いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

庭で昼寝

2014年07月31日 | いろいろ
あつい。
こう暑いと、何も考えられなくなりますな。

ただ、もう、日々
いかに体力を残して職場へ行くか
いかに気力を残して家に帰るか
しか考えられません。


そんな今日この頃。

家に帰ると鍵がありません。
はっ!持って出るのを忘れたわい!

子どもたちも夫も夜まで帰ってこない。

はぁ~どうしよう。。。

しかし、ここでジタバタしても仕方ないので
塾の自習室に行っている長男に
「鍵がないので、早く帰って来てくださいな」
とだけメールして
野宿の準備にとりかかりましたよ。

ちょうど前日に、庭にテントを張れるようにきれいに掃き掃除をしておいたところだったのです。
こういうのを「ムシの知らせ」というのでしょうか。
でも、それなら、
なんだか、テントも出しておいたほうがいいような気がする、とか
蚊取り線香も出しておいたほうがいいような気がする、とか
もっと、ムシには気を利かせて知らせてほしかったところです。

ま、それはさておき。

私は、掃き出し窓に立てかけているよしずと窓のあいだにベンチを移動させて
ベンチの上に寝転びました。
これで道路から私の姿は見えません。


う~ん!
これはなかなか快適だ!

両足はベンチの片方の手すりからダラ~ンと出して
もう片方の手すりを枕にして
よしずから漏れ入る夏の昼下がりの日差し
セミの合唱さえ涼やかに聴こえます。

もしかしたら、マンガなどでよく描かれている
公園で昼寝をしているサラリーマンも、こんな優しい時間をすごしているんではないだろうか。


とかなんとか。。。。


気が付くと、携帯が鳴っています。
長男からのメールでした。
私、30分くらいウトウトしていたようです。

庭で昼寝。

耳を蚊にかまれて
かゆいわ。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

朝からいいこと言いましたっ!

2014年07月24日 | 息子たち
次男は中学生になったけど
身長は中学1年生の平均よりずっと小さいし
顔も小学低学年みたいだし
一人で甲山に行くのは、
「スネ毛が生えてから」という約束をしていました。

しかし、あまりにも、行きたい行きたいとうるさいので
もうっ!じゃあ一人で行けば!?

と言ったら
本当に行ってきました。

しかも、朝4時に一人で家を出ていきました。

まだ暗い甲東園の坂道を自転車を押して
森林公園の入口に自転車を止めて
まだ暗い中を、懐中電灯で道を照らしながら
歩いたそうです。

で、自然の家に着くころには東の空が明るくなり
お目当ての樹液の出る木に行ってみると・・・。

 クワガタとカブトムシがおってん~!!

クワガタは逃げられたけど
カブトムシはキャンプをしていた若いパパにあげたらしい。

 パパさんめちゃくちゃ喜んでくれたわ。
 子どもが欲しがっててんて。


帰るころには森林公園も朝の散歩のひとが増えていたらしい。

 どこかのおじいちゃんが話しかけてきてくれて
 その人といっぱいしゃべってん。

そのおじいさんは、
「虫の研究がしたいなら、まず、学校の勉強をしっかりせなあかん。
いい研究をするにはいい大学に行かなあかん。しっかり勉強しなさい。」
と、言ってくださったそうです。

おじいさん!
朝からいいこと言いましたっ!

そのおじいさんにぜひ我が家にご来訪いただき、長男の前でもう一度言ってほしいところです。

そんなこんなで、
夜中に一人で家のトイレに行くのは怖いくせに
なんで暗い森林公園や甲山を歩くのが怖くないのか
まったくわからないけど
彼は満足したようです。
6時半ごろ帰って来て、興奮してしゃべりまくり
朝ごはんを食べて
また寝て
朝の部活に出かけていきました。

 朝の山ってな
 カブトムシもおって楽しいけどな
 人とのふれあいがいちばん楽しいな。

むすこ!
朝からいいこと言いましたっ!


いまがいちばん、あしたもいちばん!

きのこきのこきのこ!

2014年07月22日 | 自然観察
段々と飽きてきました。
次男と虫取りに行くことに。

でも、こうやって次男と二人で甲山をぶらぶらできるのも
あともう少しの時間だろうな
と思って、
また、行ってきました。


でも、いやぁ~素晴らしい!
梅雨明けの甲山は
そこも、ここも、きのこだらけ~!!


