昨日、ハウス・ウォーミング・パーティ

を行った。誰に来てもらうか決めたり、提供する食べ物や飲み物の買い出し、お料理、家の中の掃除と整理整頓、庭の芝刈りなど手入れ…… 前準備には1週間ほどかかった。ねむりねこ

は前日まで仕事で、あまり家の中のことができなかったけど、休日にあたっていた猫かぶりが、手際良く準備を進めてくれたのでとても助かった
わが家では、家事は手が空いている者が何でもする。どちらかというと、力仕事は猫かぶりの、細かい部分の掃除などは

の役割になるけれど、相手に任せっきりにせず、お互いに気をつけるようにして、相手のしてくれたことには「ありがとう」の一言を絶やさないのが

家流なのだ。
さてさて、一番時間を要したのがもてなし料理。おしゃべりしながら簡単につまめるものを何品か作ったが、フラットメイトを加えて三人、ほとんど休む間もなく働き続け、すべて準備が整ったのは招待時刻ギリギリだった。それにしても、米八合分の巻き寿司を作ったのは圧巻だったぁ
友人たちが、手作りの一品料理や贈り物を手に、続々とお祝いに来てくれたのが本当に嬉しかった

ツアー形式で家の中を見てもらい、さまざまなコメントをもらった。
年配の友人や、大工をしているという友人のダンナさんは、さすがに目の付けどころが異なり、

達が気がつかなかった、家の造りの細部に関するところまで鋭くチェックして「いい買い物をしたね」と褒めてくれる。庭に詳しい友人たちは、バラの手入れの仕方や、名も知らなかった草木のことなど、事細かに教えてくれたり、楽しいばかりでなく色々とためにもなる時間だった。本当に
古典落語の「牛ほめ」の世界を実体験…… 与太郎のような、おとぼけ訪問者はいなかったけどね
大人たちが話に花を咲かせている間、一緒についてきた子供たちは、離れの中や庭をかけずり回って、楽しそうに遊んでいるのが微笑ましい。料理もお蔭さまで大好評、
「おいしいね~」
「これ、どうやって作ったの?」
「やっぱり、日本人の作るお寿司はおいしいよね。売ってるのと違う」
と食べてくれ、頑張り甲斐を感じた
穏やかな陽気にも恵まれ、友人たちの優しい心遣いと明るい笑い声に、心がほっこりと温まる一日だった。残念だったのは、来客の多さに、一人一人と言葉を交わす時間が限られていたこと。まぁ30人近くが来たのだから仕方ないよね

「ゆっくりお話ししたいから、またいつでも立ち寄ってね」と約束して別れていく。
いただいた贈り物は、花が圧倒的に多い。それもお店で買ったものだけでなく、自宅の庭に咲いた大輪のシャクヤクやバラなども。その他では、手作りジャムや、飾り皿、掛けもの、新居の縁起もののと思われる手づくりの木製スプーンなども。
美しい花々であふれかえった居間を眺めるたびに、パーティの楽しい雰囲気が脳裏によみがえり、温かで満ち足りた気分になる……
こんな気持ちになるのは、結婚式以来だろうか。どちらも一生に一度の一大イベント、それぞれ所は異なるが、人の温かさを心底嬉しく、そしてありがたく思う

一家であった


この場を借りて…… みんな、本当にどうもありがとう。これからもどうぞヨロシクね