エコ・ニュージーランド Eco New Zealand

ニュージーランド発。エコライフ、環境保護、山、森、動物、アウトドア、山歩き、猫についてのブログ。

ねむりねこよりみなさんへ

エコ・ニュージーランドへようこそ!! その時の気分で、過去の旅行の話になったり、庭、環境保全、トレッキング等々、話が飛んでいます。ジャンル別にお読みになりたい方は、左のカテゴリーからどうぞ!! また、本文中のトレッキング(トランピング)関連の用語の説明は、同じくカテゴリー欄から「ニュージーランドのトランピング用語集」をご参照ください (^o^)

「全長175kmのオフロード・サイクリング・コース!」追加情報

2009年08月11日 | その他アウトドア
 以前投稿した、オフロード・サイクリングコースの項に、地図を作製してアップしたので、ご興味のある方は是非どうぞ(ピンクの点線がコース、途中の地名も入れました)。写真+地形図で面白さが一層伝わることを願って。

 さて、ねむりねこは通信教育の次なる課題に立ち向かう時期が来た。今度のお題は、「エコ・ツーリズム・ベンチャーについて、カイコウラのホエール・ウォッチングを例に1500単語のレポートを書くこと」なので、参考資料の読み込みに入らなくては。長時間座りっぱなしだと、数年前に患った椎間板ヘルニアが再発しそうになるので、立ったり、座ったりしながら読むようにしようっと。(ちなみに、これも立った姿勢で書いてます)

 さらに、職場の勧めでニュージーランド先住民族のマオリ語とマオリ文化について、コミュニティ・コースの夜のクラスに通うことになった。クイーンズタウンはマオリ人口が少ないため文化的な影響もあまり見られず、かれこれ10年以上暮らしていても直接ふれるチャンスがなかったので、これを良い機会と思っている。

「レポートだの習い事だの、これじゃまるで学生に戻ったみたいだわ」
なんて思っていたら、先日、この歳で高校に通っている夢を見てしまった

 では、今日はこの辺で

全長175kmのオフロード・サイクリング・コース!

2009年08月06日 | その他アウトドア
 通信教育の試験が終わって、ほう~っと一息のねむりねこです。今日は、アウトドアスポーツの天国、クイーンズタウンらしい話題を!

 クイーンズタウン近郊のセントラル・オタゴ地方では、廃線となった線路跡を整備したサイクリングコース、「セントラルオタゴ・レイル・トレイル(Central Otago Rail Trail)」が人気を呼んでいる。全行程を走破しようとすると普通は2泊3日かかるけど、バスを利用して一部だけ走るという手もある。コース沿いには、バックパッカーやモーテルなど安価な宿泊施設や食事ができるパブなどがあり、また宿泊地では地元の人々との心温まるふれあいもあり、巷の評判はすこぶるいい。達は今年の春か夏(こちらの10月以降)の陽気の良い時期を狙ってぜひトライしたいと思っている。

 またオフロードの多いクイーンズタウンでは、マウンテンバイクがかなりの人気。町の周辺にはマウンテンバイク用のトラック(多くはウォーキング・トラックと兼用)が多く、分かりやすいコース地図がたったのNZ$4.00(約250円)で手に入る。加えて、自転車に大量の荷物を積み、雨の日も風の日もエッチラオッチラと、全国を旅する人々の姿も珍しくなかったりする。

 現在、ニュージーランドを北から南へと縦断する、「ニュージーランド・サイクルウェイ(New Zealand Cycle Way)」を整備する構想が発案されている。発案者がこの国の政府というあたりが、ニュージーランド人のアウトドア好きな国民性を示していて、思わずニンマリとしてしまう その第一弾として、全国7箇所のコースの優先整備計画が発表された。その一つがクイーンズタウンを起点として、山あり、湖ありの壮大な景色が広がる「アラウンド・ザ・マウンテン・レイル・トレイル(Around the Mountain Lake Trail:下の地図、クリックすると拡大します)」。



 まずなんと言っても、最初に自転車を石炭蒸気船TSSアーンスロー号に積んで対岸に渡る、という始まり方が、クイーンズタウン(Queenstown)らしい 



下船後は、ウォールターピーク牧場(Walter Peak Station)から……



谷あいをくねくねと伸びるニコラス・ロード(Nicholas Road)を抜けて……



マボラ湖(Mavora Lakes)を通って南下しモスバーン(Mossburn)へ。
(写真は北マボラ湖)


そこからは旧線路跡に沿ってキングストン(Kingston)へと北上する……
(近くの山の頂上からキングストンの村)


(夏の間は、観光の蒸気機関車が走り、絵になるのどかな風景なのよ~)


まさに絶景続きの175キロの周回コース

 ちなみに上記ルートは、現在でも車道を通れば走破可能だけど、車を気にせず安心して自転車をこげるようになれば、人気も増すこと必至。早ければこの夏にも着工され、数年内にはクイーンズタウンに新たなアクティビティが加わることになり、また一つ、この地を離れられない理由ができる。