いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

家族でおいでよ。

2016年03月22日 | 自然観察
先日、甲山をぶらぶらしていたら、地元のボーイスカウト(の年少組織?)の子どもたちとちょっと仲良くなった。

おしゃべりしていて
「ボーイスカウトは、甲山によく来るよね。他ではこーへんの?」
と、聞くと
「学校の遠足で来た。」と言う。

「そっかー。西宮の小学校だと甲山に遠足に来る学校多いよな。家族では来たりせーへんの?」
と、たずねると

「家族では、来たことない。」
「家族で山に遊びに行ったりせーへん。」
とのこと。

え?
そうなん?

「家族でも遊びに来たらええのに。
 ボーイスカウトや学校の遠足だと、みんなで行動するから、自分のすきなことできへんやろ。」
「うん。そやねん。」
「あっちに行ってあれ見てみたい、とか、もっとこれで遊んでたい、と思ってもできへんやろ。」
「そやねん。」

「お弁当はな、インスタントラーメンがおススメやで。」
「え!?インスタントラーメン山で食べるん?」
「そやで。別にな、いちいち火を起こさんでもええねん。ポットに熱いお湯入れて持って来て、お昼にカップラーメンつくるねん。」
「えーなー。」
「おにぎりと一緒に食べたら、むっちゃおいしいで。こんど家族でのんびり来てみたら?」
「うん!お母さんさそってみる!」

ボーイスカウトの目的とは、違うことを教えてしまったかもしれないけど
あの子たちにとって、甲山が鍛錬だけの場所ではあってほしくなかったので、よけいなおしゃべりをしてしまったのだった。

それにしても、ボーイスカウトにかぎらず、自然遊びクラブや体験イベントに子どもを預けてるのに
家族では山に行ったことがないという親とは、子どもがそこに行っているあいだ、何をしているのだろうか。


はるがきた。
インスタントラーメンを持って、山へ行こう!
 (ゴミは持ち帰りましょう。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。お酒は楽しくほどほどに。いつも心に灰皿を。)


いまがいちばん、あしたもいちばん!





最善の方法はなにか。

2016年03月17日 | いろいろ
その解釈は間違っているとわかっていながら
自分たちの都合のいい解釈を強引に通し、

その解釈は間違ってますよ。

という私に、
自分たちが間違っていることはわかってやっている、ということは
他の人にはだまっておいてね

と言われたとき

さあ、私はどうする。

そんなずるいことはキライだから、私はその都合いい解釈を通したくない。
しかし、それを強引にしようとすると、
ことがスムーズにすすまなくなる。

間違っていることは通しません
と、相手に伝えながらも、相手の希望もある程度汲んであげられるような
いい解決方法はないものかしらん。

間違いは正しながら、信頼関係も作りながら、総合的にベストな結果が得られる方法はないかしらん。


しかし、そもそも、やはり、根本の認識が本来の目的から外れているよなー。
そこからわかってもらうのは、至難の業。

でも、それが、私のしごと。

いまがいちばん、あしたもいちばん!



点をとりに行け。

2016年03月15日 | 息子たち
またまた、次男のはなし。

次男の思考回路。
私、きらいじゃない。むしろ、好きだったりする。

先日、英語の復習の問題集をみてやっていた。
(次男は、脳みその定着力が著しく劣っているので、復習に付き合ってやっている。)

問題:次の英文には誤りがあります。正しい文に書き直しなさい。
 ① This is not a my house. That's my friend house.

次男の答案
   This is not my house. That's my friend's house.

ほら~、また、間違えたよ。
一度 Thisで出てきた言葉は、次からはitでいいやろ
ふたつめの文は、 It's my ~ やんか。
と、私が言うと。

なんで?
「これは、私の家ではない。でも、あっちは、友達の家やねん。」だって、十分にありえる話やん!
と、次男。

彼の性格じょう、彼は決して屁理屈で言っているのではない。
心から、そのストーリーを組み立て回答しているのだ。

私も中学生時代、先生に同じことを訴えたことがあったことを、思い出したよ。

でもさぁ。採点者からすると、そんな物語どうでもええねん。
出題者は、何を試そうとしてこの問題を作ったか、何を答えさそうとしてこの問題を出しているか
そこを考えて答えようよ。
自分のメルヘンはおいといて、まずは、点をとりに行こうよ。

まだある。

問題:下線部をhe,she,itのどれかに置きかえて(  )に書きなさい
 ① Shiro is a small dog.  →(  )is a small dog.

