大須賀筠軒(おおすがいんけん 1841年~1912年)が
明治25年(1892)頃に書き記した『磐城誌料歳時民俗記』には、
福島県の浜通りにある岩井戸観音についても、次のような記述がある。
(旧暦3月)十七日 岩井戸観音詣アリ。
岩井戸ハ冨岡近傍ニテ、城下ヨリ北九里餘、
岩城三十三觀音順礼札ノ納メ所ナリ。
不思議ノ靈佛ナリトテ、山家ニハ珍ラシキ參詣ナリ。
農家馬ヲ飼フ者ハ、安手山ノ馬頭觀音ヘ參詣スル多シ。
岩戸観音は多くの人々の信仰を集めており、
また、磐城33観音の33番目の札所で、
巡礼者が札を納める観音様に当たるという。
明治25年(1892)頃に書き記した『磐城誌料歳時民俗記』には、
福島県の浜通りにある岩井戸観音についても、次のような記述がある。
(旧暦3月)十七日 岩井戸観音詣アリ。
岩井戸ハ冨岡近傍ニテ、城下ヨリ北九里餘、
岩城三十三觀音順礼札ノ納メ所ナリ。
不思議ノ靈佛ナリトテ、山家ニハ珍ラシキ參詣ナリ。
農家馬ヲ飼フ者ハ、安手山ノ馬頭觀音ヘ參詣スル多シ。
岩戸観音は多くの人々の信仰を集めており、
また、磐城33観音の33番目の札所で、
巡礼者が札を納める観音様に当たるという。