黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

飛鳥坐神社 ちんちん鈴

2013-06-04 09:47:40 | 奈良の寺社
今年の節分2月3日にも明日香村には行っていて、その時にお参りしようと思っていたのが飛鳥坐神社。
でもこの日は2月の第1日曜でこの神社の祭礼にしてキングオブ奇祭といわれる「おんだ祭り」の日だったので、
当然境内は人々で埋め尽くされるだろうから回避して今回が始めてのお参りとなりました。

実際2月3日の午後に近くの飛鳥寺へ行ってバスで橿原神宮駅に戻ろうとしたら、おんだ祭り帰りの人々で
バス輸送が追いついてない状況だったのだけど、今回は神社の境内にも人がいなくて大変静か。

この飛鳥坐神社、「あすかざじんじゃ」と読みそうになるけど訓読みで「あすかにいますじんじゃ」という。
神社の由緒書によると創建はわからないほど古く、大国主命の子である事代主神がこの地に鎮座したとされ、
神主家は大神臣飛鳥直(おおみわのあそんあすかのあたい)の氏姓を崇神天皇から受け、以来現在は87代目に
あたるらしい。境内の規模はそう大きくない。こじんまりとした丘に本殿は建つ。




 

小さい神社ではあるが、先述のおんだ祭が奇祭として有名なのに加えて、いわゆる性器崇拝で有名な神社である。
そもそもおんだ祭からして天狗とおたふくの公開チョメチョメなのだから。




授与所は鳥居のそばにある。無人だったのでインターホンを押すと宮司の奥さんが出てきてくれた。
この奥さん、4月に放送されたごぶごぶに出てはった人だ。ごぶごぶのステッカーもある!


以下、くろこまと奥さんの会話・・・。
黒駒「ごぶごぶ出てましたねー」
奥さん「深夜ですけど若い人がようけー(多く)見ておられるんですねー」

ごぶごぶによると笑い飯の哲夫とこの神社の娘さんが同級生らしくて、その縁でも浜ちゃん・東野・哲夫が
ロケに来たみたい。そして3人も買っていった「ちんちん鈴」・・・。

黒駒「あのー、鈴ください・・・」 (ちんちんは言えんかった・・・)
奥さん「はい、どれになさいます?」 (3種類ある)
黒駒「じゃあ、右のと真ん中のをひとつずつ」
奥さん「あーごめんなさい。右のは今売り切れててないんです。あの放送からいっぱい人が来られて
    買っていかれてね」


まさかの売り切れ。さすがテレビの影響は大きいな。売り切れていたのは薬がかかっていて色模様が
ついている鈴。そしてくろこまが頂いたのは素焼き風の鈴。


このちんちん鈴、どこで製造してるんだろ?とぐぐってみたら地元明日香村の工房のようだ。工房のブログ
あって、それによるとおんだ祭前後も売り切れで増産体勢に入っていたみたい。さらにごぶごぶ効果で
例年1年分の数が1ヶ月で売れたとか。予約待ちもあるそうで神主さんが何百個でもいいから早く作って!
と依頼中・・・ってすごいなー。今も必死でどんどん焼いておられることだろう。

飛鳥坐神社のまわりはのどかな田園で神社の前には休憩スペースがある。そこでバス待ちのために
しばらく座っていたら、数人、さらにまた数人と神社へ入っていって授与所に向かう。出てきたそれらの
人の手には神社の白い紙封筒。おそらくちんちん鈴。また売れた。早く増産を!

さて、今回お参りの大神神社と飛鳥坐神社のご朱印。


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