次男の答案 He is a small dog.

なんでやねん。シロがオスとはかぎらんやんか。メスのシロかもしれへんやん。
と、私が言うと。

じゃあ、この答えはわからんね。
と、次男。

なんでやねん。シロは犬やねんから、it やんか。

えー!なんで!!自分のペットをitだなんて、ひどいやん。

でも、動物は、itやねん。

お母さんは、トニーのことをitだと思うん?
僕にとっては、トニーはheやで!家族やもん。

そう言われてみれば、動物を物と同じit扱いするのは、ひどい話だな。
でもさあ、そこは飲み込んで、まずは、点をとりに行こうよ。

長くなってごめんな。
まだあんねん。

問題:次の質問に英語で答えなさい。
 ① Is Rio playing tennis? → Yes,(  )(  ).

次男の答案 Yes,he is.

えー、リオは女の子の名前だから、Sheやろ。
と、私が言うと。

リオは男の子の名前やろう。
と、次男。

えーでも、ながたりおちゃん(仮名)は女の子やん。
と、私。

でも、ぼくは、みなみやで。男やで。

そう言われてみれば、たしかにそうだ。

でも、とりあえず、点をとりに行ってくれよ。

次男は、素直なお子なんだけど、この日の英語は、どうしても納得いかない顔をしていた。
 
あー私の子だから仕方ないのか。


いまがいちばん、あしたもいちばん!





私はね、それでいいと思うんですよ。

2016年03月15日 | 息子たち
先日の次男からのはなし。

理科の時間、班ごとの実験。
次男の班は、ほかのみんなはあんまりやる気がなくて
実験のあいだじゅう、昨日のテレビのはなしや、ゲームのはなしばかりしているらしい。

次男はだからと言って別に気にすることはなく
次男ひとりで、実験材料を用意して、ひとりで実験をして
「みんなー、結果でたでー」とみんなを呼んで各自ノートに記録して

てなかんじで、やっていたらしい。

すると、授業のあと先生に呼ばれたらしい。

あかんやろ。

と。

次男:だって、みんなやる気がないんですよ。

教師:やる気ない人も誘ってみんなで実験せなあかんやろ。

次男:やる気ない人を説得してたら、実験できません。

教師:おまえな、将来、研究者になりたいんやろ。
   研究っていのは一人でやるもんちゃうねん。
   グループで研究するもんやねん。
   いまのおまえのやり方じゃあ研究者なんかなられへんぞ。

次男:先生、研究者のグループはみんなやる気がある人のグループでしょ。
   今の班とは、最初から、集まっているひとの意識がちがうじゃないですか。
   ぼくだってみんなにやる気があるなら、意見が違ったって協力してやります。
   やる気がない人の話と研究者の話とは、違うんじゃないですか?

教師:もうええわ。


お母さん、ぼく、まちがってるかなー。

うーん・・・。

正解では・・・ない・・・かもしれない。
こともないかもしれない。
先生的には、その指導はごもっともであるが、
次男の理論も間違っているとは言い切れない気もして、

あえて、ここでだけ言わせていただくと、
次男のようなやり方、私はね、それでいいと思うんですよ。

でも、まあ、ここは学校だから、そういった人たちも一緒に頑張りましょうっていうのが正解だから
たとえ、実験ができなくても、そういった人たちと話し合うことが大切で、
実験は二の次でいいねん。たぶん。

えー、でも、そしたら実験面白くない。 と、次男。

そやなー。


だいたい、この問題で、「研究者はグループで研究するのだ」というたとえを持ち出したのは
先生の失敗だったと思う。
と、次男。
こんな子、先生からしたら、絶対かわいくないだろなー。

学校って、なー。


いまがいちばん、あしたもいちばん!


はやくはるがこないかなー。

2016年03月14日 | 自然観察
急にあたたかくなったとしても
2月とか、3月の上旬とか、そんなんなら、
いや、まだまだ・・・
と、自分に思いきかせて、うきうきしすぎないようにするんだけど。

あー、今日もまだ寒い。

早く、あたたかくならないかなー。

あたたかくなって、
はやくはるがこないかなー。

はるがきたら
野の花でブーケを作ってテーブルに飾ろう。

いろんな色の木々の若芽の写真をとろう。

毛虫やイモムシやシャクトリムシをたくさん集めて
ケースに入れて観察してみよう。

はやくはるがこないかなー。

明日くらいからは、少しあたたかくなりそう。

もうそろそろ、うきうきしてもいいんかなー。

うきうきしてもいいんかなー。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

ある日のできごと。

2016年03月07日 | いろいろ
昨日はとても暖かくて、少し歩いたら汗が出るほどだったよ。
だから、自転車で森林公園の入口に着いたら、トレーナーを脱いで腰にまいたよ。