仁川広河原あたりで群生していたでっかいきのこ!
触ったところがみるみるうちに青くなっていく。
スポンジケーキみたいにふわふわで、
きのこのいい香りがする。
割ってみると、割れたところが空気に触れたとたん青くなる。

おお~!なんじゃこりゃ~!

図鑑で調べたところ「イロガワリ」というきのこらしいです。
そのまんまじゃな。
しかも、食べられるそうです。
かなり大きい傘をしているし、いいかも!
でも、やっぱり食べるのは怖いです。


ほかにも、
シロオニタケ みたいなのとか
テングタケ 系なのとか
アカジコウ っぽいのとか
いや、どれも図鑑で調べて名前を当てはめてみてるだけですけど。


でも、でも、
今日はすごい出会いがあったのです!

タマゴタケ~!!

この感動!
フォントサイズを変えることでしか表現できません!!

これまで、図鑑やきのこのサイトでタマゴタケを見て
かわいいな~(はーと)
と思っていたのです。
六甲山に生えているのは聞いていましたが
まさか、今日、甲山で出会えるとは!!

いいね~!
かわいいね~!

しかし、そう叫びながらシャッターをきっているうちに
次男の機嫌があきらか悪くなってきました・・・。


「きょうは、おかあさんよかったね。
 いいきのこがいっぱい見れて。
 ぼくはクワガタ1匹も見つからなかったけど
 おかあさんがよろこんでいるからいいよ。」


ムカッ!!
この言葉。文字だけ追うと優しい言葉のようですが
この偽善に満ちたこの言葉!!

ムカムカ~ッ!!
なんだよ!あんたが甲山に虫取りに行きたいって言うから
暑くて面倒だったのに、付き合って来たのに!
そんな言い方ってないやろ!

「いや、でも、本当によかったなぁと思って。
 タマゴタケ見たかったんやろ、おかあさん。」

ムカムカムカ~ッ!!

どんだけ偽善やねん!
そんなん嫌味やんか!
もう、おかあさん、甲山は一人でしか行かないから!

あとは、二人ともだまったままで、仁川を下って帰りました。


いや、でも、ほんとのところ
きょうはいいきのこがいっぱい見れて
おかあさん、ほんとよかった!!


いまがいちばん、あしたもいちばん!

家のあじさい

2014年07月13日 | ご地域
この家に引っ越してきたときに、実家のあじさいを挿し木して植えたのが
えらい立派に大きくなって、
毎年、初夏には立派な花をたくさんつけてくれます。

道行く人々にも喜んでいただけて
時々、花の写真をうつしたり
あじさいと一緒に車いすのご老人や
ベビーカーの赤ちゃんや
記念撮影してくださってます。

で、先月の初めごろだったか
玄関のピンポンが鳴って
「あの~、すごく図々しいお願いで申し訳ないのだけど
一枝いただけないかしら。」と初老の女性が来られました。

どうぞ、どうぞ~
大きくなりすぎて道路にも溢れるので困ってたんです。

と、気に入った枝を2,3本切って持って帰っていただきました。

「ありがとう。ここのあじさいね、毎年楽しみにしてるのよ。
挿し木にして、うちで増やしてもいいかしら~」

どうぞ、どうぞ~。
喜んでいただけるとこちらまでうれしいです。



そんなことがあったのですが、

昨夕、ピンポンが鳴って、
またあの女性がいらっしゃいました。

「あのね、本当にごめんなさい。先日いただいたあじさい、挿し木しっぱいしちゃって。
図々しくて本当に申し訳ないのだけど、もう1本いただけないかしら・・・」

季節が過ぎて、花はもう花ではなく、葉緑素もできてすっかり「ガク」になってるんだけど
どうぞ、どうぞ~
と、よさげな枝を2本お渡ししました。

そしたら、

「これ、家にあったもので申し訳ないんだけど・・・」
と、紙袋を差し出してくださいました。

いえいえ、そんな結構です
と、答えた私の横で
出てきたみなみがすでにしっかり受け取り中をのぞいて目を輝かせている。

中には、うちの子の大好きなカルピスが入っていました!

