中2の次男の参観は、古文の授業だった。
いま授業でやっているのは、中学古文の定番「枕草子」。
国語の先生は「春はあけぼの」から順番に現代語訳をしながら
清少納言の描く「をかし」の世界を説明されていた。
が。
子どもたちの反応がどうもよくない。
授業に集中していないのではない。
先生の質問に対しては、積極的に手が上がっている。
しかし、先生が説明される季節の風景が、どうも、具体的な画像として
イメージできないようなのだ。
「やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて」
→そんな時間に空見たことないし。
「ただ一つ二つなどほのかにうちひかりて行くもをかし」
→蛍なんかナマで見たことない。
「雁などの連ねたるがいと小さく見ゆるは・・・」
→鳥がⅤ字に飛んでるところなんて知らんし。
「火桶の火も白き灰がちになりてわろし」
→炭の白くなったの見たことないし。
ええーっ!!
朝練とかで早起きするやん。
鳥がⅤ字で飛んでるのなんか、フツーに見れるやん。
炭かって、バーベキューのときなんか、炭の色が変わっていくの見てると飽きへんやん。
みんなどこ見て暮らしてんの?
しかし、実感のないままをかしの世界を読み解いていく少年少女たちは
テストでよい点をとり評価され次の日本を作っていく。
がびがびーん。
をかしのこころ。ピンチ!
いまがいちばん、あしたもいちばん!
いま授業でやっているのは、中学古文の定番「枕草子」。
国語の先生は「春はあけぼの」から順番に現代語訳をしながら
清少納言の描く「をかし」の世界を説明されていた。
が。
子どもたちの反応がどうもよくない。
授業に集中していないのではない。
先生の質問に対しては、積極的に手が上がっている。
しかし、先生が説明される季節の風景が、どうも、具体的な画像として
イメージできないようなのだ。
「やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて」
→そんな時間に空見たことないし。
「ただ一つ二つなどほのかにうちひかりて行くもをかし」
→蛍なんかナマで見たことない。
「雁などの連ねたるがいと小さく見ゆるは・・・」
→鳥がⅤ字に飛んでるところなんて知らんし。
「火桶の火も白き灰がちになりてわろし」
→炭の白くなったの見たことないし。
ええーっ!!
朝練とかで早起きするやん。
鳥がⅤ字で飛んでるのなんか、フツーに見れるやん。
炭かって、バーベキューのときなんか、炭の色が変わっていくの見てると飽きへんやん。
みんなどこ見て暮らしてんの?
しかし、実感のないままをかしの世界を読み解いていく少年少女たちは
テストでよい点をとり評価され次の日本を作っていく。
がびがびーん。
をかしのこころ。ピンチ!
いまがいちばん、あしたもいちばん!