いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

庭でテン泊

2014年08月31日 | いろいろ
この頃、朝晩とっても涼しくなったので
夏休みの最後の記念に
とうとう、庭でテント泊してみました!

近くのドラッグストアから、ネピアのトイレットペーパーのダンボールを2つもらって
それを開いてレンガの上に並べて敷き、
その上にグラウンドシートを敷いて
テントを立ててみたら、
いや~ん、いいや~ん♪

テントの中に
マットやらランタンやら枕やらお菓子やら運び込んでいると
お隣のご主人が
「今日は何をされるんですか?」
と声をかけてこられました。

ほんま、こんな狭いとこで何をされてるんでしょう?
「テントです。」
答えにもなってない答えをしてその場をごまかしました。

家の前の道を親子連れが通りました。
女の子が
「あ、パパ見て!テントがあるよ!」と言いましたが
それに対するパパの返事は聞こえませんでした。
きっと
「見ちゃダメ」とかジェスチャーで返されたのでしょう。

トイレもあるし、お風呂もあるし
テントに寝転んで、リビングの窓ガラス越しに
鹿島アントラーズ対FC東京の試合を見て
お菓子を食べながらトランプをして
寒くなってきたので、シュラフを出してきて
あっという間に眠りにつきました。


翌朝、新聞配達の音で目が覚めました。
配達の人が
「ようやるわ」と独り言を言ったのを聞き逃さなかったぞ。

「悪かったな!」と
テントの中から返事したろうかと思ったけど
やめときました。

ま、そんなこんなで
やっとの念願がかなった庭でのテン泊でしたが
普段の生活となんら変わらない夜を過ごしたのでした。

やっぱ、テントは自然の中がよいね。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

セミと台風

2014年08月19日 | 自然観察
朝、シャッターを開けたときに
リビングにサーっと吹き込む風は、
もう秋ですな。

あれだけうるさかったセミの声も、
台風11号をさかいに
めっきり少なくなったように感じますな。


あの大風のなか、
セミたちはどうして過ごしていたのだろう。
甲虫類と違って、セミたちは、一度土の外へ出てしまったら
夜はまた木の根元に潜って寝る
とか
木のうろの中に潜って寝る
とかしそうにないもんな。

6本の足のツメをしっかりと木の皮にひっかけて
大風に飛ばされないようにふんばっていたのだろうか。
それでも、たくさんのセミが飛ばされていったんだろうか。

映像的に想像するに
「ハリーポッターと賢者の石」の
ホグワーツ特急で「カエルチョコ」が窓から逃げていくような
あんなふうに飛ばされているんじゃないかと
思うわけです。

さらに、思いを巡らすに
7年の土中の時を経て
あの台風の日に羽化する予定だったセミたちは、どうしたのだろうか。
さなぎの殻から逆立ちの格好で脱皮して
大風に吹き飛ばされたりしなかっただろうか。
今日は台風だから、羽化は明日にしよう、とかできるのだろうか。

そんなこんなで、
台風11号のあと、急にセミの声が少なくなったのだろうか。

今鳴いているセミは
台風が通り過ぎたあとに羽化したセミなんだろうか。


子どもが夏休みだと
なかなか自分の思う通りに行動することができなくて
そんなことをツラツラ考えて
考えているうちに気になって仕方がなくなって
でもそれを確かめるすべもなく
想像ばかりがふくらんでいく
今日この頃。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

鈴虫の声

2014年08月12日 | 自然観察
前夜
「あ~、なんか鈴虫の声が聴きたくなったなあ」
とつぶやいていたら

仕事から帰ったら
鈴虫が2ペア玄関にいて、私の帰りを待っていた。

次男が近所の児童館からもらってきてくれた。

よく見ると、足元が
カマドウマっぽくて気持ち悪いけど
羽音はとってもいい音色。


寝苦しい夜も
鈴虫の声がすれば

めっちゃ、涼むし。


いまがいちばん、あしたもいちばん!


早朝の山は彼を成長させてくれるのだ。 その3

2014年08月06日 | 息子たち
起床までにはまだ時間があったので
私は、布団の上に寝転がったまま
次男がシャワーを浴びる音を聞いていた。


ジャーーーー (←シャワーを浴びる音)
バタバタバタッ(←風呂場からトイレへ走る音)
ジャーーーー (←トイレの水を流す音)
バタバタバタッ(←トイレから風呂場へ走る音)
ジャーーーー (←シャワーを浴びる音)
バタバタバタッ(←再びトイレへ走る音)


何回かこれの繰り返しがあった後、

グショッグショッグショッ・・・
と足踏み洗濯の音が聞こえてきた。



次男の話によるとこうだった。

いつもの樹液の木に行ってみると前よりもたくさんのカブトムシやクワガタがいた。
あきくんにあげるために、その中から一番大きいカブトムシを1匹選んで
帰路につこうとしたとき。

ギュルルルル・・・

音がした。

おなかが冷えている。。。
でも、きっと、まだ大丈夫。
彼は自分に言い聞かせた。

ギュルルルル・・・

また、音がした。

大丈夫だから。
森林公園のトイレまではもうすぐだから。

しかし、やがて、我慢できないくらいおなかが痛くなってきた。

今日は前回より出発が早かったから
まだ、森は薄暗い。

そんななか、一人で茂みに分け入ってエマージェンシートイレをする
勇気はまだ彼にはなかった。
イノシシがいるかもしれない
へびもいるかもしれない
その恐怖に比べたら、このまま、このまま・・・

そして、そのまま・・・。

彼は、とにかく一刻も早く
森林公園入口に置いている自転車のところへたどり着きたかった。

しかし、前回もそうであったように
早朝の森林公園では、もう何人かの人々が散歩をしていた。

「おはよう、ぼく、早いね」
「おはようございます」

今日はそれ以上話したくなかった。
声をかけてくれたおばちゃんやおじちゃんには
「この子クサッ!」
と思われているに違いない・・・。
恥ずかしい・・・!!

