黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

三輪明神 大神神社へ

2013-06-03 09:02:15 | 奈良の寺社
遠くからでもはっきりと見える大鳥居、いつかはくぐりたいと思っていた大和国一ノ宮にして旧官幣大社の
大神神社(三輪明神)に今回初めて参拝しました。長谷寺からの帰りに近鉄桜井で下車。タイミング良く
駅前のロータリーに停車していたバスに乗り込み10分ほどであの大鳥居前に到着。耐久性は1300年ほどにもなる
対候性鋼板の高さ32.2mの日本一の鳥居。近くに寄ってももちろんとてつもなくでかいですなー。実際は車道を
挟んでの鳥居なので下は車がバンバン通ります。実は一の鳥居ではないそうで、この大鳥居のでかさに
気をとられて真の一の鳥居を見過ごしてしまいました・・・。


この大鳥居から15分ほど歩いて見えてくるのが二の鳥居。この前までは車道なのでこの二の鳥居から先が
静寂な参道となるのです。


二の鳥居からの参道を歩きながら心を整えて本殿へ!・・・となるところ、実はこの大神神社にはご神体の在わす
本殿はなく、本殿と見間違う立派な殿舎は拝殿。三輪山自体をご神体とするためそれをお納めする本殿が
ないのは至極当然ということだ。三輪山は前掲写真の大鳥居の先に見える山である。


拝殿の奥に三ツ鳥居があり、さらに三輪山自体にも参拝登山が出来るそうだが時間の都合で拝殿からの
参拝のみで退がった。二の鳥居まで戻ったところで右に行く。その先に大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)
という摂社があるが、こちらは明治初年までは大神神社の神宮寺だったそうでかつてのご本尊は聖林寺の
あの国宝十一面観音だったとか。残る建物は重文指定された室町時代以来のもので「神社」といいながら
まったくお寺のお堂である。若宮社とも称する。




さてこのあと奈良市内へ戻り、今回は宿泊。新大宮駅前のスーパーホテルにて。部屋が8階の東向きだった
ので部屋の窓から約2キロ先の東大寺大仏殿と興福寺五重塔が同時に遠望できるという絶好のロケーション
の部屋でした。朝目覚めての眺望に感動。



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