので写真をご披露(このページの写真は全部、クリックすると拡大されます)。まずは通りから見たところ。



 家の正面はこんな感じ。



 車寄せのあたりもとっても賑やか。



 通りに面した部分。電飾の陰に隠れてるけど、庭もとってもきれいに手入れがされている。



 熱気球にぶら下がるサンタ。トナカイはどこ行っちゃったの?
 


 夕闇が濃くなってきたのでもう一枚。濃紺の空と山々を背景に、電飾が一層映えている。



 ワイルドさん、今年もどうも有り難う。また来年、夢のある電飾で楽しませて下さいね……

ニュージーランドで初体験 新居のお披露目パーティ主催

2009年12月08日 | クイーンズタウン
 昨日、ハウス・ウォーミング・パーティを行った。誰に来てもらうか決めたり、提供する食べ物や飲み物の買い出し、お料理、家の中の掃除と整理整頓、庭の芝刈りなど手入れ…… 前準備には1週間ほどかかった。ねむりねこは前日まで仕事で、あまり家の中のことができなかったけど、休日にあたっていた猫かぶりが、手際良く準備を進めてくれたのでとても助かった

 わが家では、家事は手が空いている者が何でもする。どちらかというと、力仕事は猫かぶりの、細かい部分の掃除などはの役割になるけれど、相手に任せっきりにせず、お互いに気をつけるようにして、相手のしてくれたことには「ありがとう」の一言を絶やさないのが家流なのだ。

 さてさて、一番時間を要したのがもてなし料理。おしゃべりしながら簡単につまめるものを何品か作ったが、フラットメイトを加えて三人、ほとんど休む間もなく働き続け、すべて準備が整ったのは招待時刻ギリギリだった。それにしても、米八合分の巻き寿司を作ったのは圧巻だったぁ

 友人たちが、手作りの一品料理や贈り物を手に、続々とお祝いに来てくれたのが本当に嬉しかった ツアー形式で家の中を見てもらい、さまざまなコメントをもらった。

 年配の友人や、大工をしているという友人のダンナさんは、さすがに目の付けどころが異なり、達が気がつかなかった、家の造りの細部に関するところまで鋭くチェックして「いい買い物をしたね」と褒めてくれる。庭に詳しい友人たちは、バラの手入れの仕方や、名も知らなかった草木のことなど、事細かに教えてくれたり、楽しいばかりでなく色々とためにもなる時間だった。本当に古典落語の「牛ほめ」の世界を実体験…… 与太郎のような、おとぼけ訪問者はいなかったけどね

 大人たちが話に花を咲かせている間、一緒についてきた子供たちは、離れの中や庭をかけずり回って、楽しそうに遊んでいるのが微笑ましい。料理もお蔭さまで大好評、
「おいしいね~」
「これ、どうやって作ったの?」
「やっぱり、日本人の作るお寿司はおいしいよね。売ってるのと違う」
と食べてくれ、頑張り甲斐を感じた

 穏やかな陽気にも恵まれ、友人たちの優しい心遣いと明るい笑い声に、心がほっこりと温まる一日だった。残念だったのは、来客の多さに、一人一人と言葉を交わす時間が限られていたこと。まぁ30人近くが来たのだから仕方ないよね 「ゆっくりお話ししたいから、またいつでも立ち寄ってね」と約束して別れていく。



 いただいた贈り物は、花が圧倒的に多い。それもお店で買ったものだけでなく、自宅の庭に咲いた大輪のシャクヤクやバラなども。その他では、手作りジャムや、飾り皿、掛けもの、新居の縁起もののと思われる手づくりの木製スプーンなども。

 美しい花々であふれかえった居間を眺めるたびに、パーティの楽しい雰囲気が脳裏によみがえり、温かで満ち足りた気分になる……

 こんな気持ちになるのは、結婚式以来だろうか。どちらも一生に一度の一大イベント、それぞれ所は異なるが、人の温かさを心底嬉しく、そしてありがたく思う一家であった

 この場を借りて…… みんな、本当にどうもありがとう。これからもどうぞヨロシクね

春のドカ雪と緑色のサクラ

2009年10月03日 | クイーンズタウン
 うわぁーーーーっ 今朝、カーテンを開けたら(クリックで拡大)

