ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

 春風にウッドデッキ   vol.138

2012年04月17日 | 住まい

堅かったつぼみもほころび、芽吹きの若葉が眩しい季節になりましたね。

先日の14(土)15(日)に開催しました弊社リフォーム祭りには、たくさんのご来場ありがとう御座いました。

おかげさまで二日間お天気も良く、更に春のお祭りにしては珍しいことに風もなく、絶好の花見日和となってしまい・・・

いえいえ、そんな中でもたくさんの「花よりリフォーム相談」の方々とお話しできた二日間でありましたこと、心よりお礼申し上げます。

でも、中には顔を見たとたんクスクスと笑い出す失礼な方も・・・

いえいえ「本物のヒゲ専務をみ~ちゃった!」って感じの楽しい方々と、楽しい会話をいっぱいさせて頂きました。

今後、皆様のご要望に最大限応えるべく、最善を尽くして参りますので、今後ともよろしくお願い致します。

さてさて、あらためて・・・

弊社のフェアに合わせるように?ここに来て、急に春めいて来ましたが、皆さんいかがお過ごしですか?

それにしても、そよそよと吹く春風に温もりを感じると、急に外に出たくなって来ますよね。

骨を丈夫にするためにも、太陽光を浴びる必要が有るみたいですから、老若男女問わず、がんばって屋外に出かけたいものですね。

でもでも、そんなこと言われなくっても、寒くてつらい冬を乗り越えて、やっと巡ってきた春ですもの、めいっぱい楽しまなければ、絶対もったいないですよね。

そんなこんなの春に、私達が提案するのが、床までの大きな掃き出し窓から、直接外部に出られるウッドデッキです。

履き物を変えて庭に降りるのではなく、上履きのままだったり、裸足になって出てみたり、自由に使ってもらうようにしています。

もちろん春風に当てて洗濯物を干すのも、最高に気持ちいいんですよね。

今回は、そんな春にお似合いのウッドデッキを設置するときの注意点を、少しお話ししますね。

せっかく造ったのに、すぐに壊れて使えなくなってしまったのでは悲しすぎますから、丈夫で長持ちする作り方をお話しするつもりです。

少しだけ、お付き合い下さい。

さてさて、まず最初の注意点は、使用する材料についてです。

降雨量の少ない太平洋側と違い、雨の多い日本海側の、特にここ山陰地方では、この材種の違いが、耐久性に大きく影響すると思ってください。

そう言われても、木の種類なんて解るはずが無いよ~となるのは仕方のないことなので、簡単に言えば、硬い木は丈夫で、柔らかい木は弱い位に思ってください。

しかし、現実には簡単に確保出来ることと安価であること、そして加工性の良い点などを考え、柔らかい木を使う場合が多いのです。

でも先程、柔らかい木は弱いと書きましたよね。

それ自体は嘘ではないのですが、そんな柔らかい木でも、ある加工をすることで、耐候性、耐久性が抜群にあがる方法が有ります。

それは、専門の施設に持っていき、木材の内部に浸透するよう、釜に入れて防腐剤を加圧注入するのです。

もちろん、人体に悪影響のまったく無い、保育園などでもよく使っている防腐剤なので、心配はいりません。

そうすることで、雨風に打たれても簡単には腐らない、丈夫で柔らかい木へと変身するのです。

杉やヒノキ、パインなどでも、この防腐処置さえすれば、ウッドデッキ材として十分に使えるのです。

それでも、更に長く使いたいためには、もう一つの注意点があります。

長くなりそうなので、次回に続けます。

次回もお楽しみに。 では又っ!!