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エコ・ニュージーランド Eco New Zealand

ニュージーランド発。エコライフ、環境保護、山、森、動物、アウトドア、山歩き、猫についてのブログ。

たかがパセリ、されどパセリ…… わが家のパセリのちょっと驚く生育ぶり

2013年09月11日 | エコ
 3年前にこの家に越してきた時、前に住んでいた人の置き土産のパセリがいた。家庭菜園にぽつんと取り残されていたパセリは、お化けのように大きく育っていた。

 ねむりねこ夫婦はどちらもパセリが大好き、という訳ではなかったが、とりあえずそのままにしておいた。

 しかし他の野菜を植える時期になって、邪魔になったので、引っこ抜いてシダレザクラの下に「放り投げて」おいた。

 水もやらず、肥料もやらず、文字通り放ったらかしにしておいて、しばらくしてどうなったか様子を見たら…… 冷遇にもめげずパセリはしっかりと根を下ろし、日当りの悪い新天地で細々と生きながらえていた。


 秋が終わり、冬になり、寒さに弱い植物は次々と枯れ、パセリもいつの間にか枯れていた。ちょっと可哀想な気もしたけど、まあしょうがない……


 春が来て、スイセンやチューリップがこぞって咲き競い、花も終わった頃のこと。シダレザクラの近くで、元気のない葉っぱだけになったスイセンを刈り取っていたら……

 あれ、あれ なんとパセリを発見。

 それも、以前の薄暗い場所から自分で引っ越して、縁石のすぐ近くで燦々と太陽を浴びて元気に育っている 

 う~む、パセリの生命力、おそるべし 「料理の付け合わせの目立たない存在」程度にしか思っていなかったパセリを、大いに見直しただった。


 その翌年もパセリは同じ場所に生え変わり、暖冬だった今年は冬の間もしっかりと生き延びた。


 そしてこの春、パセリ・コロニーに異変が起きた。

 まずはこれまでの定位置。シダレザクラのある植え込みの縁石の近く(写真右下)。



アップにするとこんな感じ。一部、枯れているところもあるけど、相対的には元気。



 そして、ここから少し離れた場所に三か所、新たに小さな株が育っていたのだ。

 一つ目の株はスイセンの間を分け入るように、二つ目の株はシダレザクラに寄り添うように生え、



三つ目の株は、日当りの良さそうな縁石の間にちゃっかりといる。




 それだけじゃない。

 シダレザクラの生えている植え込みから、レンガのパティオを挟んだ向こう側に、ネクタリンのある植え込みがある。距離にしてその間15~20mほど。



満開のネクタリンのすぐ近くに、



やややっ、小さなパセリを発見 


 
 風に運ばれた種がここに根を下ろしたんだろうけど、まさかこんな離れたところに根付くなんて…… 

 この庭ではいろいろな植物が育っているが、しぶといまでの生命力の強さと、繁殖力の旺盛さではパセリがダントツ。ここまでくれば、もう痛快としか言いようがない

 パセリの今後の動向に、目が離せない一家である。


 
 


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