 

だ、それも半端じゃない降り方の。今年の冬には、とうとう一度もなかった市街地での大雪が、春の、北半球で言えば4月の上旬に降っている。車の上にも2㎝ほど積もってて、運転する前に軽く除雪しなくちゃいけなかったほど。

 それもそのはず、クイーンズタウンと隣接している、南西部のフィヨルドランドには大雪警報が出ていたから、ここもとんだとばっちりを受けたってわけ。いや、それにしてもよく降ってくれたこと。休暇明けの初出勤に雪道運転とは嬉しくて涙が出た。雪は午前中いっぱい降り続いたけど、お昼ごろからは晴れて、夕方にはきれいに溶けてなくなってしまった(ほうっ)。

 話は変わって…… 近所のサクラの木が緑色の花をつけた。一見して葉桜みたいだけど、これはれっきとした花弁(クリックして拡大)。何という種類か、知っている方がいらしたら教えてください。



 北島キャンピングカーの旅3日目に、温泉プールの写真をアップした。投稿した際に写真を載せそこなったから、ずっと気になっていて…… 

 ああ、また行きたいよぉ

春が来た!クイーンズタウンのお花見状況

2009年09月11日 | クイーンズタウン
 春といえば、咲き誇るサクラやモモの花。

 毎年この時期になると、「クイーンズタウンにも、サクラ・ウメ・モモの類の木が、個人の庭や街路樹として数多く植えられているんだなぁ」と今更ながらに思う。早咲き、遅咲き、白っぽいのや濃い桃色、一重や八重の花弁…… 多種多様な花々を身近に眺めれらるのはとてもラッキーだ 

 というわけで、早咲き種をパシャリ。まだ満開ではない木もあるけど、そこは気の早いねむりねこなのでどうぞご容赦。まずは、蒸気船波止場(Steamer's Wharf)近くのサクラ。



街からちょっと引っ込んだ場所で見つけた、白いサクラ。



湖に面したリッジズ・ホテルの、濃い桃色が艶やかな花。左右の樹で、微妙に桃色が違うのが、写真でどこまでわかるかな……



そして、街中のセント・ピーターズ教会のソメイヨシノ。




 日本の春に比べて日中と夜間の気温差が大きいためか、はたまたさまざまな種類が植えてあるためか、サクラ等の花を1か月近く楽しめるのが、この場所に住んでいて嬉しく感じるポイント 

 ちなみに、一番遅咲きのものは花が緑色をしている種(名前は知らないんだけど)。他の樹がもう葉桜になりかけているので、「これも葉桜?」と思って近づいてみたら花だった 咲いてるのを見つけたら紹介しようかな。

 蛇足になるけど…… クイーンズタウンから約100km離れたところに、アレグザンドラ(Alexandra、通称アレックス)という人口3700人程度の町がある。果樹栽培がとても盛んで、たくさんの花々が咲き乱れる毎年9月下旬に"Blossom Festival(花祭り)"が行われている。果樹園をめぐるドライブコース(道路沿いに標識が立っている)は、この時期にこの地を訪れる人々に人気。


ドキッ!とする男性トイレ

2009年08月02日 | クイーンズタウン
ねむりねこです。きょうは閑話休題といこうっかな……

クイーンズタウンにある5つ星ホテル「ソフィテル」にある、名物トイレ。
こんな美女にじっと見つめられたら、出るものも出ない?
(写真提供:もちろん猫かぶり)





で、10月のジャズフェスティバル期間中は、こっちのバージョンに模様替えするんだって




では、また!

アクロバット飛行

2009年03月03日 | クイーンズタウン


 エコとはあまり関係がないが、近所で行われたアクロバット飛行が見事だったので。私のカメラはバッテリー切れだったので、フラットメイトからの頂き物写真2点。そびえ立つ秀峰リマーカブルズ連峰の、黒々とした山肌を背景に、黄色い機体と白い飛行機雲がとてもキレイ。