ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

窓の強風対策  vol.110

2011年09月02日 | 住まい

きのうの午後くらいから怪しい雲が出始め、夜に降り始めた雨はシトシトと一晩中降っていましたね。

風もなく、まるで台風の影響であることを隠して密かに降りましたって、そんな感じでしたよ。

そして今日は、朝から風をともない強い雨が本格的に降り始めたここ斐川町ですが、皆さんの地域はいかがですか?

全然来て欲しくはないんだけど、久々に日本列島を横断する気満々の台風12号君。

ゆうべは、大阪で大学生活を送る三男に「台風そっちに行きそうだから、バイクは気をつけろ」と話していたのに、なんか随分、島根に寄ってきそうですね。

今夜は、かなりの強風が吹き荒れそうな予報なので、遅ればせながら、台風対策を少し!

まず注意すべきは、内部と外部とを最も希薄な関係でつないでいる窓ですよね。

頼りない窓ガラス一枚、せいぜい厚さは3ミリから5ミリ。

小石一つでも割れそうなこのガラスに、家族の運命を託すのは心もと無いので、まずここの補強を考えてみましょう。

雨戸があればこの際に、がっちりと建ててしまいましょう。

でも、雨戸のないお家の方が断然に多いのは皆さんもご存じの通りです。

そんな時の対策として行うのは、最初にサッシ窓をしっかり閉めて、中央の鍵であるクレセントを最後まで回してください。

たとえ掛かりにくくても、無理矢理に、容赦なく、そして強引に掛けましょう。

そうすることで、ガラス窓が個別で風に対抗するのではなく、サッシ枠を含めた窓全体で風に抵抗できるからです。

でも、外に取り付けてある網戸はなんの突っ張りにもなりませんので、風に飛ばされる前にはずして、室内にでも取り込んだ方が良いでしょう。

更に、窓ガラスは飛散防止の為にテープを貼ると言う究極の方法もありますが、それには注意が必要です。

それは、台風通過後すぐに剥がしてしまわないと、後が大変になるからです。

テープの粘着部分はなぜか、時間の経過とともに強さを増します。

特に直射日光の当たる窓であれば、数日後には剥がせなくなるくらい、粘着強度が増してしまいます。

そして数ヶ月後には、粘着液が硬化してしまい、恐ろしいことに窓ガラスと一体化してしまうのです。

こうなると、窓から見える風景すべてを、殺伐とした世界に変えてしまうのだ!(個人差はかなり有りますが。)

でも最近であれば、シール剥がし液の優れものが出ていますので、試してみるのも良いでしょう。

ともあれ、本州に接近するにつれ、徐々に弱体化してくれることを祈りつつ、夜を過ごしましょう。

窓の外の風の音も、時折唸るような不気味な音を立てるようになってきました。

こんな夜は仕事を切り上げ、家族とともに過ごすのが一番良いんですよね。

ってことで、今夜はこれにてっ!


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