公園の入口に着いた。

が、なんと!!
僕の自転車の前の石に
おじいちゃんが座っているではないか!
そして、
「おはようさん。」とニコニコしているではないか!

僕にかまうな!
僕に近寄るな!

しかし、おじいちゃんは、彼が首からかけていたホイッスルのひもが
ねじれているのを直してくれようと手を伸ばしてきた。

彼はお礼だけ言うと
一度もサドルにお尻を置くことなく、上ヶ原台地の坂を激下ったのであった。。。





彼は、この日の朝、
その翼を大きく広げたのであった!


あきくんも、大きなカブトムシ
よろこんでくれたよ。



いまがいちばん、あしたもいちばん!

早朝の山は彼を成長させてくれるのだ。 その2

2014年08月05日 | 息子たち
朝の3時半。
前回よりも30分早い。
次男は、前の晩から玄関に用意していた昆虫採集道具を持って
いそいそと出かけて行った。

私は、犯罪に巻き込まれるんじゃないか心配だけれど
眠さのあまり、自分の身体を布団から出して
玄関で見送ってやることすらできない様子からすると
そこまでは心配していないということになるのだろうか。

いや、でも、心配だ。

次男が出かけてから、日の出が近づき空が白み始めるまでは
なかなか眠れなかった。。。

しかし、6時前、
次男が帰って来て玄関のドアを開けた音で目が覚めたということは
やはり、そこまでは心配していないということになるのだろうか。


「ただいまっ!」

「おかえり~、どうやった?カブトムシ採れた?」


しかし、次男はそれには答えず、
風呂場に直行したのであった。

いったい、
彼の身に何が起きたのだ。。。
なんとなく、わかるけど。


またつづく。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

早朝の山は彼を成長させてくれるのだ。 その1

2014年08月05日 | 息子たち
次男は、友人の弟「あきくん(仮名)」がかわいくてたまらない。
その友人は、うちの庭に一緒にビオトープを作ったりしている親友なのだが
いつも一緒についてくる彼の小4の弟あきくんのことが、次男はかわいくてたまらないのだ。

なぜかわいいのかというと
あきくんも昆虫が大好きで、
次男の昆虫論を、
「うるさい」
「もうええから」
「しつこい」
「ながい」
といったことを一切言わず目をきらきらさせて聞いてくれるからだ。

あきくんはカブトムシが大好き。
でも、山で採ったことはなくって
先月お小遣いでホームセンターで買ったらしい。
それをとてもうれしそうに僕にみせてくれた
と、次男はまたまたあきくんのことがかわいくてたまらない。


しかし、先日、そのカブトムシがお亡くなりになった。

カブトムシがひっくり返った飼育ケースを
あきくんはとても悲しそうに次男に見せてくれたそうだ。


そこで、次男は考えた。
だいすきなあきくんのために、カブトムシを採ってこよう!
早起きしてまた甲山に行って来よう!
あきくんの大喜びする顔を想像するとワクワクして眠れない!
と、彼は昨夜早くベッドにもぐりこんだ。

そのおよそ9時間後
彼は自分自身大きく羽ばたくことになることなど
つゆ知らず。

つづく。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

ツクツクボウシの声

2014年08月03日 | 自然観察
いっぽうで、

ツクツクボウシの声を聴くと
あー、暑かった夏も終わりに近づいてるんだなー、とか思うけど
だからと言って、切ない気分にはならないのはなぜだ。

ツクツクボウシの声を聴くと
高原のお茶屋さんで
そこの手作りの大きな冷たい木綿豆腐を食べているような気分になる。

そして、
 ツクツクボーッシ、ツクツクボーッシ、・・・・・
と鳴いた後に
 ツクボーオーッシ、ツクボーオーッシ、・・・・・
と調子が変わって、
最後に
 ジー。
と終るまで、それぞれの鳴き方を何回繰り返すか
数えてその定理を導き出そうとしたことのある人は
私だけではないはずだ。

そして、なかなか最初の
 ツクツクボーッシ、ツクツクボーッシ、・・・・・
が調子が終わらなくて、
途中で数えるのをやめてしまったこともある人は
私だけではないはずだ。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

ヒグラシの声

2014年08月03日 | 自然観察
ヒグラシの声って、なんであんなに切ないんだろう。

ヒグラシの声を聴くと、なんであんなに泣きたくなっちゃうんだろう。

山を歩いていて
ヒグラシの鳴き声を聴くと
はぁ~って
へなへな~って
なっちゃいませんか?


いまがいちばん、あしたもいちばん!