「W42S」は、約30時間連続で音楽再生が可能なソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製CDMA 1X WIN端末。国内の携帯電話としては、初めて“ウォークマン”の名を冠しており、音楽再生に注力した機能やデザインに仕上げられている。6月下旬発売予定。
新たに音楽再生に特化したチップ「Mobile Music Enhancer(モバイルミュージックエンハンサー)」を搭載。メインチップはクアルコムのMSM6550だが、楽曲データのデコードは専用チップで行なうことにより、メインチップでのデコードに比べて消費電力を低く抑えた。内蔵メモリの楽曲データを再生する場合、約30時間の連続再生が可能となっている。また楽曲再生時には、楽曲データの圧縮時に省かれた高音域を補完して再生するようになっている。
内蔵メモリは1GBで、音楽専用。着うたフルやパソコン向けソフト「au Music Port」から転送した楽曲が保存できるが、ATRAC3形式を扱えるパソコン向け音楽ソフト「SonicStage CP」から転送する楽曲は内蔵メモリに保存できない。パッケージに同梱される「SonicStage CP」では、ATRAC3plus、ATRAC3、WAV、MP3、WMA、AACといった楽曲フォーマットに対応する。
メモリースティックDuo(PRO Duo対応)スロットも用意されており、理論上、最大4GBまでのメモリカードが利用できるという。ただし、現在のところ市場には2GB版までしか登場していない。メモリースティック内には、SonicStage CPやau Music Portで転送した楽曲、あるいは着うたフルが保存可能。メモリースティック内の楽曲と内蔵メモリ内の楽曲をシームレスに再生できる。なお、メモリースティック内の楽曲データを再生した場合、着うたフル(HE-AAC)形式では最大約10時間、SonicStageから転送したATRAC3形式では最大約28時間の連続再生ができる。
大きな特徴として、キー側ボディの下部には、早送りや巻戻しといった楽曲再生の操作ができる「ミュージックシャトル」が配されている。楽曲再生時の音楽プレーヤー機能「シャトルプレーヤー」は、スキンの変更などが可能となっており、ソニー・エリクソンのEZwebサイトから新たなスキンをダウンロードできる。この機能はミュージックシャトルの再生ボタンを長押しした場合のみ起動できる。メインメニューからは「au Music Player」が起動するようになっており、担当者は「シャトルプレーヤーは、au Music Playerを拡張したもの」と説明していた。
W41Sでは、音楽やFMラジオを聴きながらメールやEZwebの操作も行なえる。この場合、方向決定キーなどは画面上の操作を行なう形となるが、「ミュージックシャトル」や同梱のリモコン(マイク付きミュージックコントローラー)を操作すると、BGM再生中も音量変更や楽曲の早送りなどが可能。この操作を行なうと、ディスプレイ上部に再生中の楽曲名、あるいは音量やFMラジオの周波数が表示されるようになっている。同機能は「スマートバー」と呼ばれており、ケータイでの音楽再生を従来よりも楽しめるよう採用されたという。
このほか、PCサイトビューアーやハローメッセンジャー、グローバルエキスパート(au ICカード)、赤外線通信機能などをサポート。なおFeliCaチップは搭載されておらず、おサイフケータイには対応していない。
ディスプレイは、約2.2インチ、240×320ドット、約26万色表示の微反射TFT液晶。スライド式のため、常にディスプレイ部は露出した形になるが、W31Sと同じくウルトラハードコート処理が施されており、液晶部が傷つきにくいようになっている。
有効画素数125万画素カメラを備え、コントラストを自動調整できたりする「ルミナスエンジン」を搭載する。データフォルダ(音楽除く)は約38MB。大きさは約49×106×24mm、重さは約123g。ボディカラーは、スパークピンク、ヒートブラック、プリズムホワイトの3色。パッケージも各色ごとに異なるカラーで、同梱されるリモコンもボディカラーにあわせた色となっている。また同梱のイヤホンは、ソニーの「ウォークマン スティック」のものと同じ製品にってなる。同じく同梱される卓上ホルダはUSBクレードルとしても機能する。
30時間の音楽再生が可能なウォークマンケータイ「W42S」
W31S以降、なかなか本格的な音楽ケータイを発売しなかったソニーだが、やっとW42Sを出してきた。しかも、国内初のウォークマンケータイという名前で登場だ。その名前にふさわしく、LISMO用1GB内蔵メモリーやメモリースティックDuoPRO対応、ミュージックシャトル、長時間音楽再生など、W31Sよりも大幅に強化されているのは嬉しい限りだ。HDD内蔵のW41Tには容量面でこそ負けているが、それ以外の点では最強の音楽ケータイと言えそうだ。これは大人気のW41CAの牙城を脅かす存在になるかもしれない。
ソニー初のフルブラウザに対応した点とUSBクレードル機能付きの卓上ホルダーが付属するのも嬉しい。
唯一W31Sに劣っているのがカメラが125万画素にスペックダウンしてしまった点だろうか。スライド式レンズカバーもないみたいだし、AFが付いているのかも微妙だ。カメラ的にはW31Sよりもかなりスペックダウンしてしまったようで残念だ。
液晶サイズが2.2インチとやや小さい点とFeliCa非搭載も少しさびしい。かなりの力作だが、全部入りまではいかなかった。
