通信教育の試験が終わって、ほう~っと一息のねむりねこ
です。今日は、アウトドアスポーツの天国、クイーンズタウンらしい話題を!
クイーンズタウン近郊のセントラル・オタゴ地方では、廃線となった線路跡を整備したサイクリングコース、
「セントラルオタゴ・レイル・トレイル(Central Otago Rail Trail)」が人気を呼んでいる。全行程を走破しようとすると普通は2泊3日かかるけど、バスを利用して一部だけ走るという手もある。コース沿いには、バックパッカーやモーテルなど安価な宿泊施設や食事ができるパブなどがあり、また宿泊地では地元の人々との心温まるふれあいもあり、巷の評判はすこぶるいい。
達は今年の春か夏(こちらの10月以降)の陽気の良い時期を狙ってぜひトライしたいと思っている。
またオフロードの多いクイーンズタウンでは、マウンテンバイクがかなりの人気。町の周辺にはマウンテンバイク用のトラック(多くはウォーキング・トラックと兼用)が多く、分かりやすいコース地図がたったのNZ$4.00(約250円)で手に入る。加えて、自転車に大量の荷物を積み、雨の日も風の日もエッチラオッチラと、全国を旅する人々の姿も珍しくなかったりする。
現在、ニュージーランドを北から南へと縦断する、「ニュージーランド・サイクルウェイ(New Zealand Cycle Way)」を整備する構想が発案されている。発案者がこの国の政府というあたりが、ニュージーランド人のアウトドア好きな国民性を示していて、思わずニンマリとしてしまう
その第一弾として、全国7箇所のコースの優先整備計画が発表された。その一つがクイーンズタウンを起点として、山あり、湖ありの壮大な景色が広がる「アラウンド・ザ・マウンテン・レイル・トレイル(Around the Mountain Lake Trail:下の地図、クリックすると拡大します)」。
まずなんと言っても、最初に自転車を石炭蒸気船TSSアーンスロー号に積んで対岸に渡る、という始まり方が、クイーンズタウン(Queenstown)らしい
下船後は、ウォールターピーク牧場(Walter Peak Station)から……
谷あいをくねくねと伸びるニコラス・ロード(Nicholas Road)を抜けて……
マボラ湖(Mavora Lakes)を通って南下しモスバーン(Mossburn)へ。
(写真は北マボラ湖)
そこからは旧線路跡に沿ってキングストン(Kingston)へと北上する……
(近くの山の頂上からキングストンの村)
(夏の間は、観光の蒸気機関車が走り、絵になるのどかな風景なのよ~)
まさに絶景続きの175キロの周回コース
ちなみに上記ルートは、現在でも車道を通れば走破可能だけど、車を気にせず安心して自転車をこげるようになれば、人気も増すこと必至。早ければこの夏にも着工され、数年内にはクイーンズタウンに新たなアクティビティが加わることになり、また一つ、この地を離れられない理由ができる。