あはは、断れないや。ありがたい!

で、お互い恐縮しながら
では、また~
と、お別れしました。

どこのどなたか存じ上げないんだけど、

こんなに、しあわせな気持ちにしてもらって、
ありがたいです。

このあじさいの枝を挿し木にして持ってきてくれた実家の母の
何よりもの「引っ越し祝い」だったんだなって
今、思います。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

みんながお食事中

2014年07月09日 | 自然観察
つづきです。

なかよし池でピーコックのお弁当を食べて
リコーダーも吹いて
恥ずかしさのあまり、逃げるようになかよし池を後にして
甲山キャンプ場の方へ向かいました。


そして、モリアオガエルの池のそばにさしかかったとき・・・

サササーッと音がして
道の向こうをながーいものが横切りました。


へびです!!


私、ニョロは苦手です。
山ではなるべくニョロには会いたくない。
さらに、下品を承知で言わせていただければ
エロにもグロにもゲロにも
山では会いたくありません。

なのに、目が釘づけ!!


ニョロは私の前で動きを止めて、こちらを向きました。
あ!なんかくわえてる!!
ニョロの口から、モリアオガエルの縦半分の体がベロンと出ていました。

ニョロはお食事中だったのです!

しかも、そのニョロは、
初対面の「ヤマカガシ」でした。
こわい~!!

(こういうとき、誰かと一緒に歩いていたら
 ワーワーキャーキャー言いあえて楽しいのにな。。。と、思ったり。)


で、帰り道。
森林公園でトカゲに会いました。
トカゲもニョロっとしてるけど、これは大丈夫。
カメラを向けてもじっとしてるので、その視線の先を見てみると
蝶がいました。
しばらくしたあと、トカゲはとびかかったものの、蝶には逃げられてしまいました。
残念!

で、続けててくてく歩いていると
何かがもぞもぞ動いていました。
それは、大きな潰れた毛虫を食べているオオヒラタシデムシでした。
元気にお食事中でした。

私も、ヤマカガシも、トカゲも、オオヒラタシデムシも
みんなおひるごはん。

イッツ・ア・生態系ピラミッド



いまがいちばん、あしたもいちばん!

本日の山行

2014年07月08日 | 自然観察
台風が近づいておりますわな。

山に行くなら、今日しかないですわな。

たとえ週末には台風が過ぎ去ったとしても
来週からは、子どもの行事が立て続けにありますわな。
そして、上の子の三者面談では特別警戒警報に該当するほどの嵐が
吹き荒れることが予想されますわな。

なので、今朝は
洗濯が終わったら掃除はやらないで
リュックに荷物詰めて
れっつごぉ!



本日の課題は。。。
①これまで行ったことのない、五ヶ山古墳公園を通って仁川自然植物園まで行ってみる
②甲山で笛を吹く
③なかよし池でお弁当を食べる


さて、いきなり考察
①について
 しんどい。しんどすぎる。しんどすぎるわりに、得るものがないように感じられるコース。
 いつも、みなみと行くときは、仁川駅から植物園前までバスに乗っているんだけど
 これまでは、「歩いて行けるのにバス代もったいないな」と思っていたが、
 全然もったいなくないことがわかった。それぐらいしんどい。
 しかも、大きくて素敵な家がたくさんあって、それらがみな、
 阪神南県民局エリアのしもじもの者の暮らしを見下している。
 じゃなかった、見下ろしている。
 送り仮名に「ろ」があるのとないのとでは意味が違う。

②について
 本当は、ピクニックロードの途中から広河原へ行きたかったんだけど
 なんだか怪しい営業車が道の入口付近に止まっていて怖かったので、
 私は念のためリュックから笛を出して首から下げた。
 こちらの笛は、ホイッスルの笛。
 私の本日の課題の笛は、リコーダーの笛。
 もしピクニックロードでリコーダーを首から下げて歩いていたら、まるで小学校の音楽会みたいで
 怪しい営業車よりももっと怪しい。
 で、なかよし池で、なんと私、デビューを果たしてしまいました!!
 吹く前の想像としては、私のリコーダーの音色が、木々の葉をゆらし、甲山に響き渡るんじゃないかと思っていた。
 が、ただただ広い自然の中では、リコーダーの音は空に吸い込まれてしまい、あんまり響かない。
 腹筋を鍛えたい。

③について
 なかよし池でランチをした。
 今じゃすっかりイオンとなってしまったピーコックの夏のお惣菜セット284円(税別)が
 とってもおいしかったわ。



しかし、この甲山でランチをしていたのは、
私だけではなかったのであった。

つづく。


いまがいちばん、あしたもいちばん!
 




