いわきの「じゃんがら」について、
大須賀筠軒(1941年~1912年)は
著書『磐城誌料歳時民俗記』のなかで、次のようにも述べている。
ぢやんがら念仏トハ、即念仏躍ニテ、男女環列、
鉦ヲ敲キ、皷ヲ撃ツ。
皷者、両、三人、中央ニアリ。
白布頭ヲ約シ、袖ヲ括ル。
之ヲ白鉢巻、白手繦トイフ。
皷ヲ腹下ニ着ケ、頭ヲ傾ケ、腰ヲ屈メ、撥ヲ舞シ、曲撃ス。
鉦者、数名、打粧、皷者ニ同ジク、
鉦架ヲ左肩ニシ、丁字木ヲ以テ摩敲ス。
皷ノ数ヲ幾からトイヒ、鉦ヲ敲クヲきるトイフ。
これを現代的な表現に改めると、次のようになるかと思う。
「じゃんがら」は念仏踊りの一種で、
男女が輪になったり、列になったりして踊るものである。
また、その際、鉦や太鼓を用いる。
太鼓を叩く者の数は2人か、3人で、輪の中央に位置する。
白い布で頭を縛り、袖をたくし上げる。
この出で立ちを「白鉢巻、白手繦」という。
太鼓は腹の下の方に付け、頭を傾け、腰を屈め、
手に持った撥を巧みに使い、舞を舞っているような仕草で太鼓を叩く。
また、鉦を叩く者の数は数人で、出で立ちは太鼓と同じである。
鉦を左肩から提げ、「丁字木」という撥で、こするようにして叩く。
太鼓の数を数える時には、
「ひとがら」「ふたがら」と数え、鉦を叩くことを「きる」という。
先に取り上げた高木誠一の文章のなかにもあったが、
大須賀?軒もやはり、「じゃんがら」は、男も、女も、
皆がその輪に加わって踊っていたと言っている。
大須賀筠軒(1941年~1912年)は
著書『磐城誌料歳時民俗記』のなかで、次のようにも述べている。
ぢやんがら念仏トハ、即念仏躍ニテ、男女環列、
鉦ヲ敲キ、皷ヲ撃ツ。
皷者、両、三人、中央ニアリ。
白布頭ヲ約シ、袖ヲ括ル。
之ヲ白鉢巻、白手繦トイフ。
皷ヲ腹下ニ着ケ、頭ヲ傾ケ、腰ヲ屈メ、撥ヲ舞シ、曲撃ス。
鉦者、数名、打粧、皷者ニ同ジク、
鉦架ヲ左肩ニシ、丁字木ヲ以テ摩敲ス。
皷ノ数ヲ幾からトイヒ、鉦ヲ敲クヲきるトイフ。
これを現代的な表現に改めると、次のようになるかと思う。
「じゃんがら」は念仏踊りの一種で、
男女が輪になったり、列になったりして踊るものである。
また、その際、鉦や太鼓を用いる。
太鼓を叩く者の数は2人か、3人で、輪の中央に位置する。
白い布で頭を縛り、袖をたくし上げる。
この出で立ちを「白鉢巻、白手繦」という。
太鼓は腹の下の方に付け、頭を傾け、腰を屈め、
手に持った撥を巧みに使い、舞を舞っているような仕草で太鼓を叩く。
また、鉦を叩く者の数は数人で、出で立ちは太鼓と同じである。
鉦を左肩から提げ、「丁字木」という撥で、こするようにして叩く。
太鼓の数を数える時には、
「ひとがら」「ふたがら」と数え、鉦を叩くことを「きる」という。
先に取り上げた高木誠一の文章のなかにもあったが、
大須賀?軒もやはり、「じゃんがら」は、男も、女も、
皆がその輪に加わって踊っていたと言っている。
青年たちが夜、集会所に集まって
練習をしています。
毎晩、太鼓の音が遠くから
聞こえてきます。
これが晩酌のビールに合うんですよね。
いわき市平の菅波地区のじゃんがらが、
平の沼ノ内地区の民家の庭先で
じゃんがらを踊っているところです。
その沼ノ内地区では、8月の最終土、日曜に
獅子舞(風流系)の奉納が行われるそうです。
興味のある方は、
ご覧になってはいかがでしょうか。