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黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

今日はレクイエム

2006-12-05 21:39:37 | モーツァルト・クラシック音楽
今日は楽聖W.Aモーツァルトが昇天した日です。
1791年12月5日午前0時55分にモーツァルトは
亡くなりました。享年35才。最期の作曲は奇しくも
レクイエム(死者のための鎮魂ミサ曲)で、これは未完成に
終わっています。

ほぼ身内・友人のみによる葬儀のあとにその棺に付き添う者もおらず
墓地管理人によってウィーン郊外のマルクス共同墓地に
他の遺骸とともに埋められました。3等級の簡素な葬儀埋葬でした。
したがってモーツァルトの本物の遺骨は行方がわからず
現在その埋葬されたであろう跡地にモーツァルトの墓標が
たっています。

ウィーンではモーツァルトの死に冷淡でしたがプラハでは盛大に
追悼式が行われ4000人もの人々が弔問に訪れたといいます。
その死の直後から各地でモーツァルトの死を悼む声はだんだんと
大きくなっていったのです。

モーツァルトには2人の子供がいましたがいずれも子孫を残さず
今日モーツァルトの血脈を伝えるものはいません。
写真は聖マルクス墓地の埋葬跡地の墓標です。




昨日のこと 追記

2006-11-12 11:18:23 | モーツァルト・クラシック音楽
昨日の演奏会は地元の文化会館で行われました。読売日本交響楽団は
東京に本拠を置く40年ほどの歴史をもつ楽団です。今回は遠征公演です。
普段の定期演奏会は東京のサントリーホール等で行われて良席で8000円
するみたいですが、今回の公演は3500円とかなり格安です。

およそ1500席のホールでおそらく5~6割の入りではなかったかと
思います。後方や側方、2階席は空席が目立ってましたから。
ちゃんと利益になったのかどうか心配しちゃいましたよw
クラシック音楽の地方公演の集客の現状ってこんなものかも。
京都市内でのモーツァルト公演も500席の小ホールでも空席ありますから。
人気ソリストの公演とかはプレミアもつく状態らしいですけど。

今回は本公演に先立つこと2時間前にオケリハ(オーケストラのリハーサル)
を観ることができました。楽団によっては公演前のオケリハとか
後援会員に練習をみせるとかいう催しを行うところがあります。
オケリハを聴いて本公演に行くっていうのもいいかもですね。

ジュピター(;´Д`)ハァハァ

2006-11-11 23:00:23 | モーツァルト・クラシック音楽
今晩は地元の文化会館でコンサートがあって聴きにいってきました。
読売日本交響楽団の演奏会で演目はモーツァルトの「フィガロ序曲」に
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、そしてモーツァルトの
「交響曲第41番ジュピター」です。

僕はモーツァルトヲタですが、他のクラシック音楽で聴くのは
バッハとチャイコフスキーぐらいです。あとはベートヴェンも
ブラームスとかも聴かない。
チャイコフスキーはクラシック初心者向きとか耳なじみが良すぎる
とか言われますけど、叙情的なメロディーは郷愁を誘ってとても
好きです。ピアノ協奏曲第1番とか今日のヴァイオリン協奏曲も
ロシアの雄大な情景を音楽で感じることができる名曲です。

さて、モーツァルトの「ジュピター」
この曲は僕にとってモーツァルトと出会った最初の曲にして
最高の曲で賛辞を送る言葉はもう無限です。
至高・至福・究極・天上の音楽・神の音楽・叡智の調べ・悦楽の極致・・・
第4楽章に至っては、もう脳も感覚も体もとろけそうになって
完全に逝ってますね・・・エクスタシーの極致ですよ。
今日もあっちの世界に逝ってしまいました(;´Д`)ハァハァ

とはいえ、この曲を生で聴くのはおそらく15年ぶりぐらい。
なかなか機会がなくてね。今年ももう聴けないかと思っていたら
なんと地元で聴けることに。しかも来月は大阪でもN響の演奏会で
この「ジュピター」を聴きにいきます。
これで今年2006年のモーツァルト生誕250年イヤーも
思い残すことないです・・・。




ドン☆ジョヴァンニ

2006-10-04 21:47:38 | モーツァルト・クラシック音楽
今回の東京遠征の目的のひとつはモーツァルトの
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」鑑賞でした。
モーツァルトのオペラの中でも最も好きなオペラです。

このオペラはモーツァルトの他のオペラと異なって
主人公であるスペインの放蕩貴族ドン・ジョヴァンニの
殺人から始まり最後は地獄に落ちるという陰惨な内容の
ストーリです。特に第二幕のドン・ジョヴァンニと騎士長の
対峙から地獄へと落ちるクライマックスの場面は緊張感が漂って
いつ観ても鳥肌がたちます。

今回の公演は上野にある東京文化会館でオールキャスト日本人
でした。でも席が後方だったので顔の表情までは見えずに
ロココ時代の衣装・かつらで、もちろんイタリア語上演なので
日本人がやっているか外国人がやっているかわかりませんでしたけどw
いわばイタリア人がちょんまげつけて時代劇やっているような
もんですw

公演は途中休憩を挟んで3時間半に及び、クライマックスも
とてもいい演出ですばらしい公演でした。

モーツァルト ツィクルス

2006-09-24 19:29:16 | モーツァルト・クラシック音楽
今日は先週と同じくモーツァルトです。
京都コンサートホールでのモーツァルトオンリーコンサートで。
前回は祇園祭の宵々々山の日7月14日だったかな。

今日の演目はメインがバイオリンコンチェルトの4番と5番に
ラストはシンフォニーの31番「パリ」ですね。
明日以降に書きますが午前中に京都府文化博物館の特別展で
歩きくだびれてしまって不覚にも最初ウトウトしちゃいましたw

でも後半以降はしっかり聴きましたよ。
指揮者は下野竜也氏ですがこの人の指揮は京都や東京でもう4回
観ました。若手の有望な指揮者でドラエもんみたいな体型ですがw
なかなか豪快なタクトで観ていて気持ちいいです。
テレビの音楽番組なんかでも最近は見かけますね。
さて、今週末は東京でオペラ「ドン・ジョヴァンニ」ですよ♪