キヌガサタケに会えたぞ!

2014年07月07日 | 自然観察
キヌガサタケってご存知でしょうか。

6月~7月の朝、竹林にはえるきのこです。
それは、
「エレガント」 で
「優雅で繊細」 で
「優美な姿をした森の妖精」 とか
「キノコの女王」 とか
言われております。

写真でしか見たことないので、
いちおう、きのこがすき、とか言っている私としては、
ずっと前から、ぜひ一度本物を見てみたかったのです。


そんな今日この頃、
ライブなキヌガサタケに出会う機会がありました!



竹林に足を踏み入れるや・・・

出会ったーっ!

この感動。
フォントサイズを変えることでしか表現できません。

すごいっ!すご~い!

キヌガサタケさんが、あっちこっちに生えています!!

ああ、会いたかったよ~!!


しかし・・・
よく眺めてみると。



確かに、きれいなキノコではありますが、
これがはたして
「優雅で繊細」かというと
なんか違う気がしてきました。


思ってたよりも、デカっ!!


「エレガント」というのもなんか違う気がする。

「森の妖精」というのも、妖精という私のイメージとはなんか違うなあ。


私の感想としては、
「40代も半ばを過ぎた、がっしり体型の主婦が
 何かのキャンペーンで、強引に ウェディングドレスを着てみた」的
な感じでした。(モデルとしては、私だ・・・)


もちろん、素敵です。感動です。
でも、よくある表現とはちょっと違う気がしたのでした。


ヒダの部分を触ってみると、想像していた感触とはちがって
リビングのラグの下に敷く網状のすべり止めに似ていました。

軸の部分は、触った感じも割れる感じも
「うまい棒」に似ていました。

よく言われている臭いにおいは、それほどでもなかったな。
「生ゴミの日、ゴミ袋からもれちゃったスイカの汁のにおい」でした。


だからと言って、残念だったのでは決してありません。



本当に、出会えてよかった!
本当のキミの姿を知ることができて、本当によかった~!


いまがいちばん、あしたもいちばん!









日々のこだわり

2014年07月05日 | いろいろ
仕事で1日何回か、3フロアー分の階段の上り下りをします。
私の日々のこだわりは、これを足で行くこと。
当然なのかもしれないけど、こだわってるつもりなのでこだわりです。

エレベーターで行くとすぐなんだけどね~。
地味に、トレーニングのつもりです。。。

しかし、あれですわ。
階段の上り下りは、年取ったことをいやでも実感させられます。

下り。
老眼のせいか目がうろうろして、足元が危ない。
若いころ、なぜあんなにスッタカタッタッターと下りれたのか。
上から下りてくる若い職員の足音がどんどん近づいて、
ものすごいプレッシャーを感じる。
いつ何が起きてもいいように、常に手すりに手を置いておくことを忘れない。

上り。
重い。つらい。息が切れる。


で、私、いいこと考えました。
階段を上りながら
「これは山だ。これは山だ。」と自分に言い聞かせるのです。

体の軸を意識して、胸を開く。
静荷重、静移動。
背中にエアザックを背負います。
よりリアル感を出すために、ショルダーベルトの位置に手をひっかけます。

さあ、次の踊り場からは、阪神の街並みが見えるぞ(見えない)。
上りきったら、一軒茶屋だ(まさか)。
下り終えたら温泉とビールだ!(ありえない)。

そして、自分のフロアに到着したら
よし、今回もよく頑張った。と、自分をほめてあげます。
そして、ゼェゼェ荒い息を殺しながら、何事もなかったかのように
平気なふりして机に戻ります。


こういったどうでもいい地道な努力が
明日の歓びへとつながっていくのです?



いまがいちばん、あしたもいちばん!