いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

なんだこの違和感は。

2020年08月02日 | 自然観察
甲山森林公園のブログに、
「公園での過ごし方【生きもの編】」という記事がありまして。

どうなんだろ。
これ、どうなんだ?
私には違和感しか感じられないぞ。

(以下、カギカッコ内は、甲山森林公園のブログより抜粋した文章です)

「生きものたちにとって公園の環境は一番過ごしやすい場所です。」
そうなのか?
生きものたちは、一番過ごしやすいからそこに棲んでいるのか?
あーここは過ごしやすいわ〜て、虫に聞いたのか?

「公園とは環境が違う中で、生きものたちは長く生きていけるでしょうか。」
お家に持って帰って大事に育てたほうが長生きするものもいるよね。

「公園と同じ環境をつくらなければいけませんし、それは簡単なことではありません。」
ちょっと極論過ぎないか?

「公園スタッフは生きものたちの過ごしやすい場所をつくるため、草刈り時期、場所などを考え環境整備などを行っています。ですが、せっかく場所を整えても生きもの自体がいなくなってしまえば、意味がありません。」
ん?生きものを持って帰ってはいけないのは、公園スタッフのためではないだろう?


ちがうんだ。
そうじゃないんだ。

子どもにくらい、家族で捕まえた生きものを持って帰らせてあげようよ。
大事に飼ってあげて、朝も昼も夜も一緒に過ごして、時間や季節の移り変わりによって変わる生きものの生活の仕方を
ドキドキしながら知ることを子どもに体験させてあげようよ。
死んでしまった悲しみを味わうのも大事な体験。
標本にして生きものの細かい部分まで観察することも大切。きれいな色を残しておきたかったのに、殺したら色が変わってしまった、ていうのもいい研究。
きれいな花やおもしろい形の葉っぱも、ブーケにして持って帰って、お家のテーブルに飾って、甲山の楽しかった思い出を家族で語り合うのもすてき。
採ってきたときは気づかなかったけど、葉っぱについてた何かの卵が孵化して、かわいい幼虫が歩いているのを発見するのも楽しい。

そんなワクワクドキドキのチャンスを子どもたちやその家族から奪わないで。

と、思うのです。
そして、伝えるべきことは、この記事に書かれていることからのアクセスではない、と思うのだ。
では、なに?というと、長くなるのでまた別の機会に。

いやいや、これは、子どもたちにではなくて、商売ハンターに向けて言ってるんですよ、
ていうのであれば、
こんな生易しい文章ではダメだ。
そもそも、そんな輩は、こんなブログなんか見ないから。

とにかく。
私には違和感しかないのだ。

今がいちばん、あしたもいちばん!