それまでに、すでにウィンドブレーカーも脱いでいて
それはテキトーにリュックに押し込んだよ。

とちゅう、荷物を整理しようと思い
森林公園のトイレに入って、洗面台の前で、荷物を整理したよ。
すでにぐちゃぐちゃのリュックのなかみを全部出して、
腰にまいていたトレーナーをたたんで奥にしまって
ウィンドブレーカーもていねいにただんで上の方に入れたよ

そうしていると、

ガチャン、ジャーッ

と、洗面台にいる私のうしろにある個室のトイレから水の流れる音がしたよ。

あれ?
気づかないうちに誰かトイレに入ってきたのかな?

でも、振り向いても個室のドアは開いたままで
誰もいないよ。

じゃあ、奥の個室に誰か先に入ってたのかな?
それなら、私が洗面台のとこでいつまでもごそごそしてたら、
怪しい人が入ってきたって、心配してるかな?
心配かけないように、早く荷物をまとめて出て行かなくちゃ。

そう思って、奥の個室の方を見たけど
ドアは開いたままだったよ。

で、もう一度振り返って、私のうしろの個室をのぞくと・・・

誰もいないのに

水がひとりでに流れてた・・・。

誰もいないのに。
「流す」のボタンを押す人は誰もいないのに。
センサーに反応するものはなにもないはずなのに。


怖くなって、全身から力が抜けていくのをこらえて
がんばってトイレを後にしました。

そんなことがあったりした昨日。


いまがいちばん、あしたもいちばん!

職場の友人といちご狩りに行ってきた。

2016年03月01日 | 自然観察
職場の友人といちご狩りに行ってきた。
うるう年とはいえ、まだ2月だというのに、真っ赤に実ったいちごをほおばるのは・・・

なんと、エコではないことよの。

しかし、なんとおいしいことよの。

「さちのか」「まりひめ」「あきひめ」の3種類の食べくらべをしたのだけど
私は、「まりひめ」が一番好きかな。

ま、それはさておき、

同じ職場の友人と行ったものだから
ハウスの中に作られた棚に吊るされたいちごを見て

たったこんだけの土で、なんでこんなに大きく成長してるんだろう
とか
このパイプで、水やりやら追肥やらをしてるんかな
とか
クロマルハナバチの管理はどうやってるんかな
とか
いちご狩りとは違うところが気になってしまったりして。

ほんでもって、
何棟もあるハウスの管理はどれだけ大変なのだろう
とか
法人作ってやらんと個人では無理よな
とか
しかも、こんなとこにお嫁さんにきたら大変よな
とか
あれ、あそこに新しいおしゃれな家があるわ
とか
まあ、あんな素敵な家でも準備せな、お嫁さんこぉへんわな
とか
まったくもって余計なお世話なことが気になったりして。

しかし、一番気になったのは、やはり、受粉のためにハウス内に放たれている
「クロマルハナバチ」さんのことで、

ハウス内に置かれたクロマルハナバチさんのお家のダンボールには
こんなことが印刷されていたんだよ。
「同封の“クロマルハナバチ”の上手な使い方をよくお読みください」

えー!
「使い方」なんだー!
「飼い方」ではないんだー!
たとえ、クロマルハナバチが受粉のための手段だとしても、
ハウスにいてる間は、せめて「飼って」あげてー!

そしてさらに、
・「巣箱処分方法 
1黒いポリ袋に入れて数時間放置する(巣が40度以上を超えた状態で数時間たつと死滅します)
2ポリ袋に入れてスプレー式殺虫剤または農薬をかける」

どういうことーっ!!
受粉の仕事が終わったら、用なしでさっさと殺処分かいっ!

かわいそすぎるー!!
言っとくけど、これは自然との共生でもなんでもないからねーっ!!

あー。
なんか、つらいわー。
あったか~いお部屋に放たれて
お腹いっぱい蜜を食べて花粉を運んで
天敵もいなくてしあわせ~
と思ってたのに
用がすんだら、ぽいっ。

ひどい。
ひどすぎる。。。

しかし、いちごは、おいしかった。

深く考えんとこう。


いまがいちばん、あしたもいちばん!