ひょっとして、半年後か一年後にこれの防水モデルが出るのかなぁ・・・。だとしたら、TVを除くと最強に近いのだが。
新たに音楽再生に特化したチップ「Mobile Music Enhancer(モバイルミュージックエンハンサー)」を搭載。メインチップはクアルコムのMSM6550だが、楽曲データのデコードは専用チップで行なうことにより、メインチップでのデコードに比べて消費電力を低く抑えた。内蔵メモリの楽曲データを再生する場合、約30時間の連続再生が可能となっている。また楽曲再生時には、楽曲データの圧縮時に省かれた高音域を補完して再生するようになっている。
内蔵メモリは1GBで、音楽専用。着うたフルやパソコン向けソフト「au Music Port」から転送した楽曲が保存できるが、ATRAC3形式を扱えるパソコン向け音楽ソフト「SonicStage CP」から転送する楽曲は内蔵メモリに保存できない。パッケージに同梱される「SonicStage CP」では、ATRAC3plus、ATRAC3、WAV、MP3、WMA、AACといった楽曲フォーマットに対応する。
メモリースティックDuo(PRO Duo対応)スロットも用意されており、理論上、最大4GBまでのメモリカードが利用できるという。ただし、現在のところ市場には2GB版までしか登場していない。メモリースティック内には、SonicStage CPやau Music Portで転送した楽曲、あるいは着うたフルが保存可能。メモリースティック内の楽曲と内蔵メモリ内の楽曲をシームレスに再生できる。なお、メモリースティック内の楽曲データを再生した場合、着うたフル(HE-AAC)形式では最大約10時間、SonicStageから転送したATRAC3形式では最大約28時間の連続再生ができる。
大きな特徴として、キー側ボディの下部には、早送りや巻戻しといった楽曲再生の操作ができる「ミュージックシャトル」が配されている。楽曲再生時の音楽プレーヤー機能「シャトルプレーヤー」は、スキンの変更などが可能となっており、ソニー・エリクソンのEZwebサイトから新たなスキンをダウンロードできる。この機能はミュージックシャトルの再生ボタンを長押しした場合のみ起動できる。メインメニューからは「au Music Player」が起動するようになっており、担当者は「シャトルプレーヤーは、au Music Playerを拡張したもの」と説明していた。
W41Sでは、音楽やFMラジオを聴きながらメールやEZwebの操作も行なえる。この場合、方向決定キーなどは画面上の操作を行なう形となるが、「ミュージックシャトル」や同梱のリモコン(マイク付きミュージックコントローラー)を操作すると、BGM再生中も音量変更や楽曲の早送りなどが可能。この操作を行なうと、ディスプレイ上部に再生中の楽曲名、あるいは音量やFMラジオの周波数が表示されるようになっている。同機能は「スマートバー」と呼ばれており、ケータイでの音楽再生を従来よりも楽しめるよう採用されたという。
このほか、PCサイトビューアーやハローメッセンジャー、グローバルエキスパート(au ICカード)、赤外線通信機能などをサポート。なおFeliCaチップは搭載されておらず、おサイフケータイには対応していない。
ディスプレイは、約2.2インチ、240×320ドット、約26万色表示の微反射TFT液晶。スライド式のため、常にディスプレイ部は露出した形になるが、W31Sと同じくウルトラハードコート処理が施されており、液晶部が傷つきにくいようになっている。
有効画素数125万画素カメラを備え、コントラストを自動調整できたりする「ルミナスエンジン」を搭載する。データフォルダ(音楽除く)は約38MB。大きさは約49×106×24mm、重さは約123g。ボディカラーは、スパークピンク、ヒートブラック、プリズムホワイトの3色。パッケージも各色ごとに異なるカラーで、同梱されるリモコンもボディカラーにあわせた色となっている。また同梱のイヤホンは、ソニーの「ウォークマン スティック」のものと同じ製品にってなる。同じく同梱される卓上ホルダはUSBクレードルとしても機能する。
30時間の音楽再生が可能なウォークマンケータイ「W42S」
W31S以降、なかなか本格的な音楽ケータイを発売しなかったソニーだが、やっとW42Sを出してきた。しかも、国内初のウォークマンケータイという名前で登場だ。その名前にふさわしく、LISMO用1GB内蔵メモリーやメモリースティックDuoPRO対応、ミュージックシャトル、長時間音楽再生など、W31Sよりも大幅に強化されているのは嬉しい限りだ。HDD内蔵のW41Tには容量面でこそ負けているが、それ以外の点では最強の音楽ケータイと言えそうだ。これは大人気のW41CAの牙城を脅かす存在になるかもしれない。
ソニー初のフルブラウザに対応した点とUSBクレードル機能付きの卓上ホルダーが付属するのも嬉しい。
唯一W31Sに劣っているのがカメラが125万画素にスペックダウンしてしまった点だろうか。スライド式レンズカバーもないみたいだし、AFが付いているのかも微妙だ。カメラ的にはW31Sよりもかなりスペックダウンしてしまったようで残念だ。
液晶サイズが2.2インチとやや小さい点とFeliCa非搭載も少しさびしい。かなりの力作だが、全部入りまではいかなかった。
ひょっとして、半年後か一年後にこれの防水モデルが出るのかなぁ・・・。だとしたら、TVを除くと最強に近いのだが。